動物看護士になりたいのですが。

質問

私は、現在主婦１年生で、大学を卒業してから、ずっと一般の企業で、働いておりました。（事務～外勤営業～受付嬢までやりました）
現在、２８歳という年齢ですが、どうしても動物看護士になりたくて、今、いろいろと情報を収集している最中です。
やはり、専門学校に行って、基本的な知識をつけてから就職したほうがいいんだと思いますが、
実際、動物病院の求人を見ていると、「資格がなくてもＯＫ」「経験者の有無は問いません」など、と書かれているところも多く、実際、どちらがよいのか、今、かなり悩んでおります。
私としては、もう２８歳ですし、専門学校に行って２年経って・・・と思ってしまうと、
いっこくも早く病院でお仕事して、そこで日々、勉強をしていければと思います。そのかわり、必死で毎日勉強します。

できれば、動物病院の先生方、経験者の方、のご意見を聞かせていただきたく、よろしくお願い致します。

回答No.2

iwatemusume

こんにちは。動物看護士でした。

私は専門学校に行ってまで資格を取ることは必ずしも必要ではないと思います。もちろん同時にトリミングの勉強も出来たり専門的な知識も得られますが、当然獣医師ほどの知識が得られるわけではなく、医療技術はほぼ獣医の介助のみです。専門学校ではワクチンや生理解剖学、病気やしつけ学、栄養学までといった幅広い知識を得られましたがあくまでも知識で経験ではないためいざ現場に出てもあまり役に立たないことの方が多いと感じました。
解剖や歯石除去作業、オペ補助に注射なども行いましたがあくまでも獣医師の管理の下で行うことであって現場ではまず獣医の仕事です。学校で学ぶことより現場の方がはるかに学んだことのほうがはるかに役立ちます。
日本はまだ動物看護士(ＡＨＴ)が国家免許ではなく民間免許制なので、資格はそれほど重要視されていないことがあります。
肉体労働ですし、危険です。汚れを多く取り扱い、死も目にします。狭い職場での人間関係も重要です。事務管理に薬の処方、業者への注文、品質管理、入院動物の世話、滅菌作業にオペ介助。人間の薬剤師と看護士と事務士を全部合わせたような作業で、土日は休めないなどかなりハード。そしてお給料は一般事務の平均月収より低く、税金は厚生年金ではないので全額自己負担とかなり厳しいです。ＡＨＴの平均勤務年数は３年と短めです。

受付でしつけやワクチンの質問をＡＨＴに伺う飼い主さんもいるのでおおまかな事は説明できると良いと思います。
skhamuchanさんは事務や受付をされた経験があるようなのでそれはかなり有利だと思います！受付や電話対応に重きを置く病院が多いので、良いのではないでしょうか。案外事務的な方を求められる仕事になるかもしれません。

知識をつけているのは素晴らしいと思います。
専門学校に通っていても最初何をどうしたらいいのか分からなかった私に比べ、高校から就職して数年先輩で働いていた人の方が当然機敏でテキパキと働いていて一目置かれていました。仕事の経験量が生かされる職業だと思います。
因みに獣医師は個性的な方が大変多いです。
個人病院がほとんどなので病院によってテーマや技術は全く違います。
就職を受け入れてくれるからどこでもいいというわけではなくて、勤めている自分も信頼をおけるような病院を選ぶのも大切です。

大変な面ばかり書いてしまいましたが、ＡＨＴはいつからが遅いという職業ではないと思います。
応援しています！頑張ってください。

お礼

動物看護士の仕事に関しての、大変、詳細なご説明を頂き、大変参考になり、また、勉強になりました。
本当に、ありがとうございました。
わたしは、専門学校には通わず、通信教育である程度の知識を身につけ、あとは、ＯＬ時代に培った経験を生かしつつ、動物看護士のお仕事を現場で見につけて、勉強していきたいとおもいます。
目には見えない、動物看護士としても大変な部分も教えていただき、本当に勉強になりました。
ありがとうございました。

回答No.1

toshi-tsugu

動物看護士学校でアルバイトをしている知人の話を聞く限り、学校に行く必要はないと思います。動物看護士は、国家資格ではなく業界（協会）レベルの資格のようです。需要以上の学生（希望者）がいるようで給料もよくないようです。

動物看護士になりたいという希望なので、近隣の動物病院に行き、獣医師の方の話を聞いたら如何ですか。また少し手伝いをして、動物看護士の実態を見聞されたらいかがでしょうか。その上で、専門学校に行くべきか否か判断されたら如何でしょうか。人の看護士と比較すると、授業料は高い割りに動物看護士の制度・待遇は確立されていないようです。

参考になるか否か判りません。

お礼

ありがとうございます。
そうですね、やはり現場に行き、勉強してみるのがいいと、実感いたしました。その上で、必要なことはわかってくるとおもいますので、まずは、動物病院の求人をみてみることにします。
本当にありがとうございました。