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原形不定詞の歴史的背景

x-12345-xさんの「toが消える理由」を読んでいて思ったのですが・・・ 使役動詞で原形不定詞を取るというのは知識としては知っているのですが、「原形不定詞」という名前がついているからにはもともとは「to」が付いていたと思うのですが、いつごろからなくなったのでしょう? なぜなくなったんでしょう(単なる省略?) 考えてみると、原形不定詞と過去分詞がセットになるのはおかしな気がします。 ひょっとして、不定詞じゃないとか・・・ 考え出すときりがなくなってきました(笑) どなたか、このあたりの経緯を説明していただけるとうれしいです

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 もともと,不定詞は動詞の名詞形のようなもので -an という語尾で, 今では He began to sing. と to 不定詞を用いるところを He began singan. のようにそのまま begin の目的語になったり, 今では He will sing. と助動詞+原形であるものは, He wills singan. のように, will が本動詞で,singan という名詞形がその目的語のように用いられていました。  そして,前置詞 to の後にくるときには to singenne のように -enne がついていました。 これが今の to 不定詞で,昔は前置詞 to +名詞形だったのです。  そして,to には「~へ」という運動や,「~に向かって」という目的の意味を持っていて, something to eat のような形容詞用法も,もともとは,「食べる方向へ」という感覚で用いられていました。  今でも,副詞用法で,「~するために」の意味になったり,結果の用法があるのも,「~の方向へ向かっている」という感覚の名残です。  その他,今でも to 不定詞は「~の方向へ向かっている」という感覚で捉えた方がわかりやすい場合があります。(動名詞と区別するときなど)  このように,不定詞 singan は「歌うこと」という動詞の名詞形で,動詞の目的語で主に用いられ,to singenne は「歌うことの方へ」という意味で用いられていました。  かつては圧倒的に to のない形が多く用いられていたようです。  もうおわかりだと思いますが,不定詞 singan の -an がとれて,sing となり,to singenne も to sing となり,今では原形不定詞(to のない不定詞),to 不定詞となりました。その中で,to は「~へ」という意味合いを失い,単に不定詞を表す符号になってしまい,He began to sing. など,かつては原形不定詞を用いていた領域まで浸透していきました。  以上,便宜上,古い形と,現代の形を混用しているため,実際の古い英語とは異なる点があることはご了承ください。  すなわち,歴史的には,原形不定詞の方が本来の不定詞であり,to 不定詞は,to +名詞と同じで,不定詞に前置詞 to がついたものです。

