傷害事件について

質問

教えて下さい。
　密閉された寮の中で弟とその友人Ａ君が集団で暴行されました。部屋に閉じこめられ，暗闇の中，数人に殴る蹴るの暴行をＡ君はされ，弟はＡ君を助けにいけないように羽交い締めにされていたそうです。誰がどこを殴ったか正確には暗闇な為，把握できていないそうなのですが，誰が加わったかは分かるそうです。Ａ君は身体障害者なので健常者の加害者達に反撃は出来ませんし，してもいません。
　Ａ君の傷は口が物が食べられないほど切れ，全身に青あざができていました。その暴行が加えられた後，診断書を取り，傷もデジカメでとる等して警察に被害届を提出したそうです。
　そして，その後，主犯のＢという人物に逮捕状が出たという知らせがきました。うちの弟としては暴言と捕まれた程度の傷（一応診断書は取っております）なので警察に事情を呼ばれることはないとは思うのですが，主犯のＢだけ逮捕というのが何だかちょっと悔しいのです。
　そこで質問なのですが，もし，Ｂが「俺だけじゃなく，あいつもこいつもやった！」という話になればあいつもこいつも警察に事情を聞かれたりするのでしょうか？
　そして，傷は全治○ヶ月とか何針縫うとかの大きな怪我ではないのですが，何分，無抵抗な身体障害者の子を集団で暴行するという行為が許されないので，私の気持ち的には万が一，初犯だとしても罰金刑（略し起訴または不起訴　せめて地検に送致して欲しい）にして欲しくないという気持ちで一杯です。
　これだけの説明では「そんなの検察や裁判官じゃないんだから分からないよ」と思われるでしょうが，今後の簡単は刑事手続きの流れを教えて下さい。よろしくお願いします。そして，当事者ではなく目撃者に近い立場の弟はどのようにすればＡ君の助けになるか教えて下さい。

回答No.1

noname#35478 · ベストアンサー

逮捕というのは拘留とセットなので、まず逮捕されたら４８時間拘留され、検察に送致されます。検察の判断で２４時間以内拘留する権限があり、１０日間の拘留延長を決めます。そこからさらに１０日間の延長が認められますので、最大で２３日間拘留されます。で、検察が起訴するかどうか決め、起訴されたら原則拘置所に移管（現状では拘置所が満員御礼のため、ほとんどの場合が代用監獄で留置場にとどまる）され、公判を待ちます。

で、逮捕・拘留されない代わりに、検察に書類送検され、自宅で処分を待つパターンがあります。基本的な流れは同じですが、在宅のため、期間が長くなることがあります。

で、これ成人のパターンなんですけど、犯人とされる人たちは、成人ですか？少年だとまた変わってきます。

少年は逮捕され、送致され、拘留が決定したら家裁に送致されます。で、この後分かれるのですが、罪が軽ければ、鑑別所で最大４週間調査して審判があって保護観察処分や少年院行きなどになります。罪が重ければ検察官に逆送され、公判待ち、で成人と同じ流れになり刑が確定します。逆送されるのは、全国ニュースになるような残忍な殺人事件などの大きな事件ですね。

刑事事件においては、被害者が出来るのは示談を拒否してでも厳罰を望むと意思表示すること、捜査に協力すること以外ありません。全ては勝手に法の下に判断されるので、Ａ君の助けに、と思うなら、怖い目にあった弟さんも含めて被害者のふたりを心からケアしてあげることでしょう。正直被害者にとっては、罰を受けるのは当然のことであって、それは何らケアにはなりませんから。また、罰を受けるのは良いが釈放された後が怖いということもあるでしょうし、フォローも必須じゃないかと思いますよ。

お礼

さっそくのお返事真に有難うございます。被害者，加害者とも成人です。説明不足申し訳ありませんでした。おおよその流れを説明して頂きありがとうございました。弟は単純なので「逮捕された」という事を聞いただけで「ざまみろ」感情ですっかり立ち直っているのですが，一番の被害者のＡ君の心の傷はひどいものだそうです。やはり厳罰を望むのなら「示談」は拒否ですよね・・・。有難うございました！