• 締切済み

先任参謀と参謀長ってどっちがエライの?

 旧日本海軍の話です( ^ ^ ;)  色んな本を読んでいると「先任ナントカ」という役職名が時々出てきます。どうも「主席参謀」みたいなニュアンスのようなんですが、同時に「参謀長」がいたりして序列というか、どういう役目の者に与えられる肩書きなのかがよくわかりません。

  • 歴史
  • 回答数3
  • ありがとう数8

みんなの回答

  • buchi-dog
  • ベストアンサー率42% (757/1772)
回答No.3

司令長官(例えば第一航空艦隊司令長官)の下には参謀長と数名の参謀がいます。数名の参謀のうち一番先任の者が「先任参謀」となります。 司令官(例えば第一水雷戦隊司令官)の下には参謀長はいず、数名の参謀がいます。数名の参謀のうちで一番「先任」の人が「先任参謀」となります。 要するに、司令長官の下には参謀長がいて「先任参謀を含む参謀たち」を統括しますが、司令官の下では先任参謀が他の参謀たちを統括します。司令官の方が格が低いので「参謀長の役目は先任参謀が担う」といった具合に組織が簡略化されているわけです。 この辺は、例えばキスカ撤退作戦に関する本を読むと、作戦を命令する第5艦隊(司令長官、参謀長、先任参謀、その他参謀)と、命令を受けてキスカに向かう第一水雷戦隊(司令官、先任参謀、その他参謀)の人たちが関連し合いながら仕事をやっているので分かりやすいと思います。 撤退 ガダルカナル・コロンバンガラ・キスカ http://www.7andy.jp/books/detail?accd=30796982 に所収の「キスカ撤収」という手記を残した有近六次氏は、第一水雷戦隊の先任参謀であった人です。

  • sgm
  • ベストアンサー率60% (375/618)
回答No.2

一般に「先任○○」という役職名は、「○○長」を補佐して同輩中の首席者として実務をリードする役割を与えられていました。もし「○○長」が戦死したりした場合には、その職務を代行する役割もありました。 「先任○○」には、実際に同輩中の最先任(その階級、職位に最も早くついた者)である場合と、必要によって抜擢されて補職される場合とがありました。

参考URL:
http://www.geocities.jp/nakanolib/etc/gun/gnt03-10.htm
  • tanuki4u
  • ベストアンサー率33% (2764/8360)
回答No.1

二人の名将より、一人の愚将 という格言があります。 どんなに、優秀な将軍でも、二人が並列して、指揮系統が乱れると、愚将の指揮している軍隊に破れるということです。 これを避けるために、軍隊では、必ず指揮系統をハッキリさせる必要があり、先に任命された方を「先任」として、不測の事態には先任者の決定が優先されます。 ※ 指揮官が戦死して、同階級が(たとえば大尉)二人いる場合など。 その意味で、常に参謀の中でも、先任参謀というのが存在します。 主任という意味ではなく、参謀長に不測の事態(その場にいないのに、判断が必要とか、死んじゃったとか)があるとき、真っ先に判断を迫られるのが先任者である、先任参謀ということになります。

maple2007
質問者

お礼

あーなるほど、優先権がある、という意味なんですね。 「馬鹿な大将、敵より怖い」というのもありますね( ^ ^ ;) 軍隊というのは人事思想の宝庫ですね。 ありがとうございました。

関連するQ&A

  • 北朝鮮の金正日の肩書きについて

    日本では金正日が「総書記」という労働党の役職の肩書きで呼ばれることが多いのはなぜでしょうか? (国防委員長という国の役職ではなく) 中国では胡錦濤は共産党の総書記でもあると同時に国家主席ですが日本では一般的には国家主席の肩書きが使われています。 また、日本の麻生太郎は自民党総裁であると同時に総理大臣ですが、国内の政党についての話をするときには『麻生「総裁」と鳩山代表』のような表現が使われることもありますが、一般的には麻生「総理」という表現が使われます。 わかる方がいたらよろしくおねがいします

  • 太平洋戦争当時の日本軍

    太平洋戦争の本を読んでいるのですが、当時の日本軍の仕組みが複雑でよくわかりません。そこで質問なのですが、 (1)軍務大臣(陸・海軍大臣)・軍令部総長・参謀総長・教育総監の役割(仕事内容)を教えてください。 (2)軍令部総長・参謀総長・教育総監というのは、陸海軍それぞれ別々にある役職なのですか? つまり、陸軍軍令部総長と海軍軍令部総長という2つの役職があるのでしょうか。(多分教育総監は陸軍だけのような気がするのですが) (3)小学生みたいな質問で恐縮なのですが、結局のところどの役職が一番偉いのですか? (4)他にも重要な役職があれば教えてください どれか1つの質問に対する回答でも良いので、お願いします。

  • 旧日本軍の軍人の身分を調べることはできますか?

