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アメリカですが何か?
いいカテが無いのでこちらに出しますが、 韓国移民の銃乱射事件があった昨今ですが、 激しい人種差別などあからさまにあるように見えるアメリカですが、 表向きは人権とかかもしれませんが実際は下層労働を得たいがために 今でも移民を受け入れてる といった感じでしょうか?
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まったく違います。下層労働者が欲しいなら、メキシコからの違法移民を 取り締まらなければ済む話です。毎日のように何千人もが国境を超えて流入 してきています。彼らを捕まえたり阻止するのに何千キロにも渡る鉄条網を 敷設し、何千人もの警官や州兵すら出動しています。 米国の移民政策を支えているのは、米国はプラグマティズム=実利主義の 国だということです。移民には優秀な若者が多いし、若くて良質な労働力も 移民から供給されます。これが米国の競争力維持に大きく役立っていること は間違いありません。 たとえば、シリコンバレーにはインド系やアジア系の移民がたくさん いますが、彼らがIT産業を支えているのは明らかです。米国発の世界 スタンダードはたくさんありますが、現在もっとも大きいのは IT ですね。 ハード、OS、ネットの仕様でもなんでもかんでも IT は米国主導です。 ソ連も中国も、国家の威信をかけてエリートを育成し、たとえばソ連は 宇宙開発で一時期米国をリードしましたし、中国も製造業では米国を追い こしているでしょう。しかし、世界最強国の座は不動です。それは米国が 移民を受け入れることで、世界から才能を集めることができるからです。 優秀な人ほど米国の高等教育や、ベンチャー起業家への道に憧れます。 世界中から人材を吸収できるのが米国の強みであり、移民政策の根幹です。 なお、移民政策は優秀な人材確保には有用な反面、下層労働しかでき ない層の流入という副産物もあります。現実にメキシコを中心にヒスパ ニックの移民がものすごく多く、人口のバランスを崩し始めています。 そのため非ヒスパニック国からの移民を多く受け入れることで、人種の 多様性を維持しようとしています。 あと、米国の建国理念は王政など絶対権力からの自由であり、プロテ スタントにとっての理想郷を作ることです。その意識は米国民のあいだに 根強くあり、亡命者などの移民を受け入れることが米国の基本理念だと 信じている人は政府レベルにも一般レベルにもたくさんいます。
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もともと移民に対して寛容な文化ではあります。しかし、やはりアメリカ南部の労働力確保という思惑があります。もともとアメリカの経済発展は南部の発展に下支えされており、実は移民中心型国家といえます。 とはいえ、アメリカも実は移民は飽和状態に達しているというのが現状であろうと思います。移民の大部分はメキシコからの移民ですが、一方ではメキシコでの良い労働力がアメリカに流れてしまうという問題があり、もう一方では不法の移民労働者が膨大に毎年流れているそうです。 しかし、メキシコからの流動性はアメリカの麻薬が深刻な社会問題となたことと密接につながっており、かなりの問題です。まず、途上国からメキシコに不法に流れて、さらにメキシコからアメリカへ麻薬が流れます。ですから、門戸を閉じないといけない状況にもなりつつあります。あまりに麻薬の流入がひどすぎるからです。 日本でも将来的な留学生倍増の構想がこの前政治家のあいだで話されました。日本の少子化の圧力に耐えるためにいずれ移民国家化していくことになるでしょう。