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温暖化の結末

coralseaco2の回答

回答No.10

「ある内容」は全て誤りで、荒唐無稽な話です。 炭酸ガス濃度上昇→気温上昇→水蒸気濃度上昇→気温上昇→海水放出炭酸ガスの増加→気温上昇 といった正のフィードバックが延々と繰り返されることによる熱暴走は起こらないと考えられています。 現在の濃度(390ppm)の炭酸ガスは、地表からの地球放射のうち、吸収可能な15μmの波長の赤外線を全て吸収し、同じ大きさの大気放射として地表に戻していますから、現在以上に炭酸ガス濃度が高くなっても、温室効果は増大しません。 炭酸ガスよりもはるかに広い吸収波長域を持つ水蒸気も吸収可能な波長の赤外線を全て吸収し、同じ大きさの大気放射として地表に戻していますから、現在以上に水蒸気濃度が高くなっても、温室効果は増大しません。 http://www.asahi-net.or.jp/~rk7j-kndu/kenkyu/ke03.html 図3.5 大気放射スペクトルの例 近藤純正先生のHP http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Atmospheric_Transmission_JA.png 大気通過後の放射スペクトル分布 水蒸気と炭酸ガスの吸収波長の地球放射は全て吸収されてしまうため、宇宙まで出て行けない。 また、地表や水面、植物の葉から出た水蒸気は対流によって上昇し、低温の上空で冷えて凝結し、水滴となって雲を形成します。そして、雨となって地表に戻ってきますから、300気圧になるまで水蒸気が増え続けることはありません。 現温暖化→未経験の高気温→ の後のプロセスも前述の通り、熱暴走は起こりませんから、あり得ません。 温暖化は森林破壊が根本的原因、きっかけではなく、1900年代後半の、8000年ぶりという極めて活発な太陽活動によるものです。過去400年で見ても1900年代後半の太陽活動は最も活発です。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E9%99%BD%E5%A4%89%E5%8B%95 太陽活動の大きさによって日射は0.2%程度しか変化しませんが、活動が活発になることによる日射の増大は平均気温を0.3度上昇させる効果があります。 http://www.nistep.go.jp/achiev/ftx/jpn/mat009j/pdf/mat009j.pdf 太陽活動が活発になると、太陽風速度が大きくなり、大気圏に到達する宇宙線が減少して、雲が減り、地表に到達する日射が増えて、気温が上昇します。 http://stesun5.stelab.nagoya-u.ac.jp/study/sub8.htm  太陽風速度、宇宙線が気温に影響を与えるメカニズム http://akumanosasayaki.blog.shinobi.jp/Entry/37  http://www.envi.osakafu-u.ac.jp/atmenv/aono/CliHis.html 京都のヤマザクラの開花日と太陽活動 http://www.mission-k.net/globalwarming/cosmicray/cosmicray.html  オマーンのモンスーンと太陽活動に密接な相関 人類が出す炭酸ガスの98%は海に吸収されるというのも違います。人為的排出の半分近くが海と森林に吸収されるのです。熱暴走はありませんから、海水温が上がることによる海からの炭酸ガスの放出もありません。海水のpHはわずかずつ低下していますから、海は炭酸ガスの放出源でなくて、吸収源です。 300年後は非常に活発だった1900年代後半よりも太陽活動が弱い(数百年間の中ではむしろこちらの方が標準)はずなので、温暖化に関係しない炭酸ガス濃度が上がり続けたとしても、現在よりも気温が少し下がっている可能性が高そうです。 2000年頃からPDO(太平洋十年規模振動)指数がマイナス傾向になっていて、炭酸ガス濃度は年に2ppmのペースで増え続けているにもかかわらず、世界の平均気温の上昇は止まっています。現在の気温は既にIPCCの上昇予測をかなり下回っていて、海水準の上昇速度も2003年頃からかなり低下しています。 ミランコビッチ・サイクルを見ると、北半球高緯度の日射量はかなり低下しています。気温低下までのタイムラグ(時間的遅れ)は2000~7000年ありますから、あと数千年後に通常は1~1.5万年前後続く間氷期が終わって、9万年前後続く氷期に入ります。 http://polaris.nipr.ac.jp/~kouhou/news/news070823/PR070823.pdf 気温の変化は波のようになっていて、10万年サイクルの超大波(ミランコビッチ・サイクル)の中に数百年サイクルの大波(太陽活動)があり、大波の中に50~60年周期の小波(PDO)があるのです。 1億5千万年ごとに太陽系が銀河の腕の中に入り、銀河宇宙線が増加して雲が増え、気温が低下する極超大波もあります。 http://blogs.yahoo.co.jp/raccoon21jp/folder/1239826.html

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