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憲法改正について
法学部の学生です。 改憲論議華やかなりし昨今ですが、国民にも憲法尊重擁護義務を課すことについて、法律にお詳しい皆さまはどうお考えでしょうか? 9条の改正は個人的には賛成なのですが、憲法の成り立ちを考えた際にこの1点が気になっています。 ご意見を賜れれば幸いです。
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憲法で、国民に「憲法遵守義務」を課すべきかどうかについて、賛成反対かは別にして、盛り込もうとする側も、反対する側も、それなりに意味や意図があって行っている事ですから、質問者の方の疑問は、全く正当です。 賛成派は、例えば↓のように、簡単に言えば、国民は「権利ばかり主張して、義務は忘れがちなのではないか」という考え方から賛成しています。 http://www.election.ne.jp/10008/84.shtml 反対する側は、日弁連の↓の宣言の「4.改憲論の問題点 (1) 立憲主義と改憲論」にあるように、近代立憲主義に反する、と言っています。 http://www.nichibenren.or.jp/ja/opinion/hr_res/2005_1.html 憲法をどうするかは最終的には国民が決めるものですから、国民に憲法尊重擁護義務を課す事は無条件に絶対ダメ、なんて事は無いのですが、少なくとも法律の立場からすれば、非常に根本的なところの憲法改正であり、何気なく流していい、っていうような性格のものではないです。実際に、話題にもなっています。(↓参考URL) 憲法9条の問題に紛れてしまっていますけど、もっと真面目に考えた方がいいですね。今までは、当然の常識として、すべて国の側を縛る為のルールとして解釈されてきた憲法が、この文言が入る事によって、全然違う意味を持ってくる事もありえますから、ちゃんと影響を考えるべきです。「国民には法律を守る義務があるのだから、憲法を守る義務があって当然」という程単純じゃありません。
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- 326june2
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当時は進駐軍が日本を支配していましたが、ソ連や中国が日本を分割しようと虎視眈々と狙っていました。 その為に進駐軍は日本の平和憲法と平和的独立を早く進める必要があったわけです。 現在は憲法9条に関しては、アメリカと日本がお互いに相手が作ったものだと言い合っていますが、進駐軍が作ったものには間違いありません。 時間が無かったのでやややっつけ気味になったのも否めないことです。 進駐軍としてはとりあえず平和憲法を作っとけば、具合が悪くなれば憲法改正をするだろうと予想していました。 ところが日本はずーと守り続けてしまったわけです。 私も憲法9条の改正は反対ではありません。 このままですと、災害時に一生懸命頑張っている自衛隊の存在がはっきりしていませんので、彼らが可愛そうです。 彼らは日本のために頑張っているのに、日本国憲法では認められていないのです。 間違いなく自衛隊は軍隊です。
お礼
ご回答ありがとうございます。 でも・・・失礼ですが私の質問にお答え頂けてないように思いますが?
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お礼
私の知らないところでは話題になっていたのですね。 すみません。新聞読まないもので・・・ 私も何気に大きな改正点だと思い質問させて頂いたのですが、この問題って9条と違って一通り憲法を勉強してないとなかなか一般国民には興味を持ちにくい話題なのかもしれないですね。 ありがとうございました!