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フランク・シナトラとマフィア?
フランク・シナトラはマフィアか暗黒街と繋がりがあったとよく聞きますが、 実際にシナトラはどんなことをしたのでしょうか? 歌はとっても素敵だと思いますが、人間として悪い人なら、折角の美声も意味ないですよね?
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一番大きな事件は、50年代から60年代にかけての大ボス、CIAやケネディ家とも複雑な関係にあったサム・ジアンカーナという人物がいます。何度も殺されかかり、最終的には暗殺されるのですが、その彼が最初に殺されかかった事件、彼が議会公聴会に召喚されて、マフィアの様々な秘密を暴露するのではないかと恐れたそのほかの組織のボスが彼を消しにかかったとき、彼が逃げ込んで匿われたのがシナトラのラスヴェガスにあった別荘でした。そのこともあり、「ゴッドファーザー」でマフィアに育てられたイタリア系歌手はシナトラがモデルだということも公然の事実として認められらので、シナトラ自身が公聴会に呼ばれることも多かったです。その他、彼には素行の粗さがありました。
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- ucok
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シナトラとマフィアの関係については、適当な検索エンジンで「フランク・シナトラ|マフィア」を検索すると山ほど情報がヒットします。映画『ゴッドファーザー』で、シナトラをモデルにしたとされる登場人物がそうしたように、シナトラが突然、映画の主役に抜擢されたのは、マフィアが影で製作者に圧力を掛けたからではないか、などという類いの噂が多いのではないでしょうか。 ただ、イタリア人社会とはなんぞや、アーティストとはなんぞや、と考え出すと、「悪い人」ってなんだろう、って思います。ミュージシャンや俳優の中には、荒くれ的な人生を送ったからこそ、心に染み入るアートを生み出せている人も少なくありません。また、やはり『ゴッドファーザー』を見ればわかるように、マフィアが暗黒街をとりまとめていたからこそ、変なチンピラが素人に手を出さずに済んでいた面があったり、社会的弱者であったイタリア系移民が虐げられずに済んでいたという面もあったりで、その点は日本のヤクザに似ています。実際、日本の大物芸能人には、ヤクザの常連客が付いている人が結構います(その影響で覚せい剤に手を出した体験について、反省をこめてテレビで語っていた芸能人もいました)。 もちろん、マフィアやヤクザは存在しないに越したことはありませんが、さまざまな場所や時代の中で、上手に避けて通るのが難しい立場の人もいたであろうと思います。悪い人なら美声も意味ないと考えるのか、悪い人でも心の闇を美声に替えて慰めてくれるならよしとするのか、人それぞれでしょう。
お礼
ありがとうございます。 自分でも少し検索してみたのですが、色々な方のご意見を伺いたく質問を立てました。 何だかずれてしまいそうですが、鬼平(犯科帳)のように「酸いも甘いもかみ分けた」 という漢字なら良いのですが、シナトラは人間として結構な俗物兼ワルだったみたいで、 あまり知りたくなかった一面でした。 若い頃悪さしても、大人になってから包容力のあるいい人なら良かったのに、 最後まで強いものに媚びて、弱い者を痛めつける人間だったなんて、やっぱり残念です。 早速のアドバイス、どうもありがとうございました!
お礼
ありがとうございます。 人間としてのシナトラについて知って、ちょっとショックでした。 『マイ・ウェイ』は歌詞はワンマンですけど、とっても素敵な歌で、隙でしたから、 酸いも甘いもかみ分けた・・・という感じなら良いのにな・・・と思いました。 リンクもありがとうございました。(全部拝読しました。)