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高周波トランジスタの利得について(VHF帯)
- 高周波用トランジスタのデータシートを見ると、電力利得とはどのような意味なのか疑問です。
- 具体的に例をあげると、東芝のトランジスタである2SK192Aのデータシートには電力利得が書かれていました。
- 入出力でマッチング回路を接続して測定した値なのか、また、マッチングをとった場合の考慮事項について知りたいです。
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その数字 typeって、但し書きしてありませんか? 標準値なので保証値ではありません。 でも、それに近い数字は必ず出ます。 問題は、前の回答にも書いたとおり、 この回路をきちんと動かすには、かなりの腕が必要だと言うことです。 足の長さが5mmあったらダメですよ。 コア損もたぶんダメ。(利得低下の原因になります) 以前、チップFETで入出力間にシールドがあるデータシートを 見たこともあります。これも素人には無理ですね。 2SK192Aの場合は、中和を取らないと発振しやすいのですが、 これも利得低下の原因になります。 しつこいようですが、 腕の良い方が高周波的にほぼ完璧な物を組んだときの 利得 だと、思って間違いありません。 酷な言い方になりますが、 配線技術で利得が低下するのは、やむ終えないと思って下さい。 メーカーは、「きちんと素子を使ってもらったときの平均利得」を 表示しています。
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- tnt
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この手のデバイスは、必ず測定回路がデータシートに 記載され、そこで実際に動作した利得が載っています。 もう少し後ろのページを見て下さい。 ですから3dB引く必要はありません。 FETの場合、入力側は3dBにならないし。(整合取らないので) ただし、この電力利得は、ほとんどチャンピオンデータに 近い代物です。 きちんとした人が設計すればこれだけ取れるというもので、 普通に共振回路を入出力につないだらこの2/3ぐらいに なるはずです。 また、発振の危険もあります。 趣味のカテゴリですから、電子工作で作られるとしたら、 2SK241あたりに変更することをお薦めします。
補足
早速の御回答 ありがとうございます そうしますと データシートに載っている回路を 高周波的にきっちり製作すれば この回路でGps値が得られる ということなのですね?
お礼
ありがとうございます 大変参考になりました これから少しずつ いろいろやってみようと思います