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カフェイン murexide反応のキサンチン骨格中のO分子

takes87の回答

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  • takes87
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回答No.2

 murexide反応では硝酸や過酸化水素による酸化で、炭素上がほぼすべて酸化された状態になることが必要です。キサンチン骨格はすでに2と6位の炭素が酸化された状態にあるので、硝酸や過酸化水素によってmurixideの前駆体ができる反応が進行しやすいと思います。  これがプリン環のもっとも基本的なプリンであれば2位と6位の酸化も必要になってきます。さらに置換基が導入されて酸化されにくいプリン環の誘導体(たとえば2,6位にメチルなどが導入されているなど)であればmurexideは形成されないので呈色反応は起こらないと思います。  キサンチンが硝酸と過酸化水素水によって酸化されやすいため呈色反応を示しますが、これをプリン環一般に広げて当てはめることはできません。

kanesann
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。つまり、プリン環を持つ化合物でも、キサンチン骨格含化合物はすでに酸化しているのでmurexude前駆体をつくりやすく、反応が起こりやすいということですね。 ためになりました。さっそくまた文献等でくわしく調べてみます。

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