• ベストアンサー

証券会社の売買について

CCIを野村が保有してから急に株価がさがったり,モルガンやGSが大量保有したとたんに株価が下がることがよくあります. 空売りでヘッジしているのだとは思いますが,現物保有してから空売りをはじめていて,なぜはじめから空売りをしないのかと以前から不思議でした. 証券会社他が空売りから入るのを禁止している法律とかがあるのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • mitigusa
  • ベストアンサー率47% (613/1300)
回答No.1

http://www.jsf.co.jp/de/view.php?id=179&category=11  貸借銘柄は 空売しても精算までには 6ヶ月の猶予が有りますが  貸借銘柄で無い銘柄は 受渡日(普通は4日後)に  現物株を渡さないといけない訳です。  この違いは 解りますよね  貸借で無い銘柄で手持ちに株券が無いのに売って  その株券を受渡日迄に 持っていなければ 事故です。  http://goldencross.livedoor.biz/archives/cat_50029321.html  一読して下さい。

mojikun
質問者

お礼

ありがとうございます. 私はいま一般の投資家と証券会社などのディーリングの違いについてとても興味をもっているので,上記URLのページもとても参考になりました.

その他の回答 (3)

  • tiuhti
  • ベストアンサー率66% (447/668)
回答No.4

>ただ,相変わらずわからないのが,証券会社が大量の株を高値で買い受けたあと,株価が下がった場合,いくらヘッジするといっても後でよっぽど頑張ってあげないと元がとれないような気がするのですが? CCIの場合、(というか、証券会社がある特定の銘柄の株を、他に売るあても予定もなく、大量に保有する事はまずないので、他にもよくありますが)、理屈だけで考えると、 1.一旦SBからの大量の売りの株数と価格が決まった時点で、借りてきた株を、これから買う株と同数市場で売り建てて、売り買いのポジションをニュートラルにする。(この時点で、売建平均単価<買い予定単価であれば、とりあえず損失が確定する。) 2.SBから買った株の嵌め込み先と価格が決まると、ヘッジ目的の売りポジションは不要になるので市場で買い戻す。(この時点で、嵌め込み先への売却平均単価と市場での買い戻し価格の差が、損になったり得になったりする。) という事です。損得に関係あるのは、SBからの買い単価、市場での売りポジションを作った際の平均単価、嵌め込み先への売却単価、市場で売りポジションを買い戻した際の平均単価の4つです。 さて、このような大口の取引(SB対証券、証券対機関投資家)の場合、必ずしもその瞬間に市場でついている価格で売買しなければならない、という決まりはありません。ま、ひどくかけ離れた価格だと、税務署が文句を言う場合はありますけど。また、SBから打診があった際に、SBには、例えば「○月○日から○日までの○日間の終値平均値での買い」なら受けると伝え、同時に同じ条件で機関投資家に売りを打診して、うまく両方ともOKがとれれば、買った瞬間に同条件で売りが決まりますから、少なくともその分はヘッジ売りは不要で、株価がどうなろうが無関係になります。(あるいは、マーケットリスクをとるならば、機関投資家に転売した後も、売りポジションを継続して、もっと下がったところで買い戻す事も理論的には可能です。) これは非常に単純化した例ですが、要は、取引所についている値段の動きだけで、絶対に損をしたはずだ、とかいった議論はできない、って事です。 「一般の投資家と証券会社などのディーリングの違いについて」興味をお持ちとの事なので申し上げますが、一般投資家と自己売買が全く同じようなディーリングをする訳ではありませんが、価格変動リスクを負っている、という点では何ら違いはない、という点は覚えておかれたほうが良いと思います。そして、個人の場合は、極端にいうと投資資金がパーにならなければいい、と割り切る事は可能ですが、自己売買部門の場合、会社としてのリスク管理はそんなに寛容ではありませんから、個人投資家には関係のない様々な制限が出てきます。「自己売買部門は、制限も緩く、大きな玉を扱うから、市場操作もできてしまう」という誤った想像をしてしまう方が、時折いらっしゃいますので、念の為。(No.1の方がURLを入れたサイトの後の方でも、そういった誤解を解く為の説明が中心だと思います。)むしろ、市場で裁くのが大変なぐらいの大量ポジションを、自分の相場観とは無関係に抱え込まされるディーラーは、個人投資家よりももっと行動が制限されるはずです。 勿論、質問にあるように予め売りポジションをとっておく可能性を100%否定するつもりもありません。これは手口を見ればある程度は想像できるでしょう。とにかく、値動きだけから損したはずだ、得したはずだ、とは決め付けられない、という事です。 違法でなければなんでもあり、というのは、言うまでもない事ですが、だからといって、証券会社がいつも乱暴に相場を動かしている訳ではありません。振る玉が大きくなればなるほど、自作自演になってしまうリスクは高まります。(個人の方で、自作自演のリスクというのが、感覚的によく理解できない方が時折いるようですので、質問者の方はよくお分かりかも知れませんが、付け加えました。)

