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光よりも早く歩く方法ってあるのでは?
「特殊相対性理論の教えるところによれば、通常の物質(ターディオン)はどんなに加速しても光速に達することはない」 とウィキペディアで読んだことがあります。(「タキオン」で検索) しかし、実現するのは無理ですが、理論的には光よりも早く歩けるのでは? と思います。 空港などに行ったことがある人はわかると思いますが、斜めじゃなくて水平なエスカレーターありますよね。 空港は長いから速く進めるように、という目的で作られてるやつです。 例えばそのエスカレーターは5キロのスピードで動いているとします。 その上を時速5キロで歩いてる鈴木さんは、鈴木さん本人にとったら5キロで歩いているだけなのですが、まわりから見ると5キロ+5キロで10キロのスピードで歩いてますよね。 じゃあ、この鈴木さんが新たなエスカレーターをかついで(無理ですが笑、理論として)そのエスカレーターの上を佐藤さんが5キロで歩く。 すると佐藤さんは周りから見ると、鈴木さんが乗っているエスカレーター5キロ+5キロで歩いている鈴木さんが持ち上げているエスカレーター5キロ=合計15キロのスピードで歩いているように見えますよね。 じゃ、さらにその佐藤さんが新たなエスカレーターをかついで田中さんがその上を歩く。 田中さんは5キロで歩いているだけですが、まわりから見ると鈴木さんのエスカレーターや佐藤さんのエスカレーターの速さが加わってかなり速く歩いているように見える。 こんな調子で、果てしなく大勢の人がエスカレーターをかついで歩いていけば、一番頂上で歩く人なんていとも簡単に光りの速さを抜くことにならないか、と思うのですが。 どうなんでしょうか。
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現在我々が扱える速度は光に比べてあまりに遅いため、速度が及ぼす本当の影響を無視しています。 相対性理論の別の話を思い出して下さい。光は観測地点を変えても速度が一定であると書いてあったでしょう? 例えば(実際にはありませんが)時速300kmの列車の中でライトを点けてその速度を測ったとします。あなたの理屈で言えば、列車の中で速度を測ればそれは光速であり、地上から測れば光速+300km/hであるはずですよね。 しかし相対性理論に於ける答えは「どちらも光速」なのです。 何故なら、地上からは列車の中はわずかに時間が遅く流れて見えるからです。 逆に列車の中からは地上がわずかに時間が早く流れている様に見えます。 相対性理論に於けるウラシマ効果はこれを分かりやすく説明したもので、光速に近い宇宙船で飛び立てば、数ヶ月後に戻ってくると地上では数年経過している=未来へタイムスリップするという訳です。 速度は時間のスピードまでも変えてしまう、ってことですね。 実はエスカレーターが追加されるたびにほんの少しずつ加わる速度が減っているのです。
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- bbbbcc
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んん!? 理論的には?? ニュートン理論からすれば、君の理論は合ってるよ。 君の言い草から、相対性理論が完璧だと思ってるね。 アインシュタインが作った理論すら補完できていなくて、間違っている可能性だってあるんだよ。ただ(自分の知る限り)実験事実がない。そのために問題がないだけ。だから ~あなたが言う「理論が合っていて実験結果が違ったから理論は意味ない」なんてのは完全な間違いでありえません~ なんてことは言えないと思うよ。 物性の人は実験と合わない理論を作っても誇りにする人なんていないと思うよ。素粒子の人はそういうのでも喜ぶみたいだけどね。。 えらそうに言ってごめんなさい。
- Scull
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理論的にはね。可能なように見えますね。でも、科学は「実験と観測がすべて」です。どれほど無理のない理論でも、観測値に合わなければ意味がないんです。 で、この通常の物体はどれほどエネルギーを投入しても、光速まで加速する事は出来ないという事は「実験で確認されている」んです。だから「こう考えれば光速を越えるというのは可能なのでは」って言っても意味がありません。
こんにちは。 速度は、単なる足し算ではありません。 ここの、『速度合成』を見てみてください。 http://www5.ocn.ne.jp/~ark0525/chem_soutai.html
お礼
ほおお・・・速度って足し算すりゃいいってものでもないんですか。 謎ですがそういうものだというのは知りました。 回答ありがとうございます。
お礼
相対性理論についてはこれっぽっちも知らないのですが、速度ってそういうものなんですか。 いや~すごい不思議なもんですね。 エスカレーターを追加するたびに速度って減るものだったんですねえ・・・。 回答ありがとうございます。