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眠たいの「たい」について

以前から疑問に思っていた事を書きます。 「眠い」「煙い」「重い」は、それぞれ「眠たい」「煙たい」「重たい」に変化しても同じ意味に使われていますが、これはどういう経緯で出来た言葉遣いなんでしょうか。 それから、「寒い」を「寒たい」と変化しないのは何故なんでしょうか。ご教示願います。

みんなの回答

回答No.2

「タイ」の語源は「はなはだしい」という意味の形容詞「イタシ」です。 この語が名詞や動詞の連用形と複合語を作るときに「イ」が落ちたもので,程度がはなはだしいことを表します。 「めず(愛ず)」の連用形「メデ」+「イタシ」=「めでたし」 「ねむたい」の文語形は「ねぶたし」で,これは「ねぶり(眠り)」+「いたし」の縮約形。ひどく眠いという意味です。 「けむたい」の文語形は「けぶたし」で,「けぶり」+「いたし」の短縮形。 ただ,「いたし」は形容詞の語幹には付かないはずなので,「重たい」はおかしい。古語辞典にもないから,比較的新しい語だろう。だから,「さむたい」もないのでは? ちなみに,「ねぶし」「おもし」は古語辞典にも出ているが,「けぶし」はない。「けむい」も比較的新しい語なのだろう。

mac007
質問者

お礼

ありがとうございました。大変参考になりました。 なるほど、「めでたい」がありましたね。私は、「眠い」「煙い」「重い」の共通点は、ま行がつく形容詞なんだと思ってました。だから「寒たい」が無いのはおかしいなと。浅はか。 そう言えば、「甘たい」も無いか…。探せば結構ありそうですね。

  • PEIKD7463C
  • ベストアンサー率25% (262/1021)
回答No.1

>「眠い」「煙い」「重い」は、それぞれ「眠たい」「煙たい」「重たい」に変化しても同じ意味に使われていますが、 逆でしょ「眠たい」が「眠い」になったんです。 最近でいう「ら」抜き言葉と同じですね。 長年使い続けるうちに正式な言葉として認められたのだと思います。 「ねむたー」「けむたー」「おもたー」「くっさー」(?)みたいに「い」がなくても使える形に「い」を付けたものが元々あって、それを(当時の)若い奴がナウい言葉として「眠い」「煙い」「重い」と使ったのでしょう。 「うざったい」を「ウザい」と言うみたいに。 「寒い」は「さむたー」とは言えませんからね、なんか「サムターン回し」を連想します。 「重い」と同じ音の「思い」も「思たい」とは言いませんね。 メロドラマとかで「僕の思たいを受け取ってください」とか言ってたらコメディになります。 ちなみに私の推測です。 私は言語学者ではないので本当のことは知りません。 間違ってたらごめんね。

mac007
質問者

お礼

早速のご回答、ありがとうございました。 なるほど、「眠たい」が先でしたか。勉強になりました。でも、なんで「寒い」だけ例外なのかなあ。

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