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関係詞について

The lady whom we thought to be honest deceived us. =The lady ( ) we thought ( ) honest deceived us. という問題なんですが、答えは左のから順に(who)と(was) だそうなのですが、 自分は(that)と(her)と考えました。 なんで(who)と(was)になるのですか? 教えていただければうれしいです。

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回答No.1

関係詞で導かれた節というのは、関係詞以降のそれ単独では完全な文章にはなれません。主格だと分かりやすいかな? 例:I am proud of my brother who can run faster than I . (僕は自分よりも走るのが速い弟のことが自慢だ) ここで、「can run faster than I」だけでは不完全ですね。 関係詞のwhoというのは接続詞としての機能も持ちつつ、先行詞の代りとしての代名詞としての機能も持っているからです。 で、先行詞を節内に戻してやることで初めて完全な文章になります。 My brother can run faster than I . 関係詞の問題で迷った時は先行詞が戻せるかどうかを確認してみましょう。 もし、空所がthatとherだった場合です。 The lady that we thought her honest とした場合に果たして先行詞のthe ladyを戻せるでしょうか? よく考えてみて下さいね。the ladyを受けている代名詞として既にherが存在するところに更にthe ladyは入る余地はありませんよね? そのため、この回答だと間違いになるのです。 因みにthatが関係詞ではなくて、同格のthatと呼ばれる接続詞で前の名詞を説明している場合はそれ以降は確かに完全な文章になりえます。 cf:I couldn't notice the fact that you were wrong from the start. (君が最初から間違っていたと言う事実に僕は気づけなかった) しかしこの場合、that節の中にその前の名詞を受けた代名詞が存在することは普通はないように思います。 それに同格として使う際には、前に来る名詞はidea,fact,doubtなど比較的種類が限られています。 こういった点からも、質問者さんがお考えになった物は不適となります。 ズバリこの問題を解く鍵は、動詞thinkの構文を理解しているかと言うことです。 thinkを使って「○○が△△だと思う」と言う時にはいくつかの方法があります。 イコールの前の方は、think+○○(←目的格にします)+to be+△△(←名詞or形容詞)という第5文型が使われています。 因みに、to beは省略されることもあります。 問題では、△△がhonestという形容詞で○○がthe ladyで先行詞として前に出し、人を表す目的格だからwhomとなっていたんですね。 さて、同じような事を表すのに別の文型でも表すことが出来ます。 それは、think+that+○○(←今度は主格にします)+be動詞+△△というようにして、that以降全体で名詞としてthinkの目的語となるthat節を使った第3文型です。 因みに、このthatはよぉ~~~く省略されます。 こっちの方の文型で、同じく○○をthe ladyとし△△をhonestとするとどうなるでしょうか? be動詞をどうするかがポイントです。 ~だと思った(thought)と過去形になっていますので、that節内のbe動詞も過去形でないといけません。いわゆる時制の一致ってヤツです。 we thought (that) the lady was honest ここで、先行詞としてthe ladyを前に出してやり、that節内では主格だったために今度は関係詞をwhoとしてさらに続け、あとは残りの部分をそのまま続けると答えが見えてきますよね? thoughtとwasという過去形動詞が連続するので奇妙に見えるかも知れませんが、こういう成り立ちでたまたま並んじゃっただけなので別におかしいことはないのです。

Nobi10
質問者

お礼

なるほど~!! すごい丁寧に解説してくださってありがとうございました。 本問ではthatが省略されていますが、 thatが省略されてない場合もあるのでしょうか? またそうなった場合はthatはthoughtの後ろにくるんでしょうか? think以外で、第3文型の目的語にthat節をとる動詞の文なら本問と同様にして解けば良いのですか?

その他の回答 (2)

  • Parismadam
  • ベストアンサー率65% (2756/4211)
回答No.3

はじめまして。 これは、連鎖関係代名詞と呼ばれるものです。ご質問文をわかりやすく解釈するために、下記のような手順をとります。 1.we thoughtを( )でくくってみます。 2.それは挿入されたもの、と考えます。 3.すると残ったThe lady who was honestは「正直であるところの女性」となり、このwhoは主格の関係代名詞で、先行詞はThe ladyとなります。この名詞句が、主文の主語の核になっているのです。 4.例文では、who was honestという関係詞の中に、we thought が挿入された形です。訳し方は(1)who was honest「正直である」→(2)we thought「と私達が思った」という手順で訳せばいいのです。 5.この2つの節が先行詞The ladyにかかるように訳します。この関係詞全体が、「正直だと私達が思っている女性」という名詞句となって、動詞deceived「だました」の主語となっているのです。 6.また、この連鎖関係代名詞では、挿入されたwe thoughtが主語+動詞になっていることに引きづられて、関係詞が目的格だと錯覚し、関係詞を省略してしまいがちですが、ここでは関係詞は主格になっていますので、省略はできません。 7.また、先行詞が人で関係詞が主格の場合は、通常whoを使うのが一般的です。目的格ならばthatでもいいですが。ここは関係詞whoは主格なので、thatよりふさわしいというわけです。 8.ちなみにWho do you think is honest?「あなたは誰が正直だと思う?」という連鎖疑問文があります。これもdo you thinkが挿入されたものと考えればいいのです。訳し方は(1)Who is honest?「誰が正直者?」→(2)Do you think?「とあなたは思う?」という手順で訳せばいいのです。 以上ご参考までに。

回答No.2

えとぉ、補足を頂きましたので…。 >本問ではthatが省略されていますが、 thatが省略されてない場合もあるのでしょうか? またそうなった場合はthatはthoughtの後ろにくるんでしょうか? とのことですが、この場合はthatは省略されると思います。 というより、省略されていないのを見たことがないです。 同格にしろ目的語になっているthat節にしろ、感覚としては「っていうのはね…」みたいな感じでその後にちょっと長い説明が続くことを示唆しているように思うのですが、それは接続詞である以上は主語と動詞が揃った完全な文章が後続することを想起させます。 we thought (that) the lady was honest であれば、thatのあとは主語も動詞もある完全な文章ですので省略せずに使えるわけです。 しかし、the lady who we thought was honest の場合はもしもthoughtのあとにthatを置いてみたところでその後は、was honestとなり完全な文章ではありません。ですから、thatは置けないように思います。 >think以外で、第3文型の目的語にthat節をとる動詞の文なら本問と同様にして解けば良いのですか? ですが、うーん…。 他動詞で目的語にthat節をとることのできる動詞というのは結構あるように思うのですが、その中で更にthinkと同様に「動詞+目的語+(to be)+名詞/形容詞」という第5文型に必ずしもなれる訳ではないので個人的感覚で言うと多少は限定されそうです。 パッと思いつくところではbelieveやguessがそれに該当します。 かなりとってつけたような例文ですが…。 That boy whom I believe to be intelligent is my classmate. これを質問と同じ感覚で次のようにも言えます。 That boy who I believe is intelligent is my classmate. 同じ使い方をする動詞が全てが全てかと言われると、ちょっと自信がないです。 もっと詳しい方が解説してくれると良いのですが…。

Nobi10
質問者

お礼

なるほど!!たしかにそうですね!!納得です! think、believe、guess、のような、主に思考動詞で、 第5文型をつくり、かつ、 that節を第3文型の目的語にとる動詞あたりを押さえておけば、 大学入試(地方国立)あたりでは十分対応できるでしょうか? また、旧帝大とか有名私立とかになると、やはりこういったことも細かに押さえておいたほうがいいのでしょうか?

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