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もうかるの?もうからないの?
素人が株をやって儲かる確率は何パーセントくらいでしょうか? また巷にあふれている株の本って熟読して意味あるんでしょうか? 頭悪い質問で申し訳ありませんがよろしくお願いします。
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- tiuhti
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「効率的市場仮説」という仮説があります。現代の金融理論の基礎中の基礎です。どんなのかというと、こんな↓のです。信じるかどうかは別にして、まっとうな『プロ』は、この仮説の存在自体は、ほぼ間違いなく知っています。 http://kw.allabout.co.jp/glossary/g_money/w001799.htm この仮説に従えば、チャートを勉強するのも、銘柄選択の方法を勉強するのも、皆無意味です。この仮説を感覚的に非常に上手く説明しているのは、この↓サイトです。 http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/20393993.html 実際に、この仮説が成り立つかどうかは、数多くの学者がよってたかって検証していますが、アメリカについては「ほぼ効率的」、日本については「必ずしも効率的とは言えない」といったところです。現実の投資家の行動は、どちらの市場も「明らかに効率的ではない」とは到底言えないので、最初にアドレスを入れたサイトにあるように、機関投資家の多くは、運用の主軸は「パッシブ運用」(=TOPIXや日経225といった指数に連動するような、つまりどの銘柄がよくあがるかとかは考えない運用)においています。銘柄選定に意味がないのなら、幅広い銘柄を買って、あとは手数料をセーブする為に、ずぅ~っと持っている、というのが一番合理的な投資方法になります。また、投資のタイミングも、例えば毎月定額を何も考えず淡々と買っていく、という事になります。 ただ、本屋に行っても、このような仮説に関する本はほとんどないし、ネット上の議論でも中々出てきません。何故なら、言っている事が単純で、結論も単純だから、本も書きにくいし、話題にもしにくいからです。証券会社など株を売る側も、積極的にはこの話題はしません。商売が成り立たなくなりますから。更に、パッシブ運用はファンドマネージャーがほとんど不要なので、実際に運用されている金額ではなく、市場に参加している人の頭数で考えると、アクティブ運用(=銘柄やタイミングに頭を悩ます人)の方が圧倒的に多いです。 ただ、その中では↓の本は、仮説の意味も、その検証も、素人にも非常にわかりやすく書いているので、本国アメリカでも日本でもかなりよく売れている本です。図書館でも、置いているところが多いので、宜しかったらお読み下さい。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532350972/ さて、効率的市場仮説に従えば、銘柄とかタイミングとかを一切考えず、ただ数多くの銘柄をひたすら持ち続けるというのが正解という事になりますが、そうやった場合どれくらい儲かるかと言うと、過去100年の世界の株式市場の平均はインフレ率調整前で5.6%との事です。↓ http://www.watsonwyatt.co.jp/publications/wwreview/wwr22/2205/index.html 多少乱暴に言えば、淡々と国債を買い続けるのよりも5.6%多く儲かった、という事に近いです。過去100年の世界平均のインフレ率は知りませんが、おそらくインフレ率調整前であれば、大体10%ぐらいの利回りにはなっているのでしょう。 過去100年の世界の歴史が、これからの日本に通用するかどうかは勿論、わかりませんが、少なくとも株式市場全体としては、これまでは、サルが銘柄を選んでも人間が選んでも、充分に銘柄が分散されてさえいれば、かつ、タイミングを計るなど余計な(?)事をしなければ、平均しておそらく10%ぐらいの利益は出ていた、というのは、単純な、誰も否定できない『事実』です。 http://www.watsonwyatt.co.jp/publications/wwreview/wwr22/2205/index.html ただし気をつけなければならないのは、このような時に使われる利回りは手数料などの取引コストが考慮に入っていない、という事です。「毎日買って、その日のうちに必ず売る」というデイトレードを律儀にやった場合、手数料が片道0.05%往復0.1%だとすると、年間200日相場に参加すると、手数料だけで投資元本の2割弱が飛んで行きます。デイトレードに限って言えば、中長期で見て、損している人の方が多いのは、ほぼ間違いないと思います。もう一つ注意すべきは、「1割が儲かり、9割が損する」とか言った場合、なんとなく9割の損が1割の人の大儲けに変わっているようなイメージがありますが、ここでの議論に限れば、問題は手数料なので、損している人から儲けた人へのプレゼントではない、という事です。 私個人の考え方は、2番目のリンク先の末尾にあるのとほぼ同じで、「株式市場は多くの人が思っているよりもはるかに効率的」です。勿論、完全に効率的だなんて思っていないし、学者でもそんな主張をしている人は誰もいません。ただ、この仮説が正しかったとしても、銘柄選択に頭を悩ませたからといって、運用成績が悪くなる訳ではないですから、銘柄選択をした方が面白いので、選びます。勿論、仕事として他の人のお金を預かって運用する場合は、真面目に選ばないと、少なくともそのフリはしないとダメです。手数料も、それでどれくらい運用成績を悪くしているか、自分でわかっていれば、それでOKだと思います。 長々失礼しました。
- avocad
- ベストアンサー率9% (239/2409)
ためしにやってみれば
NO7さんと同じです。 この掲示板ではよく言われていますが、プロも含めて9割が 負けるとのことです。皆さん稼ぎたくてやるわけですから、 株の本を読んでいると推測されます。その結果9割が損していますから 意味ないとおもいます。 また、「株の勉強」などをすると時間と社会性が失われます。 何か漠然とした夢があるのでほかのことが出来ずに没頭してしまうからです。さらに仕事や友人とのつきあいをしないので徹底的にずれています。「個人投資家」を気取るブログをみてください。 サラリーマンに遠く及ばない財産の者が多く話しになりません。
