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信用取引について教えて下さい

信用取引に興味があるんですが、資金がなくても株式売買が出来ると単純に理解しています。 ただ、 委託保証金はいくらくらいなのか? ずっーと信用取引のまま売買できるのか? などが分かりません。 何か他に条件や注意点などございましたら、合わせて教えていただけますでしょうか? 宜しくお願いします。

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  • m-tahara
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回答No.4

 「信用枠」と申し上げたのは、実際に信用取引で売買可能な金額のことです。  現金30万円だけ、と仮定すると、30×2.5=75万円、ということになります。  これは、委託保証金としての現金+現物株式(時価の80%で評価するのが普通)を元に算出します。ですから、保有株式の割合が高い場合、この評価額が下がることによってこの信用枠も減ることになります。勿論反対に現金を入れたり、保有株式の評価額が上がれば枠は増えていきます。信用取引分を確定して利益を出したり損失を出したりしても当然増減します。  さらに気をつけなければいけないのは、信用で建て玉(取引した株のこと)を持った場合、その評価額が新規で立てた金額よりも悪くなった時(買いなら下落、売りなら上昇)、その損失部分も担保のような形で先程の金額から控除されてしまいます。ですから市場が暴落するなどし、自分の持玉が総下落したりすると、ダブルパンチで一気に信用維持率が悪化する危険性が出てくるわけです。  その「信用維持率」というのは実際に持っている建て玉に対する保証金の割合です。  具体的には「保証金÷信用建代金合計」で算出します。  もし保証金が30万円あり、信用で60万円の株を新規買いしたとすると維持率は50%になります。  「最低維持保証率」はそうした維持率がこれ以上下回ってはいけない最低限度の維持率です。先にも書いたように通常は30%になります。法律上は確か25%か30%だった筈です。  要はこれ以上下がってしまうと担保価値に比較して貸し金が多くなりすぎてしまうので、それ以上はお貸しできません、ということです。  これは例えば、30万円の保証金に対して75万円建てていた場合、その評価額が下がってしまい65万円になってしまったとすると(この辺り本当は手数料etc.が入ってもっとややこしくなります)保証金は事実上20万円相当となり(実質保証金)、信用維持率は26%となって30%を下回ってしまいます。  こうなった時に、イートレードであれば(No.3の方の仰る通りイートレードは30%回復で良いようです)25,000円入金するか、その建て玉を処分するかしなければなりません。  この位ならたいしたことはないとしても、これが300万円とすると25万円になってしまいますし、評価額が55万円まで一気に下がれば125,000円必要になってきます。こうなってくると2,3日で用意するにはそう簡単な金額とは言えないでしょう。  これに株式が入ってくるともっと複雑になり、持ち株を売って現金化することでその担保としての評価額が80%から100%に上昇するので、それを充当することも可能になります。  昨年9月12日にはこうした計算で仕事どころではありませんでした。現実には仕事も忙しかったのでその合間にちまちまと計算してましたが。  ただ、こうして売りたくない株を売らされたり急な資金繰りが必要になったりすることは投資としてとても不健全なことですし、第一精神衛生上とても宜しくないので(気持ちがとてもマイナス思考になってしまいます)出来る限り避けるためにも、ぎりぎり勝負は避けることをお勧めします。

tgoda
質問者

お礼

なるほど。完璧に理解しました。 貴重なお時間を割いていただいて誠に有難うございました!