    もう七八年前になりますが、私の祖父がなくなりました。私の祖父は旧日本軍の海軍で飛行機を開発をしていたことは話に聞いていたのですが、それ以上に詳しいことは聞いたことがありませんでした。 その祖父の遺品の中から、海軍の名刺が出てきました。そこには祖父の名前と、「少佐」という肩書きがありました。しかし同時に遺品からは、中佐の肩章が出てきたのです。最もそれが中佐のものを示すというのは、後日旧軍に詳しい友人に見せて初めて知った事でした。 最近になって、祖父が最終的に少佐だったのか、中佐だったのか、知りたいと思うようになりました。 これを調べたいと思うのですが、旧日本軍の身分を一般の人間が調べることは可能なのでしょうか。そういった資料は、例えば国会図書館などにあって閲覧可能なのでしょうか。 または、こういったことを問い合わせる機関はあるのでしょうか。 この辺のことをご存じの方は、お時間あるときに教えていただけると幸いです。よろしくお願いします。

  • 終戦時に旧日本軍の中で一番偉かったのは?

    日本軍(陸軍・海軍)を扱った本などを読んでるうちにふと思ったのですが。 結局のところ日本軍の中で一番偉い人って誰なのでしょうか? というのも陸軍省(海軍省も含む)があるのだからそれぞれの大臣が一番偉いかと思うと 大臣職は中将の人(より上の階級の人がいるにも関わらず)がなったり 大臣職とは別に参謀総長や教育総監もいたり いまあげた役職の人より階級の高い人が師団長をしていたりと 自分のイメージとしては取締役会のなかで会長や社長がいるにもかかわらず 専務が代表取締役をやっているようなイメージなのですが 実際のところ誰が一番偉かったのでしょうか? もしそれについてご存知の方回答のほうよろしくお願いします

  • 優秀な作戦参謀は居ないのか?

    NATO(EU) のリーダー、アメリカのバイデン大統領は、 ロシアの核攻撃や第三次世界大戦に配慮してプーチンに しり込みをしたバイデン大統領、ウクライナには長距離 砲は提供せずとある。悪に配慮し善に勝利をためらう。 NATO(EU)も意見が合わず一枚岩とはいかず、バイデン のリーダーシップが問われる。オーストラリア近辺の島 国を中国に引き寄せ基地建設の企みを見せている。 質問です。 NATO(EU)・アメリカ・イギリスには優秀 な作戦参謀が居ないのですか、ウクライナに作戦の支援 をするぐらいは出来ないのですか?

  • 軍師参謀は誰

    政府、都道府県知事、市町村において、軍師参謀はいますか、 黒田官兵衛や山本勘助のような切れ者は誰でしょうか、教え て下さい。

  • 入社順は年功序列ですか?

    社内の順番はどう考えるべきでしょうか? 例えば、社内回覧を回す優先順位や今回は会社の携帯を買い替えることになり、 IDを決めるにあたり、役員から順に01~09で管理していきたいのですが、 いつもこの順番をつけるあたりでお互い嫌な空気が流れます。 役員は役職がありますので上から順番につけられますが、 下の平社員は役職としては平等になります。(営業部のみの肩書です) 下の社員に順番をつけるとしたら、どれが正しいのでしょうか? ちなみに下の順番は入社順にしてあります。 (1)人目 女性 34歳。入社10年。この業界は10年。 (2)人目 男性 35歳。入社 3年。この業界は3年。 (3)人目 男性 48歳。入社 2.5年。この業界は15年。(前の会社も同じ業界だったため) (4)人目 男性 60歳。入社 2年。この業界は2年。(前職で役員をやっていたが、今は役職なし) (5)人目 男性 35歳。入社 1年。この業界は12年。(前職も同じ業界で課長。うちの会社より大手) 年齢順だと、(1)人目の人がこの会社では一番長いなずなのに、一番下になります。 途中で入退者した方がいなくなり、今はこのメンバーでやっています。 この5人の中にはこの会社自体はまだ入社して間もないが、仕事の知識がある人や、スキルがある 人、在職年数があっても知識はまだそんなにない人など、色んな人がいます。 中でもやはりお互いのプライドが邪魔をし順番をつけないといけない時にはいつも微妙な空気が流れます。 みなさんの意見を聞きたいです。 本来順位なんてつける必要がありませんが、細かいところでそういった場面が出てきてしまうので今回相談させていただきましたので、その辺りの批判は省いて頂けますと助かります。 とれと成果主義の部分も省き、年功序列の考えだけで伺いたいです。 入社順?それとも年齢ですか?

