絶対仕事とは?要約

このQ&Aのポイント
  • 絶対仕事は、密閉された系が外部からエネルギーを受け取り、エネルギー保存則に基づいて行う仕事のことです。
  • 絶対仕事は、一般的なエネルギー保存則の式から「-Lx」が付加された形で表されます。
  • 絶対仕事には、「-Lx」が付加される場合とそうでない場合があり、使い分けが必要です。
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絶対仕事をわかり易く教えて下さい。

《絶対仕事:対象とする境界内に密閉された動作流体のする仕事、密閉系の仕事、または膨張仕事ともいう》 (質問1) 絶対仕事とは何でしょうか?上記説明を更にわかり易く教えて下さい。 ■使われ方 【閉じた系の場合】 系が環境温度Teと圧力Peの外部と平衡になるまでの間に、外部より熱量Qを受け取り、絶対仕事Lxを行った時、内部エネルギー、エントロピー、体積が以下のように変化したものとする。 dU=U2-U1、dS=S1-S2、dV=V2-V1 従ってエネルギー保存則から dU=Q-PdV-Lxが成り立つ・・・・式1 (質問2) 式1は何故成り立つのでしょうか? 一般的なエネルギー保存則の式 dU=Q-PdV に何故「-Lx」がつくのかが全くわかりません。 「-Lx」がつく時とつかない時の使いわけをどうすれば良いのかもわかりません。

質問者が選んだベストアンサー

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  • Mr_Holland
  • ベストアンサー率56% (890/1576)
回答No.1

系が「絶対仕事Lxを行った」ために、その分エネルギが減少し、「-Lx」がついたのだと思います。 例えば、ピストン内の空気について考えますと、もし膨張時に質量mの物体を高さhだけ上昇させたとしたら、mgh(Lxに相当)の仕事をしたことになるので、その分、ピストン内のエネルギは減少することになります。 >「-Lx」がつく時とつかない時の使いわけをどうすれば良いのかもわかりません。 系が何も仕事をしなかったとき、「-Lx」はつかないと思います。

myaumyau
質問者

お礼

ありがとうございます。 よくわかりました。

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