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  • 回答No.5

まず、使役動詞の時に、toがなくて受動態の時にtoが出てくる説明をしましょうね。その次に、歴史的な背景です。 1.そのために、まず、使役動詞でtoがあるもの、無いものの理由です。この部分は、以前投稿したもののコピーです。 使役動詞についても、以前、投稿したものがあったので、ここにコピーしておきます。 お役に立てば幸いです。 使役動詞は、「誰々に、何々をさせる」のような意味合いで使います。 例えば、He made me clean the room.「彼は僕に部屋の掃除をさせた。」です。 使役動詞で問題になるのは、主語+使役動詞+目的語+補語の形のときの、補語の部分に来る動詞の形です。to clean のように、to が付く形が来るのか、ただの clean だけでいいのか、をよく間違えます。 以下、その説明です。 makeは、完成状態を目的語に取ります。例えば、 I made a chair. なら、「完成した椅子」を作ったことになるわけです。この完成と言う感覚が、即時と言う感覚を生み出し、 make+目的語+原形不定詞 と言う語順を選ばせているわけです。 他にも、I helped him to clean the room.とtoがないI helped him clean the room. は、多少違い、toがある場合は、直接的に助けるのではなく、彼以外の誰かに私が掃除を手伝えと言ったと言うような間接性を暗示させます。それに対し、to なしの場合は、直接的に手伝う、つまり、自分も雑巾を持って、と言うことです。これと同じで、to がない形は、それだけ、直接的なニュアンスを持ちます。そう言えば、感覚動詞の場合も、補語に原形をとりますよね。I saw him kick the ball. これも、感覚は、心の中での、それだけ生き生きした再現を暗示するからです。 それに対し、force の方は、単に強制するだけですから、目的語は、強制される方向へ動くわけで、その動きをtoが表していると思えばいいと思います。つまり、to は、目的語が、何か、迷うと言うか、どうしようかなと、逡巡する間の時間差を表すと、見ればいいと思います。 He made me clean the room. 有無を言わせず、または、非常な権力と言うか権威を持って、または、自分の方で、相手に抵抗すると言う試みもなく、「私は部屋の掃除をした。」結果に重点があり、過程については述べていない。 He forced me to clean the room. 彼は、私が嫌がっているのに、脅したり、何かの権力のようなものを使って、私が抵抗しているのにもかかわらず、「私に部屋の掃除をさせた。」結果と言うよりも、過程に重点がある。 この他にも、to が必要かどうかを迷うものにhave,get があります。 The teacher had the students clean the room.「先生は生徒に部屋の掃除をさせた。」haveが使われているのは、もうすでにそこにあるものを持つという感覚があるからです。つまり、教員にとって、生徒が掃除をするのは当然のことであって、特に生徒の気持ちを変化させる必要性がないからです。つまり、主語+have+目的語+動詞の原型 という形で、toをとりません。 The man got his wife to take care of the children.「男は妻に子供たちの世話をさせた。」 この文では、getが使われていますが、getは、変化を意味します。つまり、It got dark. 「暗くなった。」のような文のgetの使い方と同じです。明るい状態から暗くなったという意味ですね。「男は、妻に、いろいろ言葉を尽くして、(たとえば、今度の休みには皿洗いをやるからとか、次の出張でお土産を必ず買ってくるとか)妻の心を動かし、子供の面倒を見てもらった。」という意味です。目的語の心の変化を表すのがtoです。 もっと心が変化すると、intoが使われます。 He deceived her into thinking he was rich. 「彼は彼女をだまして彼が金持ちだと思い込ませた。」 などですね。 2.受動態になると、toが出てくる理由です。 He made me wash the dishes. は受動態で、I was made to wash the dishes. となります。もし、これを、I was made wash the dishes. とすると、どんな感覚になるでしょうか。made wash と続くと、あたかも、made in (Japan) と同じような一種の熟語・連語と感じられてしまいませんか。つまり、一種のまとまった動作、一塊の動作のような感覚になるはずなのです。でも、そうではありません。ここでの意味は、まず、受身ということが、was made で示されて、次に、madeされたその内容として、wash the dishes があるわけですから、1段階目は、受身、そして、2段階目でその動作となっているわけです。別の言い方で言うと、I was made までは、自分の意思ではないということを表現する部分で、to wash...の部分は、自分に働いた他者の意思という意味で付け加わっているわけです。 このことをまとめると、使役動詞の文の受身とは、まず、受身であると言う宣言が来て、次に、自分の意思でない誰かの意思の方向へ自分が動くと言う意味でtoが使われているとなります。 使役動詞の能動文でtoが無いものは、一種の即時と言う感覚があると申し上げましたが、受身においては、文の構造が、I was made までとto wash...では、機能が分かれているので、機能が変わると言うことを明示するため、例外なく、toを使うことになります。 3.では、歴史的な流れですが、to は、以上のように、受身形で特徴的に使われるわけです。もちろん、to不定詞は、そのほかの用法が数多くありますが、歴史的に、原形不定詞との比較と言う意味です。そして、受身形は、能動形よりも後から発達したのは、論理的にほぼ確実です。能動形では多くの場合、toなしが使われえるとこととあわせて考えると、まず、原形不定詞が発達し、その後、いわゆる移動を示すgo to the park などの用例からの類推で、to不定詞が、使役動詞の受身などで使われだしたと考えることが出来ると思います。