  • ステージに拘泥せず、才能を発揮した人

    総理在任中に存在感を示した数少ない政治家の一人に、中曽根康弘さんという方がおられます、 その一方で若い頃から何かと良からぬ噂が絶えなかったお人でもある。 ムショとシャバとを隔てる高い塀の上を片足ケンケンで凌いだ事が何度かありましたが、遂に塀の向こう側には落ちず、晩年には大勲位菊花大綬章叙勲の栄誉に浴し、御年97歳にして今尚矍鑠としておられます。 そんな中曽根氏の有力なブレーンの一人が、世に高名な伊藤忠商事元会長の故瀬島龍三氏、但し御存じの通りこの方は元々商社マンじゃありません。 陸軍大学校を主席で卒業した秀才にして、満州国作戦参謀から大本営中佐参謀・・、辻政信とはまた違ったタイプの帝国陸軍の典型的なエリート官僚でしたが、敗戦が彼の運命を一変させる事となります。 11年間のシベリア抑留そして帰国・・、その辺りの顛末は山崎豊子氏著 「 不毛地帯 」 を参照頂ければと思いますが、糸ヘン商社からの脱皮を図っていた当時の伊藤忠商事に三顧の礼を以って迎えられ、全く畑違いの商社で頭角を現して以降とんとん拍子に出世・・、同社会長・経済団体の重職を歴任した他土光臨調で参謀役を果たすなど我が国の政財界で重きを成し、95歳で波乱に満ちたその生涯を閉じました。 他方瀬島氏が旧ソ連のスリーパーだったという説も根強い、元内閣安全保障室長にしてその方面のスペシャリスト佐々淳行氏がそう証言しておりますが、真偽のほどは定かではない。 その辺りを含めて瀬島氏の生涯は一片の小説ですね、それも途方も無くスケールが大きい・・。 さて今の職種・部署が合わない・・、故に自分本来の能力を発揮出来ないとお嘆きの諸兄が時々おられるようです、大なり小なり仕事に不満は付き物ですが、では環境さえ違えば状況は激変するものなのか、私はそうは思わない。 知識・経験或いはネゴシエーション能力・・他にも多々あるのでしょうが、須らく仕事とは当人の総合力というのが私の持論でありまして、つまり出来る人は舞台を選ばない、逆に駄目な人はどこに行き何をやっても知れている・・正直そう思っております、無論口が裂けても当の御本人には申し上げられませんが・・。 以上前振りが長くなりましたが、畑違いの多方面で才能を発揮された方をお教え下さい。

  • 参謀的な役割の意味について

    参謀的な役割の意味について 皆様、いつもお世話になっております。 意味がわからない文章がありましたのでぜひ、その意味をおしえてください。 「自分がビジネスマン時代には、 秋山真之が行った戦争研究の方法を仕事に取り入れ、ひそかに参謀的な役割を自分に課していた。」 こちらの文章の 「ひそかに参謀的な役割を自分に課していたこと」 の「参謀的な」とは、この文章ではどういった意味でつかわれてるんでしょうか?

  • 参謀的な役割の意味について

    皆様、いつもお世話になっております。 意味がわからない文章がありましたので ぜひ、その意味をおしえてください。 「自分がビジネスマン時代には、 秋山真之が行った戦争研究の方法を仕事に取り入れ、ひそかに参謀的な役割を自分に課していた。」 こちらの文章の 「ひそかに参謀的な役割を自分に課していたこと」 の「参謀的な」とは、この文章ではどういった意味でつかわれてるんでしょうか?