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近代文学の中で未来について書かれている作品

近代文学の中で表現や内容が未来について書かれている作品を探しています。 未来でもSFっぽい表現でなくてもよいです。 ちょっとした表現でも良いので教えていただけませんか? 作家だけでも良いです。 よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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noname#2287
noname#2287
回答No.1

文学という、固めの分野で該当するとしたら: カレル・チャペックは、「未来」テーマが強調され過ぎも、当時の時代背景を考慮するとSF的意図のみでは無い事に注意を!(岩波文庫にある) 質問に一番該当して、21世紀以降に通用するのは、やはり「カフカ」でしょう。傑作・代表作は「城」でしょう。(未完結。細かく長いストーリーだが、読後の印象で「時代」設定など吹っ飛んでるし、完結の必要が無い。) 新潮文庫がポピュラーも白水社から新訳が出ました。 あとは、「ボルヘス」が岩波文庫で買えるが、読むのはかなりシンドイ(翻訳の限界。しかし時間があれば是非!)あとの「文学史」登場作は省略。 SF分野では、両極端の2作家 J.G.バラード:短編集から入ると良い。(けだるい午後、遠くには『砂エイ』の戯れが砂煙をあげている。なんという残酷な真夏の午後3時(ここはカレルの詩の引用。メランコリックでナルシスティックな未来の憂愁…)「夢幻会社」以降は、別傾向&別作家と思った方がいい。 P.K.ディック:後期の「ヴァリス」3部作を避ける事。 (入門的にはという意味で)取敢えず「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」これは、大傑作だ!(映画化された「ブレードランナー」の原作「Do Andoroids Dream Of Electric Sheep?」凄い!!! 特に途中でアンンドロイド・ハンターが『ひょっとすると、自分もアンドロイドじゃないだろうな?』と疑念が浮かぶ当たりの描写) この3部作っポイのも「火星のタイムスリップ」が限度。(途中でこの作家の『狂気めいた凄さ』が現れ通常の読者には、この辺が臨界点。:『グルゥルルル、ガビッシュがガビーに、ガビッシュにグルシュだ、ガビツッシュガビッシュ…』:こんな文少年の独白で出て来る。) 「高い城の男」あたりの<チョット変わった>作品に抵抗無ければ、あとは自分でOK! ドストエフスキーのように「一度読み出すと、やめられない、止まらない」症候群症状の傑作のみが持つ「あの感じ」です。 早川文庫&創元推理文庫&その他で出版あり。 最後に日本人作家も: 絶対に「石川淳」~次の短編からまず読む事(命令調だがオネガイ!在庫も無いが苦労して探す価値がありすぎる) ・「鷹」「野守鏡」「落花」などの戦後直後の前衛的(好かん表現だが)短編群。(著者は、『運動・エネルギー』だけを書いたと言及)避けるべきは「狂風記」「荒魂」などと「新釈シリーズ」理由は省略(在庫多いが後回しに!駄作だからという理由では決して無い。) 以上、取り留めが無い文章ですいません。 P.S.偶然「石川淳」と「安部公房」の誕生日と「S.キューブリック」の命日は同じだと知りました。

ta-go12
質問者

お礼

ありがとうございます。 文学的に未来について調べてみたいと思っているので 助かりました。 どこから手を付けていいのかもわからなかったので 参考になりました。 日本文学を調べようと思っているので 石川淳さんの作品を読んでみようと思います。 ありがとうございました。

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