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励起子ってどういうものですか?

connykellyの回答

回答No.3

ご承知の様に励起子にはワニエ型とフレンケル型がありますね。正孔と電子の距離が結晶格子の長さより大きく離れており、水素原子の原子核と電子のようにクーロン力で引き合いながら運動する励起子がワニエ型で、これは水素原子の場合と同等の取り扱いができます。+と-だからいきなり引っ付くのではありません。この辺おイメージは参考URLを見てください。尚、引っ付くと光を発して励起子は消滅します。 一方、正孔と電子の距離が同程度の距離となっているのがフレンケル型と呼ばれています。この場合はワニエと異なり自由に動き回ることは無くなります。 > 電子と正孔は複数個存在するのに、励起子のように何故に2個をワンセットで考えるのですか? 電子の抜けた穴が正孔で、これらが束縛状態になるとエネルギーが少し下がりますから2個ワンセットで存在するほうが安定ということになります。 http://www.tagen.tohoku.ac.jp/labo/arima/lecture/spectroscopy/exciton.html

参考URL:
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/labo/arima/lecture/spectroscopy/exciton.html

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