GC-MSでのトルエンの定量法について
- 食用油中のトルエンをヘッドスペース法で定量するための適切な方法を模索しています。
- 溶かした溶媒による汚染や標準添加法の課題で、現在の手法では問題があります。
- ヘッドスペース法での分析を行いたいが、より効果的な手法を探しています。
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GC-MSでのトルエンの定量法について
現在、ヘッドスペース(HS)GC-MSで食用油を分析しているのですが、トルエンが検出されました。 方法は食用油1gをバイアル瓶にいれて密栓し、そのままGC-MSで分析しました。 この食用油中のトルエンを定量したいのですが、食用油を適当な溶媒に溶かし、STDも同様に溶媒で溶かして検量線を調整し、定量することをまず考えました。しかしHS法でやると、溶かした溶媒でトランスファーライン・イオン源・検出器を汚染し、次の分析に影響がでそうなので、手が出ません。 標準添加法も考えたのですが、食用油1gにシリンジでSTDを加えても、針先が油の粘着性でうまくいかなかったり、針についた油で量が変化しそうで、できそうにありません。 なにか良い方法があれば教えていただきたいです。できればヘッドスペース法で分析したいので、何卒よろしくお願いします。
- pikaria
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質問者が選んだベストアンサー
標準添加法でのSTD添加ですが、シリンジを油脂中に挿入して添加したのでしょうか? 挿入せずに添加し(試料の上方から勢いよく押し出して添加)、しっかり攪拌して平衡化すれば良いと思うのですが、どうでしょう。 …油脂は気液平衡が不安定なので、ヘッドスペースでの定量となると、データの再現性はいまひとつかもしれません。
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- tsun-tsunta
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粘性が高い油脂…なかなか曲者のようですね…(悩)。 STDの希釈ですが、メタノールで問題ないと思います。 但し、グレードは残農用が望ましいですね。
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補足
アドバイスありがとうございます。 この食用油がくせもので、すごく粘性が高いんですよ。 きちんと撹拌できるかが不安です。 追加の質問になるのですが、標準添加法の場合はトルエンをメタノールに溶かして、濃度を調製すればよいのでしょうか?