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緯度、経度の計測のやり方
昔 白瀬矗陸軍中尉が南極点へ挑んだ時 南緯80度5分、西経156度37分の地点まで進み、そこに旗を立てました。 1.昔の探検家は今の様にGPSなどもなく、どの様にその僻地で自分の立っているポイント(緯度、経度)を計測したのですか? 2.あと1度違うと何km違ってくるのでしょうか? 教えてくださいm(_ _)m
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1.緯度は天体の高さを測定する事で判定可能です。 経度は、基準時刻と、その場の、特に太陽などの南中 時刻を比較する事で判定可能(南半球だから、正確に は北中ですね)。 経度の測定に使える正確な時計(勿論、純機械式)は 1728年に初期型が開発され、1765年までに、 機械式時計として最高水準に到達(半年間、海上で船 の揺れを与え続けた後、陸上に置いた同じ時計と比較 して、狂いは1分以内である事が条件でした)。 2.緯度1度は平均して115km。経度1度は、一番さ んの謂われる通り、緯度によって異なりますが、赤道 での経度1度は平均113.5km(地球も微妙にで こぼこしてるから)。 ある緯度(x)に於ける経線の長さは、 赤道長×Cos(x)で直ぐ出ますでしょ。 ここから北緯(南緯)60度に於ける経線の長さは、 赤道長の半分、約2万kmと直ちに分かりますね。 序でに、長さの単位、海里。 1海里=約1852mは、地球の表面を、角度にして1分 嘗める長さです。60海里進むと、大円に沿い、1度移動 した事になります。
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- hkd9001
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ponta5656 さん、こんにちは。 1.「昔」というのがどのくらい昔かによるのですが、電波航法のひとつ「ロラン(Long Range)航法」というのが使われています(した?)。これは地球上に離れていくつか存在する「ロラン局」という無線局とのやりとりによって自分の位置を求めるやりかたです。この「ロラン局」の仕事は、船舶などから「何時何分何秒ジャストに、信号を発信してください」という依頼をうけて信号電波を発信することです。 さて、いま航行中の船が自分の位置を知りたいとします。手近に、ロラン局A、B2つがあったとすると、双方に対して「hh時mm分ss秒に、発信お願いします」と無線で連絡します。次にロラン用の受信機で、双方のロラン局からの信号を受信して、その時間差をとるんです。ここで「ロランチャート」という海図を使います。これでA局とB局との間をみると、まるで天気図のような(あれよりもっと規則的な)曲線がたくさん引かれています。それぞれの曲線は「この上に自分の船がいる場合は、A局とB局の時間差は必ず××マイクロ秒です」ということを表しており、この××の数値がそれぞれの曲線によって少しずつ異なるのです(おわかりにくい説明ですみません)。とにかく このようにして「いま自分は どの曲線上にいるのか」ということがわかりますよね。 そのあと同じことを今度は異なる局の組み合わせ(たとえばA局とC局など)でやって、やはり「どの曲線上に?」を求めます。そうすれば、さっきの曲線といま求めた曲線との交わった点が、自分の今いる場所だということになります。 2.「地球の中心を原点とした中心角」という意味であれば、40000[km]÷360 でいいですね。
お礼
すごい詳しいんですね 感心しました(^ ^) すごく丁寧に 説明も頂き アリガトウございましたm(_ _)m 理解出来たと思います(^ ^)
- mojitto
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1.古典的な方法では星を使って把握したのではないのかと思われます。 つまり見える方向や角度によって計算するのでしょう。 また、位置の正確な基地局から電波などを使えば…わかるかもしれませんね。 2.緯度は経度に、経度は緯度によって長さが違います。 つまり地球を東西に一周するとき、同じ360°でも赤道付近なら丸々4万km、極地ならその場で回るだけですよね? 例えば、経度について1度あたりの長さが知りたければ、その緯度で地球1周が何kmかわかれば、計算できます。
お礼
なるほど2の答えは理解出来ました(^ ^) 1は、もしかして星の位置関係なのかも・・・? ありがとうございました(^ ^)
お礼
すごく丁寧に 説明も頂き アリガトウございましたm(_ _)m 理解出来ました(^ ^)!!