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相撲の取り組みは誰がどのようにして決める?

大相撲もいよいよ大詰めになってきましたが、毎場所、一番大事な時期とも言える10日目を過ぎたあたりから、何となく横綱には 有利な前頭クラスの力士との取り組みが目立つ一方で、大関以下の優勝候補はかなりきつい取り組みになってくる、という感じが してなりません。協会は横綱を優勝させたいのかと勘ぐりたくなりますが、これは私の気のせいでしょうか。 そしていつもこの時期に思うことは、「相撲の取り組みって、誰が決めてるの?どういうルールで決めるの?いろいろな人の思惑 が反映されないようにコンピュータで決める?などなど、疑問が湧いてきます。 どなたか私のこの疑問を解いていただけませんか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • yumesawa
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回答No.1

 本場所の取組は、審判委員が取組編成会議によって決めます。まず、本場所初日の前々日に初日と2日目の取組を編成し、その後は前日の午前11時から編成会議を開いて決定します。幕内から編成を始めて、十両は十両取組終了後、幕下以下は勝星が同じ者同士が対戦となるようにします。(下記URLより) >・・・10日目を過ぎたあたりから・・(中略)・・大関以下の優勝候補はかなりきつい取り組みに・・・・・・  これにつきましては、どうしても千秋楽(最終日)の後半3番は「これより3役」という格式ある取り組み編成にしなければいけないので、千秋楽の横綱・大関の取組は、番付の近い力士同士という事になります。今場所の様に横綱が武蔵丸のみの場合、彼の千秋楽の相手は、番付順で彼に次ぐ東正大関の魁皇になると思います。   <千秋楽の「これより3役」予想>       朝青龍-千代大海       武双山-栃東       武蔵丸-魁皇  武蔵丸は12日目の相手が朝青龍と既に決まっており、順当ならば、(13)千代大海・(14)栃東・(千)魁皇・・になると思われます。 >協会は横綱を優勝させたいのかと勘ぐりたくなりますが・・・・・・ と思ってしまうのも自然の事だと思うのですが、やはり“横綱”は大関以下と違って特別な存在というか、徐々に番付が自分に近い相手と対戦していくシステムに協会がしてるのだと思います。そのため横綱1人・大関4人だと、どうしても10日目くらいから大関同士の対戦を組まざるをえなくなってしまいますね(以前は中日より前にも大関同士の対戦もあったとか)・・・。でもそういった中でも大関以下の優勝は多いと思いますから・・魁皇も総当りの状況で過去3度優勝してますからね・・・。  だから、これだけで“大関不利”とも一概に言えない気もしますね・・むしろ先程、魁皇を“総当り”と表現しましたが、近年、二子山・武蔵川のこの2部屋の優勝占有率が高いのは、結局、同部屋に上位力士が多い為、どうしても他の部屋の力士よりも対戦相手の面で、この2部屋が有利という事ですよね。むしろ、こちらのほうに“不公平さ”を感じてしまう人もいるのでは・・と思いますね。同部屋に幕内力士のいない(すなわち“総当り”の)魁皇や栃東が大関に昇進し、優勝も経験しているのは賞賛に値しますね。 以上、ご理解いただけたかは分かりませんが、お目を通していただければ幸いです。

参考URL:
http://www.sumo.or.jp/guide/contribute/kaito/a_seido.html
PASOKICHI3
質問者

お礼

さっそく詳しいお答えを戴きありがとうございます。 ランク(横綱、三役、前頭などの地位・敢えてランクとしました)、勝敗 だけでなく、何日目にはこういう取組が必要だとか、更に伝統や格式をも 考慮しなくてはならないとなると、一律なルールでは編成は難しいのです ね。 編成される方々は、それでも不公平感なくまとめなければならないとなると 大変な作業をしているんだな、と想像されます。 それでも確かに同部屋対決がない現状では一部の力士に不利になったりする のはあまり公平とは思いませんね。 ありがとうございました。

その他の回答 (1)

noname#2111
noname#2111
回答No.2

参考まで。 取り組みを決める際、審判員達が全力士の名前が書いてある長ーーーーーーい紙を床において、その紙をはさんで座ります。 そして、東の横綱から、駒のようなものを置いていって、この力士にはこの力士、というように取り組みを決めていきます。 同じ力士との対戦はないように決めていきますが、人間がやることなので、ひどいときには千秋楽近くだと本来7戦しかしない序の口の力士が8番取らされたりすることもあります。(最近はないのかな?) >いろいろな人の思惑 思惑はありありで、例えばいろんなひとがTVを観るであろう日曜日(初日、中日、千秋楽)には、好取り組みを組んだりします。

PASOKICHI3
質問者

お礼

そうですか。面白いやり方をするのですね。 取組を編成するに当たっては、基本的な条件、制約などがあると思いますがちょっと考えてみても実際はすごく大変な作業なんだな、とつくづく思います。 決める手順とか実際の決まり事などは編成される方々でないと解らないですね。 でも、合議制のようなやり方では色々な思惑が入り込む隙はありそうですね。実際は無いと思いますが。 勉強になりました。ありがとうございました。

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