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ノンパラメトリック検定の意味
正規分布を仮定するパラメトリックな検定のt検定は、 標本からの平均、標準偏差から母集団に対して、母集団の平均に差があるかどうかを検定しますが、 ノンパラメトリック検定の場合はどうでしょうか? 例えば、対応のある2群を(前後の比較などで)ウイルコクスン符号付順位検定して、有意差がでたとします。 この場合も母集団に対して平均に差があるということなのでしょうか? それとも標本のみで平均に差があるかを言っているのでしょうか? (たぶん違うとは思うけど・・・) どうでしょうか? 教えてください。
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まず,質問に対する答えですが,「間違いです」. Wilcoxon検定については,参考URLなどを見てもらうといいでしょう. 統計解析をするときは,データにあわせた方法の選択をすることが大切です. いたずらに難しそうな方法を使用することは賛成できません. また,分布についての情報がある場合には,一般的にパラメトリックな方法を使うべきです.分布が分かるというのは,非常に大きな情報ですからこれを捨ててはいけません. さらに,それぞれの統計的方法には,得意なデータと不得意なデータがありますので,まずは基本統計量を計算してみる,分布の当てはまりの良さを確かめてみる,異常値,外れ値の有無を確かめてみるなどの事前処理をした上で,適切な方法を選択し,統計処理を進めなければなりません. 頑張ってください. ※理論的な質問ではなく,実務的なデータ解析の質問であれば,どのようなデータを持っていて(数字は不要ですから,データ数とかちょっとしたデータの特徴,収集の仕方),何を知りたいのか書いた方が適切なアドバイスができます.
お礼
わかりました。ありがとうございます。