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ハーバードに行きたい(NO.2 別人です)

larme001の回答

  • larme001
  • ベストアンサー率44% (271/608)
回答No.4

日本の高校から直接ハーバード、プリンストン等の超難関大学にいこうとするのは難しいですが、それは単に英語力、オール5等、課外活動等の問題だけではないとおもいます。 まず、第一に日本とアメリカの大学入試システムが大きく異なる点です。日本の場合、入試が出来ること一つですが、海外の場合、何を持って合格とするか?というのははっきりしていません。学校の成績、統一テスト、自己エッセイ、推薦書、そしてボランティアやインターン、スポーツ等の課外活動を総合して、インタビュー(面接)などをうけて合否がきまります。これらをすべて日本でやろうとすると、高校でできるインターンは限られてくるでしょうし、ボランティアも日本とアメリカで高校生がやるものの規模が違います。学校成績も五段階評価が相対評価であり、結局のところ受験勉強が出来る人が中間、期末試験でよい点をとり、評定も良くなるのですから、それでオール5をとり、かつ課外活動に熱心になれ、といわれても無理もあるかとおもいます。 では、どうするか?ということですが、まず問題なのが、そのような実態を有名大が理解してくれることが重要になります。全く同じように評価されては受かりません。私は、大学は日本ですが、アメリカの高校にいましたし、周りでスタンフォード等に行った現地の人を何人もクラスでみましたが、単純な高校での学業をみれば、日本のほうが大変です。その分、他の活動などにわたって活躍していることが求められているのです。日本からの受験者が少ないのでどうしようもないですが、これをどこまでやれば合格するのかは難しいところです。ただ、オール5が必須条件というよりも、どのような方法であれ、貴方のすごさを相手に伝えることが不可欠だということです。 もう一つの理由は、中国や韓国のエリート秀才が、幼少期から自国よりも米国等の有名大に入ることを目指して死に者狂いでやっています。かれらは、toefl満点、sat(統一テスト)満点などと、アメリカ人並みの英語力を小さいころからつけて入ろうと、家族ぐるみで必死になっています。「海外からの留学生を何人とろう」としたとき、どうしてもアジアで測ると、日本人は彼ら並に小さいころからやっている人はまずいないので、勝つことが困難です。 こうした状況でどの様に学部でハーバード等にいくのか?ということになりますと、日本の受験勉強体制でも評定を出来る限り取れるようにやり過ごし、アメリカ受験用の経歴をそろえ、英語力をつけることになります。これは、つぶしが利かないし、どこまでやれば確実というのが無いというのも覚悟がいることでしょう。 ちなみに、日本から学部で留学する人が少ないことは決して悪いことではありません。むしろ、中国や韓国のエリート教育がハーバード等海外有名大に行くことになってしまっているとしたら、それは自国の教育では世界的なキャリアがつめないという認識からでしょう。少なくとも学部レベルの「学業」に関していえば、日本のほうが扱う無いようは高い(東大など)とも度々きくし、それは受験勉強を必死になってやってきた分の貯金です。しかし、大学で単位をとりながらあとは遊ぶ、となれば、東大生だろうとなんだろうと、海外の高校時代から学業と課外活動の双方で適度な高いレベルを保ったエリート大学生に差をつけられることになるでしょう。 私としては、日本人がハーバード等に学部で留学するのが増えてもいいとはおもいますが、東大に行くことが、それらの大学に劣っている(俗に言う世界ランク15位だからなど)は全く意味無いとおもいます。日本のシステムで東大の学部まででて、その後に優秀ならそれらの大学院に行けば十分良いことですし、わざわざ学部で行かねばならないほど日本の教育レベルが低いとは思いません。むしろ、大学に入ってから、余った時間で国際的に不可欠な英語に力を入れるなり(そもそもアメリカ人が国際的にやっていくのに日本語をやらなくて良い分だけ有利)、自分の興味を広げていったり、インターン(あまり欧米的な学生が実践として使われるようなものはないですが)等をやるほうがいいのではないでしょうか? ちなみにイギリスは、試験ではAレベルというもので、ヨーロッパはIBという高校卒業資格が有名です。帰国子女でこれらの学力だけでいえば高得点で帰国するかたも数人いますが、大抵は日本の受験には初めは撃沈します。これを聞けば、日本の受験で求めている学力と課外活動等も含めたオールマイティな方を一緒に比較するのは難しいということが分かると思います。 アインシュタインについてかいてありますが、アメリカの場合、一つ2つがものすごく優れている場合(オリンピック選手、大手企業の社長の息子など)、他のものが多少低くても合格する場合もあります。日本での、「コネ入学」といわれて批判されようが、アメリカでは特に問題とされていません。もちろん日本以上に民間の奨学金等が充実していますので、本当に優秀なら取れるのですが。たとえばスタンフォードなんかだと、sat(統一テスト)満点近くとるのですが、これに準ずるなにかの魅力があれば七割程度の点数でも合格している方もいます。 要するに、大学に「この人は将来性がある。」ということを認めさせればいいのです。

noname#46689
質問者

お礼

詳しい回答どうも有り難うございました。全く知らない新しい視点から説明して頂きおかげで視野がぐっと広がりました。 >どのような方法であれ、貴方のすごさを相手に伝えることが不可欠だということです。…要するに、大学に「この人は将来性がある。」ということを認めさせればいいのです。 そうなんですか。それならアインシュタインもハーバード受かる可能性ありそうですね。 >中国や韓国のエリート秀才が、幼少期から自国よりも米国等の有名大に入ることを目指して死に者狂いでやっています。…中国や韓国のエリート教育がハーバード等海外有名大に行くことになってしまっているとしたら、それは自国の教育では世界的なキャリアがつめないという認識からでしょう。 私は中国や韓国などの国が教育に関して日本に差をつけてきていると思っていました。回答者さんの言うように自国の教育に自信がない為の海外進出という見方もできるのですね。 >日本のシステムで東大の学部まででて、その後に優秀ならそれらの大学院に行けば十分良いことですし、わざわざ学部で行かねばならないほど日本の教育レベルが低いとは思いません。 まだまだ日本の学部レベルは捨てた物じゃないと言うことですね。話は変わりますが、小学校で教えられている円周率=約3とか天動説を教えているとか…この先日本の学部レベルもどうなってしまうのでしょうか。 有り難うございました。おかげで考えに随分巾ができました。

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