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保険募集人

生命保険を募集するときは、生保レディーのような募集する資格をもった人しか募集ができないと聞いたのですが、アリコとか通販とか、募集人資格を持った人と話すことなく、契約が成立するのはどうして?共済のように保障が素人でもわかる内容なら、そもそも、生保レディーなんかいらないのではないのでしょうか?外資と国内生保は適用される法律がちがうのでしょうか?

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  • yspr
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回答No.1

通販商品は、素人でも分かる内容のもので、簡単なものしか販売されていません。第3分野商品と一部終身保険。単純な内容のため、お客様の責任において契約するわけです。 でも、生命保険の商品は、大きく分けて「終身保険」「定期保険」「養老保険」。そのそれぞれに、特徴を持たせたものが、10から20種類あります。(期間を加えたら×10~50種類)。 それが、単体の商品として存在して、お客様のニーズに合わせて、それを組み合わせていくわけです。 これはプロしかできませんね。 そうは言っても、残念ながら、それを完璧にこなせる人はいないので、年齢を入力すると、基本的なパッケージ商品ができるように、システム化されています。 資格についても、初級資格で販売はできるのですが、コンサルタントセールスができるようになるには、外務員大学(今は呼び方違うのかなぁ)を受けたりします。 生命保険は、例えば月2万円支払っても年間24万円。30年くらい支払うと700万円弱の買い物です。やはり専門家は必要なのではないでしょうか。 >外資と国内生保は適用される法律がちがうのでしょうか? 同じです。保険業法の中で営業しています。

trbeagle
質問者

お礼

ご丁寧な回答ありがとうございました。最近保険のことを調べはじめたのですが、保険の業界は一般のビジネスの世界よりも閉鎖的で、プロだプロだという割には、業界の方の知識が浅いように思えてなりませんでした。 もうひとつ気になったのは、保険会社が加入者に保険の内容を意識的にわかりにくくしているのではないかということです。どう考えても保障は貯蓄と別に考え方が加入者にとって特になると思うのですが、掛金の内訳を聞いても誰もその内容(保障部分と、貯蓄部分の割合)を教えてくれません。 ビジネスをしているものとしては、保険業界は閉鎖的に見えますよ。 保険は集めた資金を困った人に分配するだけのことなのになんであんなに一般の人にわかりにくくするのかわかりません。不思議な業界ですね。 でもいずれ証券業界のように自由競争にむかいますね。大変なことになるなあというのが私の感触です。

その他の回答 (2)

  • Pigeon
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回答No.3

>アリコとか通販とか、募集人資格を持った人と話すことなく、契約が成立するのはどうして? 通販認可商品だからです。監督官庁より通販の認可を取得した商品は生損保共通販が可能です。 >プロだプロだという割には、業界の方の知識が浅いように思えてなりませんでした。 これはおっしゃる通りかもしれませんね。日本人的にはプロと言うと精通した人、特殊技能を持つ人を指すと思うのですが、業界的には英訳どおりの単に専門職業人を指すのみです。保険会社側も独立開業している先をプロ代理店と呼んだりもしますが、あくまで保険だけを扱っているところをそう呼んでいるだけです。(で、呼ばれる側は勘違いしている人も多いのが現状です。) >どう考えても保障は貯蓄と別に考え方が加入者にとって特になると思うのですが、掛金の内訳を聞いても誰もその内容(保障部分と、貯蓄部分の割合)を教えてくれません。 考え方はそうです。ただ、金融商品として見た場合の保険と言うのは貯蓄の視点になりますので、純粋に運用商品としてどうか、と言う事も考えてみると良いです。 >掛金の内訳を聞いても誰もその内容(保障部分と、貯蓄部分の割合)を教えてくれません。 どの様な設計にどの様にお聞きになったかにもよるんですが、例えば単体の養老保険や終身保険の保障部分と貯蓄部分の割合は?と聞かれても回答不能です。 >いずれ証券業界のように自由競争にむかいますね。 自由化は証券界よりも先です。証券会社の手数料の自由化の際には中小会社は軒並み淘汰されるのかと思いきや以外にそうでもないんですよね。 >システムがしっかりしていれば素人でも事故はおこりません。 ネット証券は個人分野ではすっかり定着しています。自動車保険には通販専門会社があり、同じ位置づけが出来るかと思います。保険の場合は単に契約だけのシステムだけでなく、事故があればリアルに対応する必要があります。人の対応含めて考えると評価が難しいです。 通販専門の生保会社も出来てきますが、保険自由化先進国でも生命保険の特に死亡保険の分野で単独に成功している例はありません。 システムを提供するのは簡単です。オリックスのダイレクト定期辺りを見れば割りと細かに設定できるのも分かるかと思います。実際保険料も安いわけですが、何故個人分野で他を圧倒するシェアを獲得できないかも考えてみてください。

