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宇宙のはじまりは【無】から生まれたんですか?
ナツメ社の「140億光年のすべてが見えてくる 宇宙の辞典」(沼澤茂美+脇屋奈々代=著)によれば、 宇宙は時間も空間もない「無」の状態から生まれたと考えられている、この「無」の状態は「真空のエネルギー」というものに満たされた躍動的な世界、とありました。 原子より遙かに小さい大きさで誕生した宇宙は、自らが秘めていた真空のエネルギーによって「インフレーション」をとげた、と。 そこで質問です。 ・何故、宇宙は何も無い所から誕生したのでしょうか。 ・また、インフレーションによって、どの様に、新しい空間が生まれたのでしょうか。 ・宇宙は無の空間?から生まれたのなら、宇宙には壁みたいなものはあるのでしょうか。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 皆さんの考えなど、教えてください。よろしくお願いします。
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>・宇宙は無の空間?から生まれたのなら、宇宙には壁みたいなものはあるのでしょうか。 簡単のために空間の次元を1つ落として説明します。 宇宙の空間がもし2次元だったと想像してください。 そのとき宇宙は3次元の風船のように膨らんでいったと思われます。 いま私たちがいるのは、風船の表面上のある1点です。 そして、私たちは風船の表面から離れ出ることができず、また風船の表面以外の世界を知るすべもありません。 さて、ここで「宇宙に壁みたいなもの」があるかと想像してみましょう。 風船を外から眺めることのできる高次元空間の人間には、風船の表面以外にも世界があり、それこそが風船の表面との「壁」であることが分かります。 しかし、風船の表面に張り付いている私たち2次元の人間には、外の世界を知りえないのですから、「壁」など見ることすらできません。 ただし、こうして1次元落として考えたことで一つ分かることがあります。 それは、2次元空間の宇宙にとって風船の表面上のすべての点が「壁」であったことから、3次元空間の宇宙にとってもすべての点が「壁」であるだろうということです。 私は高次元空間に行ったことがないので分かりませんが、 もし仮に、このような推論が正しいとすれば、この宇宙のあらゆる点が「宇宙の壁みたいなもの」になっているかもしれません。
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- N64
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無から生まれた、というのは、明らかに矛盾しています。ですから、いろいろな仮説があって、その矛盾を解消しようとしていますがまだ成功したものは、ないと思います。その中でも、参考URLの記事は希望があって、面白いと思います。
- NAZ0001
- ベストアンサー率29% (508/1743)
ドーナツの穴は、周りにドーナツが「有」るがこそ存在できるのと同じく。ここで語られる「無」というのも、定義が曖昧です。 ビックバン以前の状態は、数学的に記述できるだけで、人間が感覚的に把握できる物ではありません。 >・宇宙は無の空間?から生まれたのなら、宇宙には壁みたいなものはあるのでしょうか。 「何も無い空間」では無く、「空間が無い」ので、境界である壁を考えること自体が無意味です。 地球の表面が有限であるにも関わらず「果てがない」のと同じく、宇宙にも壁はありません。…この地球表面という2次元を、3次元に拡張して考えられれば、今回の質問への答えの第一歩かと。
- cliomaxi
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宇宙の始まりに関しては色々な説があります。(神が創造したと云う人もいますし、ビッグバンは無かったと云う人もいます。) サイクリック宇宙論と云うのが有ります。(超ひも理論) 現在の宇宙は大体50回目だそうです。 現在宇宙の年齢は約137億年と云われていますが、これまで有るビッグバン宇宙論だとどうもエネルギーと時間との関係が上手く説明出来ない。(100億年程度では足りない。) ビッグクランチもご存知だと思いますが、1回目のビッグバンからビッグクランチを経て、2回目、3回目と数を追う毎にそのエネルギーなどが大きくなり現在に至ると。 これに関しては「くりらじ」のポッドキャスト「ヴォイニッチの科学書」のchapter109に詳しいので興味が有れば、聞いてみて下さい。 http://www.c-radio.net/
- inaken11
- ベストアンサー率16% (1013/6245)
科学や天文学の観測結果を追いかけると、そういう結果になる、と言う事で、ほんとに無だったかは誰もわかっていないのです。
お礼
みなさま、ご回答ありがとうございました。 みなさまの意見を聞いて、宇宙は広いんだなぁ、という事を、実感しました。 ありがとうございました。