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遅くなりましたが、ありがとうございました

  • 回答No.4
noname#47281

前の回答者の2番煎じになりますが、逆から考えれば英語のto不定詞はいつ頃から使われるようになったかと探れば分かると思います。時期で言えば、イギリスがノルマン人に征服され大量のフランス語が英語に流入し、動詞の活用が単純化し、3人称単数でsがつくのみになった頃だと思われます。

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遅くなりましたが、ありがとうございました

  • 回答No.3
  • trgovec
  • ベストアンサー率52% (2538/4879)

不定形(不定詞)とは動詞の変化形の一つですが、動詞起源の名詞と見ることもできます。 hold という動詞を例として古英語から現代語に至るまでの概略を書いてみます。 古英語では haldan という形が不定形でした。意味の中核をなす部分「語幹」は hald- でこれに人称語尾をつけて動詞として機能します。 ic halde, thu haldst, he haldeth... (I hold, thou holdst, he holds...) -an は不定形の語尾でこの語尾を持つときは基本的に「~すること」を意味します。 haldan「持つこと」 この形で動詞の目的語や主語になります。 to を不定詞につける用法もあります。 to haldenne to は間接目的格(与格)を支配します。先ほどからの haldan は実は主格と直接目的格(対格)の場合です。古英語には格変化があり間接目的格では -e の語尾をつける名詞が多くあり(例:stan - stane「石」)不定詞も同じ変化をしました。 この 「to ...enne」の形は to の意味が生きていて目的や結果を表しました(現代の用法で言う副詞用法と形容詞用法)。 中英語期になると語尾変化の多くが失われ(水平化)、今日の形に近くなります。haldan も語尾が弱くなり holden や holde のようになりました。 また、格変化も失われた結果 haldan - haldenne のような区別ができなくなりさらに holde(n) の語尾も失われ hold となり「不定形=語幹」と見なせるようになりました。 こうなると動詞は特別な語尾をもたないことになり to も単なる不定詞の記号のようになり、目的や結果を表さない場合はあってもなくても関係なくなり用法が混乱しました。使役動詞や感覚動詞に to 不定詞を伴う用法も見られました。 混乱の時期を経て、使い分けが徐々に決まってきました。今日では to を伴う方が優勢で、伴わないのは助動詞、使役動詞、感覚動詞に限られるようになりました。 不定詞の to の有無にどのような理由があるのか、ですが合理的な説明はありません。慣用によって徐々に区別ができたとしか言えません。 ただ、有無による感じ方はあるように思えます。例えば *Study is important. 「勉強することは重要である」 原形不定詞を主語にすることはできません。名詞用法であればそれはすでに名詞であり文法的には破綻しないはずです(VVC ではない)。 *I want go. 「行きたい」 原形不定詞は一般動詞の目的語にも普通なりません。これも同じく名詞用法であり文法的には破綻しないはずです。 これらが誤りとされる理由は文法的な合理性というより、動詞が語尾を持たないため名詞的用法なのかSVとして使われる本来の動詞か区別があいまいで「動詞が二つあるように感じられる」ため区切りや目印として to を必要とされているように思えます。 感覚動詞や使役動詞は例外的に原形不定詞が残った(受身を除く)と割り切って考えた方がむしろ得策であると思います。

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遅くなりましたが、ありがとうございました

  • 回答No.2

使役動詞に関して,まったく言及していませんでしたが, もともとは,make などの目的語として名詞がくるのと同じで,動詞の名詞形である不定詞(もちろん,to のない singan の方です)が目的語になっていたと考えてください。  とにかく,現代では to のある不定詞が圧倒的に多いため,いつの間にか to +原形を俗に「不定詞」と言うようになってしまっているだけで,本来,不定詞というのは「動詞の原形」のことです。  動詞には「時制」などさまざまな情報が含まれ,そのような情報が語形変化となって現れるのですが,「名詞」になると,そのような情報がそぎ落とされ,「~すること」という意味だけになってしまいます。  それが今でいう,意味だけで時制などの情報のない,動詞の基本形である「原形」になるのです。  

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遅くなりましたが、回答ありがとうございました まだ消化しきれていませんが^^;これからよく読ませていただきます

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