trbeagle
質問者

お礼

ご丁寧な回答をありがとうございます。私はやっぱり大切なお金を保険会社に預けっぱなしにするのはどうかと思います。運用は自分で責任を持つべきでして、保険会社は保障だけをするべきだと思います。金融庁の管轄化で7社も破綻しましたものね。 私は資産の運用を職業としておりますもので、今の保険業界は、自由化されているようにはどうしても見えないのです。自由化とはこんなものではないですよね。 いろいろとありがとうございました。勉強になりました。

  • yspr
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回答No.2

おっしゃるとおりですね。 というより、プロといえる人がどのくらいいるかということですね。 いま、保険の外交員は、日本に60万人いるといわれています。 そのうち、10万人は毎年やめて、10万人新たに外交員になります。(知り合いに中に外交員やったことある人1人はいるのではないでしょうか) これは保険外交員の歴史に起因することが大きいのですが、とにかく、原付の免許程度の初級試験を受けた程度の人が保険を販売しているわけですから知識的にはお客さんとそんなに変わらないのではないでしょうか。 閉鎖的というより分からないのです。 20年ほど前に、外資系の生命保険会社が上陸し、保険の販売方法が変わってきました。本当のプロです。その当時は「認定生命保険士」などと言ってましたが、いまのFPの前身ですね。ただ、60万人(当時は80万人とも言われてましたが)対数千人です。 多くの人はそのプロに出会うことはないのではないでしょうか。 最近はFP資格なるものも公になり、本当に保険を考える人は、そんな外交員に出会える確率が増えたのではないでしょうか。 しかし、20年経っても、この程度ですので、購入者がもっと選択するしかないのでしょうね。 金額的には、住宅や自動車と同じ金額のものが保険です。 住宅や自動車を購入すると同じように、購入者は真剣にならないといけないってことですね。

trbeagle
質問者

お礼

いろいろと教えて頂いてありがとうございます。私は企業をいろいろみてきましたが、みんながそれぞれの人に合う商品を望んでいるというのは、一見、最もらしく聞こえますが、嘘だと思っているのです。私たちの経験ではだいたい20%の商品を80%の人が選んで買います。ほとんどの人は20%の商品で間に合っています。商売人の目から見ますと、掛け捨ての保険商品を、掛金安く、保障を厚く設計して、素人にでもわかるように拡げるだけで、日本人の80%は満足するのではないかと、直感したものでお聞きしているような次第です。 保険は難しいからプロでないと安心できないというのは、証券会社の手数料が自由化されたときにも同じ議論がありました。結局プロといわれる外務員は、個人の営業には必要がありませんでした。システムがしっかりしていれば素人でも事故はおこりません。クロウトの経験よりも一般大衆の創意工の方が大切でした。シロウトはあなどれませんよ。 と、まあ、ysprさんのような詳しい方に対して、シロウトの私が独り言をいっているのをお許しください。ysprさんのご指摘、なるほどなあ、保険の業界はこうなっているんだという勉強になります。ありがとうございます。

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