伊良子の住宅

質問

お世話になります。
先日、伊良子岬へ旅行した際、今まで見たことのない住宅がその地方には多いことが気になりました。
一つの宅地の奥に立派な本宅（らしい）があり、その前に中庭、手前の道路に接する部分にまるで大きな門のような建物が。
門のような建物は、道路から向かって左側が大きめで、家として使えるようになっているもの、今は大きな納戸のような使い方をしていると思われるものがあり、真ん中部分は車も余裕で止められるくらいの広さの通路になっていて車庫としても使われている家もありました。
右側は真ん中通路部分より少し大きめで、住宅の一部として使われているところもあれば、車庫となっているところもありました。

この地方では昔からある家の作りのように見えたのですが、この作りの名称、昔は門のような部分をどう使っていたのかを、教えていただけましたらと思います。
よろしくお願いします。

回答No.1

noname#39684 · ベストアンサー

私の実家がそのような造りですのでよくわかります。広さは、全体で1000坪くらいになります。田舎の邸宅（地主クラス）では珍しくないつくりです。

伊良子岬に特別なものではありません。敷地を囲むように作られているのは「長屋門」といい、倉庫になっていたり使用人が住めるようになっていたりします。馬屋になっているものもあります。門は馬や車が中庭に入れるようになっており、中庭は広く昔は農作業一般が行われました。

個人の住宅というより親族が固まって住むようになっていたものもあり、必ずしも豪邸ではないものもあります。

敷地の広さよりも、その家の造りの具合、中庭の造作でお金のある庄屋や地主なのか、だたの農家なのかが決まります。つまり、蔵の数や母屋の座敷の数です。因みに私の実家は貧乏地主だったのか蔵は３つしかありません。

お礼

お返事が遅くなりまして申し訳ありません。
丁寧な回答をありがとうございました。
詳しく教えていただいて、疑問がすっきりしました。
ありがとうございました。