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遺伝子組み換えが悪いと言われる理由

遺伝子組み換え作物について調べてみたところ、 人間の健康に害が与えられる心配はないみたいですが、 それではなぜ遺伝子組み換え作物が人間にとって悪いものだ というイメージが浸透してしまっているのでしょう? なにかきっかけとなることがあったのでしょうか? 悪いとされていた理由を教えていただきたいです。

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回答No.4

マスコミの扇動のせいだと思いますよ。あと、日本人の国民性。 確かに、安全性の面では将来的な不安がある・・・という意見はあります。当然です。でも、現在の安全性に関する基準はクリアしているわけです。ジャガイモは、長年食べてると言うだけで毒を含んでいても食べ物としてスーパーに並んでいます。青梅なんて青酸ですよ。死ねます。遺伝子組み換えたいがソラニンや青酸を含んでたら、絶対に並ばないでしょうね。 No.3の方が書かれた「殺虫トウモロコシ」は、最も有名な例だと思います。虫を殺す→人にも悪いという、市民団体に載せられたマスコミの論調です。開発当時は、科学的な根拠とともに報道されることはほとんど無かったと記憶しています。殺虫成分がイヤって、普段は家で殺虫剤を使用してるのに。。。真っ当な報道が為されてたら、ここまでヒステリックにはならなかったはずです。推進派も反対派も、しっかりした議論を進めることができたのにと残念でしょうがありません。BSE問題や、殺菌のための放射線照射、ジャンル違いですがいじめ報道を見てると、日本のマスコミの未熟さには悲しくなります。 また、今の日本人は、「リスク」というものを考えることができなくなっています。安全な環境、食物の供給が当前ですから、必要ないんです。目の前に考えるべきリスクがないから、マスコミが「危ない」という報道情報で仮想のリスク体験をしているのではないか、と私は思っています。本来、「リスク」とは「ハザード」の程度×確率で考えるべき概念です。でも、この概念を無くしてしまった日本では、ハザードの程度が大きければ、リスクがいくら小さくても大騒ぎするのです。現在、日本で遺伝子組み換えで死んだ人はいません。世界中でも居ません。奇形の子供も生まれていません。しかし、食中毒患者では年間20000人以上、うち10名程度は亡くなっています。自動車事故では7000人が亡くなってます。 このような状況の中では、さぁBSEだ!遺伝子組み換えだ!と国を挙げて騒いでいたのは、さすがに如何なものかと思います。限られたお金と時間と人的資源を、最大限有効に使って欲しいと思います。そうできないのは、マスコミが「国民の知りたい権利」の名の下に不必要にセンセーショナルば扇動をしているからに他なりません。 あ、遺伝子組み換え植物で、明らかに失敗だったと私が感じた点が一つあります。それは、生産者が楽するための技術とイメージされてしまったことです。消費者を向いた作物を最初に大々的にPRしてれば、随分と違ったのではないかなぁと思います。 最後に一応言っておきますと、私は遺伝子組み換え作物の導入に積極的ではありません。ただ、今の世界的な食糧不足が続いている状態で、日本が金にものを言わせて食べ物を買いあさる時代はそう遠くないうちに終わると思っています。遺伝子組み換え作物に頼らざるを得なくなるかもしれません。今のうちから国の施策として考えておくべきでしょうね。 ・・・長々と余計なことを失礼いたしました。

その他の回答 (5)

  • tomoyaok
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回答No.6

出典を調べ切れていないのですが、、、 かつてNatureという科学商業雑誌に 遺伝子組換え植物の花粉が、それを意図しないのに チョウチョを殺してしまうんだ、という論文が載りました。 マスコミはそれをセンセーショナルに大々的に取り上げましたので 人々の心に遺伝子組替えは危ないんだ、という情報が刷り込まれました。 後に、その論文の内容が科学的に誤りであったのですが、 おそらくマスコミはそれをとりあげなかったか、最初のインパクトに比べて 小さく取り上げたかのどちらかで、 人々の心に刷り込まれた情報を訂正するには至らなかったわけです。 No1-3の今までに無かったものだからわからない、という意見は 例えばキャベツなんかはもともとはケールなので全然形が違います、 そんなのをたかだか数十世代そこそこ食べたから安全っていうのは 組換えが危険だという論理と相容れませんし、 例えばスイカは安全+天ぷらも安全=食い合わせはお腹が痛くなる、 だから組換え体も危ないかもしれないと意見もありますが、 それだったら日本に自生しない動植物由来の輸入食品なんかは 危なくって食べられないことになります。

  • notime
  • ベストアンサー率39% (18/46)
回答No.5

No.4 さんが述べられているように遺伝子組み換えが消費者を置き去りにして技術だけが先行してしまったことがマイナスイメージを生む結果になっていると思います。組換え食品が受け入れられている国では事前に地域住民に組換えの安全性などを説明してから導入したためスムーズに事が運んだそうです。専門外の消費者にとって未知の技術に対して恐れを抱くのは当然だと思います。 組換え植物に関していえば、花粉の飛散も問題になっているようです。遺伝子組み換えは自然界では起こり得ない生物を作ることであり(多くは生物種間を乗り越える交配であり)、今までその地で住み分けをしてきた在来種の存在が危ぶまれていることも反対される一つになっているようです。

  • uuyn2006
  • ベストアンサー率50% (24/48)
回答No.3

こんにちわ もう回答は出ているような感じてすが・・・ ちょっと長くなりますが私の考えを書かせていただきます。 遺伝子組み換え食品で分かりやすい問題と言うものに、 「殺虫成分を含む葉を作る遺伝子」を組み込まれた野菜というものがあります。 これは一見すると農薬が不要の野菜になり、人体や環境に影響のない、素晴らしい野菜のように見えますが、このような野菜を食べ続けた場合、「人間に対して悪影響はないのか?」と言う議論がされました。 当然、開発をした学者は反論し、「人体に悪影響のない範囲」としましたが、多くの学者は、いずれその殺虫効果が強まる事を懸念して「よくないこと」と言う風潮が強まる形になりました。 遺伝子組み換えで得られるものは、元々その野菜や作物に含まれない成分などを、他の遺伝子と組み合わせることによって異種発生的に人間が生み出したものに当たりますので、そういったものを長いスパンで摂取した場合どうなるか・・・ そこが解明されないので食べないほうが良いと言うのが一般論です。 と言う話がテレビなどで、「遺伝子組み換え食品はまだよく分からないので食べないほうがいいでしょう」と偉い(そう)な人が言う場面が多く放送されたことによって余計にそういう風潮になったのではないかと思います。

回答No.2

遺伝子組み換えの農産物がどのように人体に影響するか解らないので問題になっているのでしょう。 未知の領域ですから。 食べ続けたらどうなるか・・が、悪いんだと思います。

  • nitto3
  • ベストアンサー率21% (2656/12205)
回答No.1

自然のシステムはほんの一部しか解明されていないのです。 外来植物すら環境に影響を与えています。 公害はどうですか、悪いと思ってなされた結果ではないのです。 皆その当時はいいと思ってしてきたのですよ。 極端な場合もてはやされてね。 遺伝子組み換えが便利と思ってもその副作用はまったく分っていません。

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