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壁クロスと壁内結露に関して

壁内結露に関する質問です。 木造軸組みとして、多分一般的な壁構造で、 ・外壁(断熱ガルバ・通気層) ・透湿防水シート ・合版 ・断熱材(防湿シート) ・石膏ボード ・クロス となるらしいのですが、この場合、室内クロスにビニールクロス(ほぼ透湿性なし)を使った場合と紙クロス、あるいは塗装(透湿性あり)を使った場合のそれぞれの利点/欠点(問題点)を教えてください。 基本的な結露の原理に関しては承知していますので、その部分の説明は不要です。 #できれば実体験に基づく回答を期待しています。 例えば、ビニールクロスであれば室内側の水蒸気は石膏ボードに移行しないが、逆に何らかの理由で石膏ボード側に侵入した水蒸気の抜け道はどうなるのだろうか?とか、(断熱に抜けが無ければ問題ないですが)紙クロスの場合、水蒸気は石膏ボードまで到達しますが、その外側で結露の可能性が有りそう…などと考えてしまいます。

みんなの回答

  • kura-udo
  • ベストアンサー率8% (71/794)
回答No.4

こんにちは 塗装業やってますが除湿浸透塗料なんて使いますが あんまり変らないですねえ(材料は高い割りに無意味でした、、) 結露は室内の湿度と外気と室内の温度差で起きますが 窓がビショビショになるほど濡れる場合も普通に良くあります テレビで違法建築?問題とかで窓から結露して腐った話なんて良くありますが何故窓開けないのですかね?乾燥させないのでしょうか? 最近のサッシはペアガラスなので減ってきましたが 玄関のドアの内側などはビショビショです、、 炊飯器の蒸気や、ストーブにやかん、風呂にお湯出し、これを 1つだけやっても窓が濡れます クロスで水を吸収?そんな話は聞いた事はありません 洗面所などのクロスは水を弾くようになってますしね (洗面所用のクロスになってます) 今の住宅は機密性が高いので人間の息だけで結露します それから和室が減ったのも(土壁)大きな原因であると思います 塗装は水を弾くためにあるといってもいいですし 質問者さんの質問にあるたとえば外壁に雨漏りで水が入りますよね 防水シートの間に入った水は抜けません 水の量が少ないので毛細管現象でくっついてます 何時までも何年もビシャビシャでした、、 同じく断熱材に入った水も抜けませんでした、、、、 はっきり言って花粉症でもなければ 2,3センチで良いので昼間は窓開けたほうが良いいです (泥棒にご注意を) お風呂場は皆が出てからお湯抜くか蓋をして窓開けたほうが良いくらいです カビませんしね 個人的には和室は古臭いのでパスですが コンクリート打ちっぱなしで家建てて 外壁側だけ塗装して内側は無塗装で湿度を吸い取ってもらって 晴れた日には窓開けて乾燥してもらうのが良いかもしれませんね (でも冬は寒いです冷たいです)

pochi2tama
質問者

補足

回答ありがとうございます。 窓の結露や壁(室内側)は拭いたり、風をあてれば解決するので良いので、単純に壁内結露について気にしています。石膏ボードにビニールクロス(ほぼ 透湿性なし)を張った場合と紙(透湿性あり)を張った場合にどの程度差が有るのか(あるいは殆んど無いのか)が知りたいのです。で、実際にリフォームや解体でそれを見たことがある方がいれば参考にしたいと考えていました。 究極は昔の家のように断熱材無し(=内外温度差が低い)、隙間風有り(=内外湿度差も少ない)、土壁(室内の調湿)で、人間が断熱(衣服で調節)、あるいはこたつや囲炉裏のような局所暖房器具のそばで生活すれば家には良いし省エネとは思いますが、今の時代、「断熱材なしでお願いします」というのも…。

  • hh38kswe
  • ベストアンサー率42% (6/14)
回答No.3

>例えば、ビニールクロスであれば室内側の水蒸気は石膏ボードに移行しないが、逆に何らかの理由で石膏ボード側に侵入した水蒸気の抜け道はどうなるのだろうか? 断熱材の種類がわかりませんが、 高・高でないのであれば気密性がないので 壁内に入った水蒸気は天井に抜けるのでは ないですか? 合板は透湿抵抗が割と高いですが、地域によっては 問題ありません。当方はIV地域ですが合板使用で 特に問題はでていません。 >紙クロスの場合、水蒸気は石膏ボードまで到達しますが、その外側で結露の可能性が有りそう…などと考えてしまいます。 これはどの部分のことを仰っているのですか? 石膏ボードと防湿シートの間ですか?

