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ゲル浸透クロマトグラフィーについて

オープンカラムを用いてゲル浸透クロマトグラフィーにより、試料を分離したいと思っています。 充填剤の選択や使用量、溶媒の選択、分離可能な試料の量など、実際の使い方を具体的に教えていただけないでしょうか。 あるいは関連サイトを教えていただけると助かります。 本を読んでも原理や、抽象的なことしか書かれておらず、実際に手を動かして作業することができません。 ちなみに分子量は500-1500くらいです。 よろしくお願いいたします。

noname#203618
noname#203618
  • 化学
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  • c80s3xxx
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回答No.2

ゲルメーカーに問い合わせた方がいいでしょう. 少なくとも試料がどのようなものかを明示せずにこのような質問をしても有益な答が得られるとは思えません.またこういうところでその詳細を書けなくても,メーカーの技術相談窓口なら守秘義務もあるのでかなりのところまで話ができるでしょう. なお,分子量がその程度だとGPCモードで分離がおこるようなゲルは見つからない可能性が高いです.その辺は試料次第ですが.

noname#203618
質問者

補足

ご回答ありがとうございました。 ゲルメーカーにはどういうものがあるのか教えていただけるとありがたいのですが。。。 セファデックスがPharmacia製ということはわかったのですが、問い合わせ先がよくわかりません。検索するとファイザーがヒットします。 日本のメーカーだと問い合わせ易いのですが。 分子量やはり、小さすぎますか。。。

その他の回答 (3)

  • c80s3xxx
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回答No.4

自分は水系のHPLCでしか使わないので,オープンカラムだとどういうところがあるのかよく知りません.合成はやりませんが,分取するときもHPLCです.分取用の太いカラム使いますけど. うちにあるのでオープンでも使えそうなゲルだと東ソーのがありますね.でもあそこは水系しかなかったような. Shodex の分取GPCカラムもよく使うんですが,あそこはオープン用のゲルはなかったような. 外国メーカでも日本支社や代理店が技術的な相談には乗ってくれるはずですが.

noname#203618
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 分取もHPLCとはすごいですね。 メーカー探してみましたが、みつかりませんでした。 とりあえず、自分の実験でこの手法を使うのはあきらめました。 ただ、GPCカラム興味あるので時間のあるときにもうちょっと探してみます。

回答No.3

ゲルを使用前に溶媒で膨潤させるんですけど、ゲルの素材(というか表面処理かな)によって、有機溶媒で膨潤させるべきか、水系で膨潤させるかが異なりますので・・・ 不適切な溶媒を使うと、ゲルが壊れる(というのかな?)というか、本来の性能は発揮されないでしょう。 あと、純粋に極性などの分子間相互作用が無関係か、というと、それは不正確かと思います。 GPCゲルはスチレン系の高分子だと思いますが、これだと極性というと変ですが、芳香族分子だと、パイーパイ相互作用が働くことが予想されます。 それでなくとも、隙間にトラップされる際にはファンデルワールス力が働きますし、水系だと疎水相互作用があります。

noname#203618
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 確かに、全く関係ないというのはおかしいですね。 納得です。

回答No.1

前の質問で書きこみしたものです。 オープンカラム用GPCというのは私の勘違いだったかもしれません。 この質問を見てから、Ald、Wako、Merckのカタログをチェックしたのですけど、順相タイプのカラム用GPCゲルというのは載ってませんでした(汗。 タンパク分離用のゲル、いわゆるセファデックスとは違いますので・・・ 前に有機金属やってる友達が、カラムクロマト用GPC使っていたと言っていたので、前質問のように書き込みしたのですが、怪しくなってきました。 あと、仮に入手ルートがあったとしても、GPCゲルはシリカやアルミナといった普通のゲルとは値段が段違いです。これは繰り返し使用を前提としているので、めちゃくちゃ高くても購入して使うのです。

noname#203618
質問者

補足

ご回答ありがとうございました。 自分もいくつか調べていたのですが、セファデックスは違うものなのですね。。。 ゲルろ過クロマトグラフィー→移動相は水、セファデックスなど ゲル透過クロマトグラフィー→移動相は有機溶媒、??? 上のような関係だと理解しています。 ちなみに大きさでふるい分けるクロマトグラフィーでも順相・逆相があるのでしょうか? 以前のお話で試料の極性は関係ないとのことだったと思うのですが。 それと、いろいろインターネットで検索していますと、金属錯体をわけている例をちらほら見かけます。それはセファデックスとは違うのでしょうか、、、? ゲルは高いので再利用するというお話も見かけました。

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