蚊のプ～ンという音

質問

いよいよ蚊が活躍する季節が到来しました。この季節が来ると、毎年ある疑問が頭をもたげます。蚊のプ～ンという羽音（？）について、です。
あの音は、どう考えても蚊自身に不利なのではないかと思うのです。
静かな夜にあの音は耳につきます。ましてや、人間の不快感をもろに刺激する音です。あの音のおかげで、蚊は我々から極端な恨みを買い、バシッ！とたたかれてしまい、かえって繁殖の道を閉ざされているように感じます。
我が愛犬もあの音に対しては嫌そうな顔をしていますので、人間以外の動物からも攻撃されてしまっていることでしょう。

弱々しい音なので、威嚇しているというのは無いと思いますし、どうして進化にともなってあの音が出ないような体にならなかったのか、疑問なのです。

昆虫に詳しくない私でも理解できるようなお答えをお待ちしています。

回答No.1

sakasagitsunen · ベストアンサー

こんにちは。

　　例えば、御存じのように、海のマンボウは、かなり多くの卵（約３億個）を産みますが、卵や幼魚の大半が食べられてしまいます。しかし、生き　残っているからこそ、世代を重ねて、今がありますよね。
http://research.kahaku.go.jp/zoology/uodas/toppage_fish/ocean_sunfish/eco.html
　　このように、結果から考えると、羽音で潰されない蚊が大量にいるために、現在生き残っていると考えられます。
　　さて、このように、羽音を捨てなくても、マンボウのような戦略でやっていけることはいけるのですが、でも、おっしゃるとおり羽音を捨てれば、さらに有利のようですよね、
　　ところが、メスの蚊の羽音は、オスがメスを探し、交尾をするために必要なのです（参考URL参照）。ですから、実は、羽音があってこその、蚊だったのですね！
　　でも、でもですよ！　生物はなんでもありなので、遠い将来、無音の蚊だって出現するかもしれませんね！そのときは、蚊どうしの勢力争いです。

参考URL：

http://www1.rcn.ne.jp/~hiroshi/kahaotofqwadai.htm

お礼

圧倒的な量の仲間がいるおかげで、人間から見たら無駄とも思える機能が残っていてもOKなのですね。よくわかりました。
しかし、蚊にとってはあの音がセクシーなサインだとは！雌の蚊も、獲物を探す時にまでプ～ンプ～ンいうのはやめて、雄を惹き付ける時だけあの音を鳴らせばおけばいいものを・・・。人間に置き換えると香水をふりまきながら食事してるようなものですよねぇ。
しかし、あの音が無くなったら、我々に潰される蚊が激減し、恐ろしいことになりそうです。
マンボウのページも見ました。「海がマンボウだらけになる」光景を想像したら愉快になりました！

回答No.3

aguitar

雌の蚊も、本当は静かに食事したいらしいですよ。
血を吸うのは「交尾した」雌だけで、いったん交尾した雌は、自分の羽音によってくるオスに、悩まされるらしいです。
効果は知りませんが、オスの羽音と、同じ周波数の音を発する（その中でも超音波領域の音で、聞こえない）機械が、売られています。
オスの羽音を聞けば、メスが遠ざかることを期待しているらしいです。

お礼

え゛ぇ！本人（本蚊？）も意図していないことだったんですか…。複雑な蚊関係を垣間見たような気分です。
既婚者だから男が寄ってきては困るのに、嫌でもモテモテになってしまうんですね…。そのうえ人間に叩かれるとは、不憫な感じもしますね。

超音波式の駆除製品があることは、初耳でした。リキッドタイプなどに比べて、害が少なそうでいいですね。虫除けであって殺虫効果はないんですよね？我が家ではネズミ対策用の超音波発生器を使っているんですが併用していいんでしょうか？（お例のつもりが新しい質問になってしまった…すみません。）

回答No.2

hardy50

今まで２階以上のマンションに住んでいたのですが今年から１回にすむことになり今まで以上に蚊に悩まされそうです。

確かに寝ているときに「ぷ～～ん」と聞こえてくるといらいらしますね。
でも日中、活動しているときなどは耳元で飛ばれない限り気が付かないのがほとんどです。
世の中の蚊の量に比べたら殺される蚊の量なんかは微々たる物なんでしょうね。

お礼

ちょっと違った視点からの回答ありがとうございます。人間の方が、小さな音に敏感になりつつあるだけで、分明の発達していない時代や大自然の中では、蚊が飛ぼうが鳴こうが、それ程、気にならないのかもしれませんね。
もしかしたら、東京のハトが黒っぽくなったように、いつか蚊の音がしなくなる時代が来るかもしれないですね・・・。
それにしても、あのぷ～～んという音は、なんともいえずイライラしますね！
蚊が何階までやって来るのかも、気になるところであります。