- mizuyoukann
- ベストアンサー率32% (72/219)
他の質問ですでに読まれているかもしれませんが 個人投資家の9割は負け組みで終わる(トータルで損して辞める) と、いわれています。 自分も含めて、株をやっている人に聞いた感じでも 株式投資は”お金”の奪い合いという現実から考えても ほぼ、間違いなかろうと思っています。 >入ってくるお金と出て行くお金の価値感に差があります。同じ1万円でも出て行くお金の方がすごく損をしたような気分になります。 ふつうの人はそうであることが、行動ファイナンスという学問で 明らかにされています、 その結果No5さんがおっしゃるような 行動をとり、少なく儲けて大きく損をだすことになってしまいます 「人間はもともと投資では負けるようにできている」と、 表現する方います 普通にやっていては負けてしまいますので、 そこから、勉強するなり、研究するなり、がでてきます 本は”良書”を(始めは相場の本質や、株取引の本質がわかりやすい ものが良いと思いますが)読まれるとよいとおもいます。 そうすれば、間違った方向での苦労は少なくてもしなくなるでしょう ただ、自分は一番株取引をして失うものは ”時間”だと思っています。儲かっている人も、損している人も 多大に失っているのは確かだとおもいます。
お礼
身にしみるご意見ありがとうございました。
- produce
- ベストアンサー率51% (55/107)
こんにちは! 俗に言う“素人さん”が相場に参加して、いつまでも“素人さん”でいる限り、儲かる確率は0%です。そもそも“儲かる確率”と言うものはない様に思います。 相場は自分の投資スタイルを確立し、コンスタントに利益上げておられる方にとっては夢があり楽しいものですが、その域に達するまでは厳しく、奥深いものだと思います。 巷に溢れている投資本も初心者の方にはそれなりに意味があると思いますが、巷に溢れていないこんな本が非常に役に立ちました。 ゾーン【相場心理学入門】 http://www.amazon.co.jp/%E3%82%BE%E3%83%BC%E3%83%B3-%E2%80%94-%E7%9B%B8%E5%A0%B4%E5%BF%83%E7%90%86%E5%AD%A6%E5%85%A5%E9%96%80-%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%80%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%82%B9/dp/4939103579/sr=1-2/qid=1169733203/ref=sr_1_2/250-1936160-4138608?ie=UTF8&s=books マネーの公理http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_ss_b/250-1936160-4138608?__mk_ja_JP=%83J%83%5E%83J%83i&url=search-alias%3Dstripbooks&field-keywords=%83%7D%83l%81%5B%82%CC%8C%F6%97%9D&Go.x=0&Go.y=0&Go=Go
- tthe_mine
- ベストアンサー率46% (19/41)
> 同じ1万円でも出て行くお金の方がすごく損をしたような気分になります。そういう感覚で株をやると危険ですか? とのことですが、この感覚により損切りが遅れ、利益確定が早まる心理状態になることがあります。 客観的に判断が出来るルールを決めて取引すると、このような状態を避けることが出来るでしょう。
株は頭の良し悪しではないみたいだよ。^^ >また巷にあふれている株の本って熟読して意味あるんでしょうか? さあ? この手の本は一冊も読んでないんでわかりませーん。0(^_^)0 最近、新聞も読まなくなった。 (自分の予想したトレンドが崩れるんで)^_^; 何とかなるもんだ。
- lunasea
- ベストアンサー率22% (4/18)
株で儲かることもあれば損をすることもあります。 かなり儲かっている人でさえ、損をする事も必ずあります。 株式投資のソフトで試されてはいかがでしょうか?
- NYsteak
- ベストアンサー率38% (8/21)
>もうかるの?もうからないの? ○儲かるかもしれないし、儲からないかもしれない。時流にのれば儲かるし、乗り損ねるば、損をします。 >素人が株をやって儲かる確率は何パーセントくらいでしょうか? ○未知数で答えは有りません。 >また巷にあふれている株の本って熟読して意味あるんでしょうか? ○意味は有ります。リスクを背負わないで大きく設けることは困難と分かりますし。貯蓄と投資の考え方の相違点や、年齢から見ての投資に配分する自己資金の考え方、リスクの分散の仕方等は、知っておく必要があるとおもいますよ。 ◎株は自己責任です。証券会社のセールスマンの助言は貴重ですが、後悔しないように、自分で購入する株を選びましょう。
- tthe_mine
- ベストアンサー率46% (19/41)
ある株を買って、株が値上がりする確率は5割くらいじゃないでしょうか。 ある銘柄が今後上がるか下がるかは、誰にもわかりません。 これは勉強したからといって分かるようになるものでは無いと思っています。 (一応、チャートのパターンなどはありますが、毎回そうなるとは限りません) 勉強することで変わってくるのは、株価が上下したときの対応だと思います。 対応の仕方を覚えることで、損失を少なく、利益を小さく出来ます。 巷にあふれている株の本ですが、「私は1年で数千万稼ぎました」系の本は 内容が薄いことが多いように思えます。 読むのであれば、分散投資や財務諸表の読み方、損切りや利益確定のルールの作り方について書かれた本を読むと良いと思います。 「新賢明なる投資家」は私も読みましたが、勉強になりましたよ^^
お礼
現実的な回答ありがとうございます。 そこでお聞きしたいのですが、わたしは入ってくるお金と出て行くお金の価値感に差があります。同じ1万円でも出て行くお金の方がすごく損をしたような気分になります。そういう感覚で株をやると危険ですか?
お礼
いろいろ教えて頂きありがとうございました。 とても参考になりました。