その他の回答 (3)

  • odoratti
  • ベストアンサー率35% (13/37)
回答No.3

下の人が書かれているイートレード証券では、30%を切ると30%まで戻せば良いことになっています。他のネット証券では、40%とか50%など結構きついですので、イートレード証券は手数料一律630円、最低保証金30万円などあらゆる点で、いいのではないでしょうか。

  • m-tahara
  • ベストアンサー率38% (383/983)
回答No.2

 信用取引の場合、通常の売買手数料以外に、資金を借りていることに対する金利を払わねばなりません。これも長期(6か月近く)まで保有しているとそれなりの金額になってきます。他にも口座保管料、期末の名義書換料など高額ではないものの、様々に取られる金はあります。最近、売り方に対しても貸し株料が取られるようになりました。  信用取引は期限があるために、最大6か月後には例えどれだけ負けが込んでいても決済しなければなりません。その際に現金があればそれで充当できますけれど、もし株で持っているなら、それも売らなくてはなりません。それが儲かっていようといまいと。しかも信用枠一杯近くまで買ってしまいそれに評価損が出てくると、現金を持っていても信用維持率保持のために現金を株の購入に充てることも引き出すことも出来なくなります。  また、最低信用保証維持率というものが設けられており(通常30%)、評価損が膨らんでこれを下回ってしまうと、手持ちの株を売るか(株券はその評価額の80%が信用の保証額になっていますので、現金化すれば若干〈20%分〉維持率が上がります)、「追い証」と言って3日後(決済の日)までに現金を投入しなければなりません。しかもネット証券ではその際30%回復ではなく自分のところで信用の委託保証金率に設定している割合まで〈松井などで40%〉戻さねばなりません。もしそれだけの金額を用意できないと取引は停止されます。ただ借金だけが残ることになります。  特に最大2.5倍(現状のネット証券ではここまでです)の購入が出来る、ということは2.5倍儲けられる代わりに2.5倍損する危険性も高くなるわけです。  あくまでも資金全額をかけてしまうことは避け、極力1,2か月以内の短期勝負に徹しないと、あっという間に手持ち資金を全て失うことになりかねません。  くれぐれも注意深く売買させることをお勧めします。  念のため、信用取引のルールの一例を参考に載せておきます。  但し、手数料としてはイートレードが信用だと金額がいくらでも600円、とおそらく最低水準にある、と思われます。こちらのサイトなども検討されても良いかも知れません。

参考URL:
http://www.matsui.co.jp/netstock/rule2002/rule_margin.html#10
tgoda
質問者

お礼

どうも有難うございました! 大変参考になりました! ・通常の売買手数料 ・資金を借りていることに対する金利 ・口座保管料 ・期末の名義書換料 が売買にかかる手数料的なお金ですね。 また、大変勉強不足で申し訳ないのですが、「信用維持率」、「信用枠」、「最低信用保証維持率」とは具体的にどんなものなのでしょうか? 「信用枠」とは貸していただける金額の事なのでしょうか? そしてそれは委託保証金によって率が前後するのでしょうか? また、例えば、委託保証金として30万円口座にいれておくとして、通常30%の「最低信用保証維持率」の金額(=9万円)以下になった場合、3日以内に「自分のところで信用の委託保証金率に設定している割合まで戻さねばならない」という事なのでしょうか? お忙しい中申し訳ありませんが、再度ご回答いただると嬉しいです。 宜しくお願いします。

  • danjiri
  • ベストアンサー率44% (28/63)
回答No.1

まず最低委託保証金は30万円です。「ずっーと信用取引のまま売買できるのか? 」という質問はいつまでも決済せずに持っていて良いのかという質問だと受け取りましたが、『6ヶ月以内に決済』しなければなりません。オンライン証券の中には1000円からと安い手数料のものもありますからそちらがお勧めです。信用取引をはじめるなら個々の銘柄売買より日経225などがわかりやすくて良いのでは。もっとも注意すべきは手持ち資金以上に売買できますが前述通り、6ヶ月以内に決済しなければならないということです。より大きな利益が期待できますが、リスクがつきまとうことだけは忘れないように。丸三証券などの無料セミナーに参加されるのも理解の早道ですね。他のオンライン証券各社も実施しているようです。ホームページを検索して申し込んでみては。

tgoda
質問者

お礼

・最低委託保証金は30万円 ・6ヶ月以内に決済』しなければならない ・当然、リスクはとっても高い という事ですね。 どうも有難うございました! 大変参考になりました!

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