  • MaTototo
  • ベストアンサー率50% (19/38)
回答No.2

#1です。 高気密高断熱以外ではエコクロスが良いと言っても、それは程度の問題で、 エコクロスなら問題が解決すると言う程のものでは無いことを、 まずは補足してから、ご質問の回答に移ります。 湿気は水蒸気の状態では、隙間があると、 そこから水蒸気量が平衡状態になるように拡散していきます。 (結露の原理なので、おわかりだと思いますが、湿度が平衡ではありません。) しかし、一端結露して水滴になってしまった湿気を除去するには、 一定以上の風速と、それなりの空気の流量が必要です。 充填断熱の場合は、壁の中に出来た結露は、グラスウールなどの抵抗値が大きいため、 効率良く排出されず、年を追う毎に溜まっていき、 徐々に構造躯体を腐らせる原因になります。 これが壁体内結露は作るのは簡単だけど、取り除くのが難しい原理です。 この結露の原理を考えると、簡単に想像できると思いますが、、 透湿クロスで壁の透湿性を上げて、外壁を所々隙間だらけにして、 第三種換気システムで吸い出せば、少しは除湿の効果はあると思います。 しかし、程度の問題で、断熱材が抵抗になって、湿気は壁の中に溜まっていきます。 更に、壁を所々隙間だらけにしてしまうと、 断熱材はあっても無くても効果は一緒というような程度の断熱効果になるので、 冬場はとんでもなく寒い家になります。 現実的な条件を考えるとC値が5から7くらいの家では、 室内を僅かに負圧にしても、湿気は出にくい状態はあまり変わりません。 そして、暖房効率を極端に落とします。 ただ、気をつけて欲しいのは、 今でも結露の原理を正しく理解しないで建てられている家には、 この状態に近い住宅が、もの凄く沢山あります。 闇雲に断熱材を増やしても、ある程度の気密性が保てないと暖房効率は上がらず、 結露を起こしやすく寿命の短い家になってします。 家を建てる際には、ご注意下さい。

pochi2tama
質問者

補足

まさに > しかし、一端結露して水滴になってしまった湿気を除去するには、 これを気にしています。 通常の(と言っても範囲が広いですが)生活をしていて、 1.石膏ボードを通過した水蒸気がグラスウール内(手前側は防湿シートになっているのに?)に侵入して結露することがあるのかどうか(グラスウール内の結露は最悪な状態と認識しています) 2.防湿シートと石膏ボードのすき間に流入した冷気によってここで結露が発生するのが問題 コンセントなどから侵入した水蒸気が,たとえ2の場所で結露しても石膏ボードに吸い上げられ透湿クロスを通してわずかづつでも室内に蒸散(室内の水蒸気圧が下がった時に)されるのであればビニールクロスでない方が良さそうですし。 #ビニールクロスにしてしまうと内部結露(2の場所限定)の解消に支障をきたしそうな気がします。 #夏場に外壁側の透湿防水シートからグラスウールに侵入した高湿度な空気が極端に冷房の効いた部屋の内壁に冷やされてグラスウール内結露も有るかも知れませんが、そこまでは…。 ずばり(高高ではない)一般住宅での壁内結露に関してはどちらがお薦めなんでしょうか? 「適切な施行であればどちらでも大差ない」のであればビニールクロスとは決別できます。

  • MaTototo
  • ベストアンサー率50% (19/38)
回答No.1

家のコンセプトによって違います。 高気密高断熱の場合は、石膏ボードと断熱材の間に気密シートを入れます。 この場合は、湿気が壁の中に入らないように、 断熱材から内側を全て包み込むように気密を取ります。 そして、湿気は全て24時間換気で排出します。 気密が悪いと、計画換気が上手く働かず、壁の中に湿気がどんどん入り、家が腐る原因になります。 そのため、高気密高断熱型の住宅では、出来るだけ高い湿気に対する気密性を確保するため、 透湿抵抗の高いビニールクロスを使って、壁の中に入る湿気を少しでも抑えた方が良いです。 ただ、高気密高断熱を意識していない漠然と部材を組み立てて作った家では、 コンセントなどの隙間から湿気はじゃじゃ漏れなので、計画換気が機能せず、 湿気は24時間換気だけでは効率良く排出することは出来ません。 なので、その場合は、少しでも調湿効果があるクロスや部材の方が、 全体の調湿を考えると、結露対策には若干有効です。 また、SCやWBなどの冬場は家全体の建材の調湿作用を利用して湿気を抑え、 夏場は基礎付近の冷たい空気を壁体内に通気させて、家を冷やすと共に、 冬場に溜まった建材の湿気を乾燥させる工法もあります。 この工法の場合は、湿気の観点から、壁体内の通気層と室内は一体なので、 透湿クロスや調湿性のある部材を積極的に使います。 長所短所と言うよりも、工法により使い分けするものです。

pochi2tama
質問者

補足

回答ありがとうございます。 高気密・高断熱ではない住宅を計画中です。 > 透湿抵抗の高いビニールクロスを使って、壁の中に入る湿気を少しでも抑えた方が良いです。 もともと非ビニールクロスを考えていたのですが、上記に類する文章をWEB上でも見かけるので、「どうしたものか?」となってしまいました。 > 長所短所と言うよりも、工法により使い分けするものです。 という事は ・高気密・高断熱住宅は「ビニールクロス」 ・(上記以外の)住宅は「透湿性のあるクロス(内壁)」 が良い(一般的、向いている)という事ですね。 > コンセントなどの隙間から湿気はじゃじゃ漏れなので、 この場合、これを逆手に取って換気(排気)扇などで室内を負圧にすれば、壁内の水蒸気もここから(室内を経由して)吸い出し可能という事ですか。(一般解ではなく、あくまでも極端な例)

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