- ベストアンサー
イラクで誰が誰をテロ攻撃しているの?
イラクで相変わらず(自爆)テロが続いていますね。 よく分からないのが誰が誰を攻撃しているのか? アメリカはじめ西欧勢力の影響を嫌うイスラム勢力(全体として)が彼らを追い出すために? スンニ派がシーア派を、そしてその逆? それと似てるけど、スンニを中心とした旧体制勢力がシーア派(+クルド?)を中心として さらにアメリカが絡む現体制への攻撃? 命を掛けるためには強烈なモチベーションが必要と思いますが。。。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
誰がだれを攻撃しているのかがわからなくなってしまっているのが現在のイラクの情勢です。 イラクの現政府は、親米のシーア派です。 当初政府と協力関係にあったシーア派の反米勢力(サドル派)は既に離脱し、敵対関係になっています。 またこのほど、親米のスンニ派も政権から離脱し、敵対関係になっています。 その他に、反米のスンニ派、外国人イスラム原理主義者、などが暗躍しています。 さらにイラク人の部族抗争にも発展し、テロが起きても、誰が何のために起こしたのか全くわからなくなっているのが現状です。 (自分の属する集団へテロをしかけ、反対派のしわざと見させる事もあるようです) また、イランは、反米シーア派を支援していますが、その勢力が大きくなる事は望んでいませんから、しばしば自分達の支援するグループを抑えにかかったりします。 さの事をサドル派も知っていますから、イラン以外の勢力とも説きに取引して活動しています。 またクルド人にしても、アメリカやEUは、全面的に支援していますが、NATOに属するトルコは、敵対しています。(マリキ政権には協力的) 一方イランは、反マリキ政権ですが、対クルドに関しては、トルコと歩調をあわせる事があります。 (先月だったと思いますが、トルコによるクルド人地区への砲撃時にイランも呼応してクルド人に攻撃を仕掛けています) このように、誰が誰を攻撃しているのか全くわからなくなってしまったため、和平交渉が全くできない状況になってしまっています。
その他の回答 (1)
- password
- ベストアンサー率17% (195/1092)
イラク内部での宗教対立が テロの原因です。 シーア派(60%)、スンニ派(20%)、クルド人(15%)が互いに対立して フセイン(スンニ派)が恐怖支配で クルド人などを虐殺してきましたが、 アメリカが介入して仲裁しようとして失敗しています。 イスラム各国は 湾岸戦争やイラク戦争では(一応)アメリカ支持派であり イランが反米として テロリストをイラク国内へ侵入していますが・・・