メジャーリーグとNPB

質問

メジャーリーグと日本のプロ野球界では、年俸の額が桁違いです。いったいメジャーはどこから金がなだれ込んでいるのでしょうか？入場料は桁違いとは思えませんし、コマーシャルも桁は違いませんよね？放映権が十倍もするのでしょうか？

回答No.3

judas_2006 · ベストアンサー

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No.1です。
私は1980年代(*)にMLBのファンになりましたが、90年代以降忙しくなったこともあり殆ど見なくなってしまいました。日本でのMLB人気上昇カーブとちょうど逆のような感じです。またMLBやNPBに対する知識は殆どありません。そんな私ですが、ずうずうしくもコメントさせて頂きます。
(*)当時活躍していた選手 ： カール・ヤストレムスキー、ウエイド・ボッグス、ロジャー・クレメンス、レジー・ジャクソン、ピート・ローズ、ジョニー・ベンチ、マイク・シュミット、ロッド・カルウ、ノーラン・ライアン、ジョージ・ブレット、オジー・スミス、リッキー・ヘンダーソン等々。
・ご存知のように米国には4大プロスポーツがあり、MLBは人気でNFL、NBAより劣勢と思います。またプロを目指す青少年は、日本と違い複数の競技で優秀という人材が多いので、他競技に行かれないようにするためには、プロスポーツとしての魅力を高めて行かなければなりません。金銭面での魅力は多くの青少年をその競技に向かわせる大きな要因となります。ただここで注意したいのは、MLBが大金を投じるのは実力・実績のある選手であって、(まだ実績のない)新人との契約金は(どんなに有望視されていても)驚くほど安いということです。NPBとはカネの使いどころが違うように思います。
・古い歴史を持つMLBも他競技との競争を経験し、魅力を高める努力をしてきました。その一つがスピード感だと思います。MLBというと兎角パワーに目が行きがちですが、送球・走塁はスリリングです。イチローの活躍する場面を思い浮かべれば合点が行くかと思います。米国の観客はああいうプレーが大好き。だからこそ、イチローは非常に人気があるし、スピード感溢れるプレーへの大歓声が選手の高い次元への挑戦心に火を付け、さらに好プレーを生むという素晴らしい循環が生まれているのだと思います。またスピード感はテキパキとした試合進行も促しているように感じます。
・イチローのコメントを良く聞くと、彼が米国に渡った理由が分かるような気がします。決して金銭的なことではなく(年俸も重要ですが、年俸を金銭的感覚で捉えているのではなく、実力を示すバロメータとして捉えているように感じます)、競技レベル、球場の雰囲気や観客の質といったものに大きな魅力を感じ、米国に渡ったのでしょう。松坂もきっと同じだと思います。
・NPBにスター選手を留めたかったら、NPBの魅力を高めるしかありません。「球場の雰囲気や観客の質」といったことは、球団だけでなくファンの方も考えなければいけないことだと思います。NPBの歴史的ポイントは、1993年シーズンの長嶋氏・監督復帰でしょう。あれで改革が先延ばしになってしまいました(当時、これで野球人気も下がるだろうと思ったのですが、はっきり下がり始めたのは私の予想より後のことでした)。そういった点で、ソフトバック(というよりダイエー)、ロッテ、日本ハムの取り組みには好感が持てます。またNPBより、長期ビジョンを持ったJリーグ(の姿勢)に大きく惹かれます。各球団エゴ丸出しのドラフト・逆指名制度とかをやっている間は、NPBの再浮上は厳しいと私は推察しています。
・MLB改革を成し遂げたピーター・ユベロス氏に関してご興味があれば、参考URLをご参照下さい。
・NPBの魅力向上には、野球ファンの方々も大いに拘っていると思います。何か、できることがあるはずです。
・日本の野球ファンよりもっと不幸な人々がいます。それはブラジルのサッカーファンです！　そう思いませんか？　NPBを救う鍵はブラジルにありです！？？

参考URL：

http://circlechange.net/BM/?p=302

お礼

お金の使いどころが違う、というのももっともな主張だと思います。ただ日本は逆指名制度を廃止したところで、選手がアメリカに流れるだけなので、新人に使わざるを得ないと思います。しかもアメリカのアマチュアと違い、日本ではアマチュア（学生）野球で飛びぬけた実力を示した選手は高い確立で実績を残します。こういった選手にNPBに入ってもらうという立場なので、メジャーとは状況が違いますよね。私は元西部のマルチネスやホセメサのような巨漢（デブ？）選手がすばらしい馬力を見せるところも愛嬌があって好きなんですが、確かに日米ともそういった選手は減ってきましたね。人材流出の激しい今だからこそ日本球界では野球しかできないそういった愛嬌のある選手も発掘活用してほしいと思います。（失敗したらただのデブですから育成にリスクが伴うのもわかりますが、あえてリスクを覚悟する時期ではないでしょうか？）

