- 締切済み
宮本武蔵に関する書物
spfの回答
- spf
- ベストアンサー率100% (2/2)
すでにお読みになっておられるかもしれませんが、推薦書として次の3冊を挙げておきます。 1.宮本武蔵著 魚住孝至校注『定本 五輪書』(新人物往来社、2005年) 2.魚住孝至著『宮本武蔵 日本人の道』(ぺりかん社、2002年) 3.魚住孝至『宮本武蔵』(岩波新書、2008年) 宮本武蔵について理解を深めるには、やはり晩年の集大成である『五輪書』を熟読・味読することが最良の方法だと、私も思います。 ただし、武蔵自筆の『五輪書』(原本)は所在不明で、現在出回っているのは「細川家」などに伝わる幾つかの「写本」をベースにしたものであり、「写本」によって異なる箇所も散見されるようです。 意外なことに、『五輪書』はきわめて著名な文献であるにも拘わらず、現在に伝えられる複数の「写本」を相互にチェックし、誤写の訂正などの作業がきちんとなされていなかったとのことです。 『定本 五輪書』は、魚住氏が現在に伝わる「写本」を丁寧に照合し、誤写の訂正や脱落部分の推察などを行い、できるだけ「原本」に近い形に仕上げた労作です。 「岩波新書」は現時点でもっとも新しい著書でもあり、これまでの研究成果も踏まえたガイドブックとして適していると思います。 「ペリカン社」の本は、私としては「必読書」に位置づけたい良書です。文献の客観的・論理的な検討が実に丁寧で、そこから説得力のある解釈が導かれています(武蔵の出生地など)。 魚住氏の3部作をお読みなれば、『五輪書』を座右の書として折に触れて熟読・味読していくための土台ができると思います。
関連するQ&A
- 宮本武蔵って
どこまで本当の話なんでしょうか? もちろん実在したのも五輪の書を書いたのも知っていますし、 絵や彫刻など意外に多芸でいろいろなものを残してるのも知っています。 でも多芸だからこそ 自分の価値を吊り上げるためにいろいろ吹聴して回ったんじゃないの? という気がしてなりません。 その時代は禄の無い浪人があふれかえっていましたから 侍として召抱えられるためにはある程度大風呂敷を広げるものだと思います。 疑問に思っているのは 1.二刀流なんて日本刀で果たして可能なのか? もちろん人並み外れた腕力があってこそだとは思いますが 人並みはずれた腕力があるなら小次郎のように長い剣を振るうほうがはるかに効率的なはず 2.その小次郎も武蔵と戦った以外はほとんど何の記録も残っていなかったと思います。この人って本当に実在したの? 武蔵は実在していたのは分かっているし、まるっきり剣が立たないなんてことはありえないのも分かっています。 でも「二刀流」「佐々木小次郎」に関しては武蔵のうそなんじゃないの?と思っています。 歴史と剣術に詳しい人よろしくお願いします。
- 締切済み
- 歴史
- 宮本武蔵の五輪の書の訳本のお勧めを教えてください。
宮本武蔵の五輪の書の購入を考えています。原文、訳とあるのがいいのですが、お勧めのものがあれば教えていただきたいです。よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 書籍・文庫
- 宮本武蔵が二刀を持って佇む絵はどこに売っているのでしょうか?
最近、宮本武蔵に興味を持ちました。 武蔵が2刀を持って佇む絵が欲しいなぁ、と思っています(赤ちゃんちゃんこを着た有名な絵です)。 武蔵本人が描いた絵は、販売しているのが見つかるのですが、、 検索しても、うまくこの絵の販売を見つけられなくて、、。 ご存知の方おりましたら、お教えいただければ幸いです。。
- 締切済み
- 絵画・イラスト・デザイン
- 宮本武蔵の言葉 『五輪書』
ドイツ人の知人から次のような宮本武蔵の言葉の原文(日本語)を教えてほしいと頼まれました。 おそらく『五輪書』の翻訳から抜粋したものと思われます。 手元に『五輪書』がなく、ネットでも検索できないため、次のような内容の武蔵の言葉をご存じの方は原文(現代訳でかまいません)を教えてください。 宜しくお願いします。ちなみに()は直訳です。 Arbeite hart. (職務は困難だ) Sei bescheiden. (謙虚でいろ) Versuche mit aller Kraft deinen Geist zu kulivieren. (全力で精神を鍛えてみろ)
- ベストアンサー
- 歴史
- 宮本武蔵の生誕の地は?
宮本武蔵の生誕の地として、作州説と播州説が有りますが、どちらが有力な説なのでしょうか? それぞれの説について解説された本とか有りましたらご紹介下さい。
- ベストアンサー
- その他(学問・教育)