在日韓国人（私）結婚で困っています

質問

何度か質問させていただいております。その件とは別なのですが、私は在日韓国人４世です。彼は日本人で、結婚を期に帰化してと言われてます。私は結婚したら、もちろん彼の籍に入ろうと思うので、帰化しようと思っているのですが、婚約してから帰化したいと思ってます。
先日法務局に相談にいったのですが、婚約と言う形になったら、帰化申請の提出書類に私の生計状況が変わるので、彼側の財政状況や生計を記入しなければいけないことがわかりました。とても提出書類が多く、彼側に迷惑がかかるので、私自身が自分自身で帰化するのがいい方法なのかな？と考えているのですが、話を聞いた直後、彼が「なんでお前の問題なのに、自分の家の状況まで国に調べられないといけないんだ！迷惑すぎるし、リスクが大きすぎる！！！」と言われました。
私はリスクになるというのが、イマイチわかりませんが（当事者なので）そんなに迷惑極まりないことなのでしょうか？
私はその他、彼から帰化してほしい理由として、「生まれてくる子供が差別されるかもしれないから可愛そう」「結婚式で披露宴をしないのは、会社の上司に私が在日ということがばれて、出世に響くかもしれない」「いままでの友達に私が在日ということが知られたら、友達じゃなくなるかもしれない」等々、涙が出ることをたくさん言われました。

私は当事者なので、彼はいろんな人の話を代弁して言ったのかな、と考え全て受け入れてます。（友達には泣かれました）
彼は帰化しないなら結婚しないと言い切ってます。私は、彼は私と結婚したいのか疑問に思ってしまいます。
私は彼自身差別意識のある人間で、これから先、何かあったとき彼は私の状況を嫌がるときがくるのかな？と思うと、怖くなってしまいました。
やはり当事者なので、帰化しなければ入籍しない、リスクが高い！という彼の気持ちがわかりません。なにがリスクになるのでしょうか？皆様のご意見お願い致します。

回答No.21

cafe_1962

40代の日本人男性です。

まず色々と苦しまれた事をお気の毒に思います。頑張って下さい!

私自身、自分の親友が在日三世であり、又、婚約者が外国人(ビザ申請で困っている)立場であり、
かっては台湾で唯一の日本人(台湾人の必ずしも親日ではない)として暮らした経験がある者です。

本音でいえば、日本人の大半が「在日」を嫌っており、また、ある集団に「在日」が加わる事で、
自由に「在日」や朝鮮半島については話しができなくなる関係で、不自由を感じる事は確かです。

ただ、実感として、四世ともなれば「日本人」でしょう。私は三代前から関西に住んでいますが、戸籍は先祖の山陰のままですが、かと言って自分が「山陰の人間」と言われれば全く実感はありませんもの。

国際的には、正に日本=南北朝鮮半島くらいが「血統主義」であり、父親が韓国人ならば、日本にいようが北朝鮮にいようが韓国人である、という立場を日韓双方が取りますが、大半の国は「出生地主義」ですから、単純に考えて「日本人生まれたのだから日本人」という事になります。

又、同じ「在日」でも韓国系と北朝鮮系とでは同じに語れない程に違い、私の親友(韓国系)が北朝鮮系と婚約の話しが生じた際、万事のあまりに感覚のズレに双方理解できなくなり、破局を迎えた、という事もあります。
又、韓国系でも、「日本度」の高低があります。想像ですが、あなたの場合は「日本度」が高いと思います。彼でなく、比較的に朝鮮度の高い「北朝鮮系」の在日の方を相手にされた方が、かえって違和感があるかと思います。

日本人が「在日」に違和感を感じるのは、例えば韓国でも明確な「反日」を打出すからであり、嫌われているのに、こちらから歩みよる必要がないのは当然です。(尚、歴史の是非については色々な考え方がありますが)。

一般論はさておき、私は、あなたがお気の毒なのは、それほど迄に「在日」である事をマイナスとする彼に対して、愛情を持ち続けねばならない、という点です。かと言って、彼が「在日」や韓国のファンになるという事も不自然ですが。

私も親友が「在日」なので、他の事は気楽に話せますが、事「日韓の歴史」については全く平行線なので話しができません。むしろ、彼が「同じ在日同士だから安心だ」と思ってたのが破局してからの方が、「日本人とか韓国系とかでなく、個人の資質が大きい」という事を実感として分ってみたいのですが、それでも、「在日」問題については他の話し程、自由に討論できません。

私は、あなたの彼が「不便だから帰化しろ」という話しも理解できます。ただ、あなたは法律上で「帰化」したとて、例えば「日本人と一緒になって韓国人の悪口を言えるか」といえば不可能でしょう。むしろ、あなたが「在日」であった事を知らない日本人の友人から「嫌韓」について聞かされる度に大きな苦しみを味わうでしょう。

私は、あなたが「在日」であるならば、彼はそれを受け止め、又、周囲の人に対しても、それとなく明かし、周囲の方でもあなたの前では「在日や韓国の悪口」は言わない位の「気配り」をしして貰った方が、上記よりもベターかと思います。

つまり彼に望む事は、あなたを「在日」でなくする事ではなく、「在日」としてのあなたを受け入れ、「在日と日本人とのハーフ」である子供を受け入れる事だと思います。

あなたが日本人であっても、二人の他人が結婚するという事は何らかの「リスク」があります。こう言ってはなんですが、あなたの彼も、あまり探られたくない何かがある訳で、そういう彼と結婚する事は「リスク」です。

結論からいえば、あなたの彼に対し「リスク」を背負ってくれるのか? そうであれば、あなたも、又、「リスク」を背負って上げる、というべきでしょう。

想像ですが、あなたも彼もまだお若いかと思いますが、是か非かの結論を急がず、お互いの「リクス」について協力して解決できるように、じっくりとお話をされる事が肝要です。ものは考えようで、「リスク」がある相手だからこそ、かえって愛は深くなる、という事もあります。そうでなく、彼のいい分だけが通るような関係であれば、あなたが「在日」だろうがフランズ人だろうが日本人だぅが、良い関係とは言えない訳で、そんな人との結婚こそ「リスク」が高い訳で、やめた方が賢明です。

あまり良いやり方とは言えませんが、あなたの方から「在日と日本人とでは合わないから、分かれる」とカマをかけてみるのも良いかも知れませんね。しかし、日本人からすると「白黒分けたがる」のも韓国系の付き合い難い部分ですから、まずは、ゆっくりと話しあう、という事を進めましょう。では、どうぞ幸せを築いて下さい。