　長期ビジョンというと、学校やリトルリーグに元野球選手を派遣して、野球の面白さを伝え競技人口を増やすしかないと思います。あとNPBが旗振り役になって子供が自由に使える野球場も増やしてほしいですね。

　面白いご意見ありがとうございました。

回答No.4

panasonix

メジャーにも金のある球団とない球団があります。
最高のチーム総額年俸を用意するヤンキースがある一方、ヤンキースの4分の1以下の総額年俸しか用意出来ない球団もあります。
メジャーはチーム数も日本の3倍近くあり、当然選手もそれだけ多くなるので、高額年俸ランキングを見るとびっくりするでしょうか、殆どの選手は限りなく低い給料でやってます。
特にフリーエージェントになる6年目までは獲得している球団が独占権を持っているため給料は容易に上がりません。
MLBが規定する最低年俸しか貰えない人も数多くいます。
日本のように二軍でも結構な給料貰ってるような人は珍しいのです。
MLBとNPBの総収入額を比べると、MLBはおよそ3倍～4倍高いです。
確かにMLBの収入は多いですが、当然チームの数や選手の数も3倍以上なのを考えると、とんでもなく収入が多いというわけでもないのです。
またメジャーは金持オーナーによる投資も重要です。
二人以上の共同オーナー体制を作り投資額を増やしたり、オーナーの変更でより投資をしてくれるオーナーになったりします。
日本では球団の売買はほぼ行われませんし、共同オーナーもありません。
後は確かに放映権が高いです。
アメリカの放映はケーブルテレビが軸ですから、視聴するには金を払う必要があります。
球団は完全に地域密着で地元のローカルケーブル局を自前で持ってたりします。そこからの収入はかなり大きいです。
全国放映権とローカル放映権の二種に分かれますが、全国放映権だけでもMLB全体で年間500億以上は収入があります。

お礼

総収入が３～４倍でチーム数が２．５倍となるとざっくり見て収入が１．５倍ということですか。となるとよほど固定経費の圧縮や一軍半、二軍選手の待遇が厳しいわけですか。あとは元チームの顔にいつまでも高級を払わないということですか。日本では巨人だけでなく広島まで、野村緒方前田といった選手に高給を払ってますが、広島の奏年俸を考えるとかなり彼らが圧迫してますね。そして収入のほとんどを一部の高給取りが独占するわけですね。その収入に寄与するのがケーブルテレビですか。日本は民報の全国放送がかなり発達していますが、ただゆえの限界ということなんでしょうね。適切なご解答ありがとうございました。

回答No.2

tomatosala

私も！今同じことを疑問に思っています。。

球団や日本球団としてもエース松坂を渡したくない
日本球界で頑張ってほしい、、
きっと！そう説得していたのが、、
それを吹き飛ばす、経営上？経営者側からの指示が働いたのではないかとおもったりします。

米中間選挙で小泉安倍政権が拠り所にしていた
ブッシュ政権が脅かされ、
世論からの攻撃（当たり前だと思いますが・本当にひどいことをし続けてるのですから）を受け、
日本ももうアメリカベッタリは卒業しなくては、
という政治家も出てきているようです。

そんな中で、アメリカが日本をメディア・コントロールしてきた報道パイプ、テレビの繋がりを弱めなようにする為かな？と考えたり。。

どうせ、放映権として、日本のテレビ局に圧力を掛けれるからではないかと、、
これまでのロックフェラーが各国で侵略するときの方向性を考えると、、
ヒジョーにセコくって、気が小さい、、小さなことから大きな力を発揮する・・パターンで
ジンギスカーンや日本の江戸明治の大人物のやり方とは違う。。

で。上記も有りかな？と思います・・？？

補足

これはQ＆Aなんであんまり関係ない政治的な主張ぶつけられても対処できません。あしからず。

回答No.1

judas_2006

下記URLをご覧になられては如何でしょうか。特に、1つ目は古いデータではあるもののご参考になると思います。

http://www.spo-sun.gr.jp/html/relate/deta/1999/m_data99.html
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/mlb/column/200601/at00008470.html

お礼

一つ目はおもしろいデータですが、確かに古すぎですね。これをみても、松坂との交渉権に６０億円はありえないとしか読めないです。（涙）ご解答ありがとうございました。