mojikun
質問者

お礼

たびたびご丁寧な回答ありがとうございます. CCIについて,私なりにいろいろ考えていましたが,野村はSBから数ヶ月前に依頼を受けていて,ご回答の1.にも少しかかれていましたが,SBから株を借りて,徐々にかなりの量の空売りをいれてかなりの利益を確定してから買い受けたのではないかと思います.そして,その株をディスカウントして機関(バークレイズ・モルガン他)に売ったのだと思います.株価が下がっていたのは,クレディ・スイスが空売りから入っているからだと思いますが,原則的に大量の現物をもちながらの市場内での空売りはヘッジ以上の意味はないような気もしてきました. 初心者なのでまだまだトンチンカンなことを考えることが多いのですが,みなさんの助言のおかげで本当に助かっています.プロの方たちと違って,私には株取引はまだまだ推理小説のような部分が多いので.

  • mitigusa
  • ベストアンサー率47% (613/1300)
回答No.3

お礼が 有ったので 追加で  株券を個別で大株主から借りてきて  市場で 売却後  後で 市場で 買い戻事も出ますよ  個人では 無理ですが  今話題の 独占のぺこちゃんなんか  ちょいと追ってみて下さい。  大量保有報告書  この件に関しての コメントは控えますが  有る意味 違法でなければ 何でもありの世界に居ることも  忘れないでね。  買ってから売るのでなく  売ってから 買い戻すことも可能です。  

mojikun
質問者

お礼

たびたびありがとうございます. ここ数日でいろいろわかった気がします. 他のところで教えてもらったところによるとプロのみなさんが 借り株するところがあって,どのくらいの枚数借りてるかもわかる そうですね. 不二家はマークしてました.GSでしたっけ? あれはサイダーっぽいってことも話題になってました.

  • tiuhti
  • ベストアンサー率66% (447/668)
回答No.2

証券取引法施行令第26条の4(空売りを行う場合の価格) 証券取引所の会員(証券会社の事)等は、当該証券取引所の開設する取引所有価証券市場において自己の計算による空売り(要は自己売買の事)又は受託をした空売りを行おうとするときは、当該空売りに係る有価証券につき当該証券取引所が当該空売りの直近に公表した当該取引所有価証券市場における価格(…中略…)以下の価格において当該空売りを行つてはならない。(カッコ内は引用者註) つまり、空売りはできます。このルールは、専ら証券会社が値を崩すような空売りをしてくる事を規制しようとしたものです。株を借りてくれば、貸借銘柄かどうかに関わらず、どんな銘柄でも空売りはできます。貸借銘柄は、証券金融会社から借りられない、というだけの事です。一般論としては、いわゆるプロの世界では、証券金融会社以外から借りてくる方法なんていくらでもあります。(そっちが普通じゃないかな・・・) ところでCCIのように、大株主が株を売ろうとして、一旦証券会社に引き受けてもらう場合、証券会社からすると、その買値を決めると同時にヘッジするのが、リスクを最大限に減らす方法ですが、値決めをする前に空売りを始めたとして、何らかの理由で株価が上がってしまったら、損をするでしょう?それに、大株主の株の放出は、売り材料になる事がよくありますが、(例えば)事前に相談をうけた段階で証券会社が空売りを始めて、その後で「実は株を一時買い取って、前から空売りをかけていたので、高い値段で売りヘッジできました」なんて事が後で発覚したら、一般投資家は怒りませんか? 私の回答に必ずしも納得する必要はありませんけど、一応納得できる回答が出たら、締め切りましょうね!(念の為です。)

mojikun
質問者

お礼

なるほどそうですね.ご丁寧にありがとうございました. ただ,相変わらずわからないのが,証券会社が大量の株を高値で買い受けたあと,株価が下がった場合,いくらヘッジするといっても後でよっぽど頑張ってあげないと元がとれないような気がするのですが?

関連するQ&A