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クロミッドについて
クロミッドはなぜ生理開始5日目から服用するのでしょうか? 6日目からでは遅いのですか?
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noname#129050
回答No.1
こんにちは。 クロミッドを服用する目的は、卵胞の発育を促進し排卵に至る卵胞数を自然よりも多くして妊娠のチャンスを増やすことにあります。 生理が来ると、卵巣では次の排卵に向けての準備が始まりますが、生理3日目には両側の卵巣で15個から30個もの卵胞が目覚めスタートをきります。しかし時間経過とともに次第に数が絞られ、7日目くらいには2個か3個になり最終的には主席卵胞1個か稀に2個が排卵に至ります。 つまりクロミッドの誘発効果を最大限に引き出そうと思えば、そのスタート時点から服用すればいいわけで、そうすると最終的に3個から多くて5個くらいの卵胞を排卵可能な大きさに育てることができます。例えばクロミッドだけで誘発する自然周期採卵の体外受精では、採卵数を増やすために生理3日目から服用するわけですが、体外受精でない場合は一度にそんなに多く排卵させると多胎妊娠率が上がってしまいますね? そういうことで、生理5日目から服用というのは卵胞の発育を促進すると同時に最終的に排卵に至る卵胞数を2個ほどに制限するためで、6日目になればさらに卵胞数は制限されることになります。
お礼
凄くわかりやすい説明ありがとうございます。 3日目から飲む場合もあるんですね。 とても参考になりました。