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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:夫の実家のお墓のスタイルに気がかりあり。)

夫実家のお墓スタイルに関する気がかりと維持管理の方法

このQ&Aのポイント
  • 夫の実家のお墓のスタイルについて気がかりがあり、維持管理の方法や法事に関する知識を求めています。敷地内には五輪塔と夫婦墓があり、将来的には墓がさらに増える予定です。
  • また、実家の墓地敷地には私たち夫婦と夫の兄夫婦それぞれの墓が建てられることになっており、墓の維持は姪が担当することになります。経済力や子孫繁栄が必要なスタイルであり、現時点では子孫が先細りしていることが悩みです。
  • さらに、お墓を建てた際には独身の夫がほとんどの経費を出したため、夫はその墓に無関心であり、実家の土地に対しては嫌悪感を持っています。夫の兄も経費を出さない主義であり、家族間の確執がある状況です。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • sgm
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回答No.1

曹洞宗の僧侶です。 rurinohanaさんのご質問の焦点がもうひとつしぼれないので、漠然とした回答になるかもしれませんが‥‥ 地方の習慣にもよるので一概にはいえませんが、代々の一族がそれぞれ夫婦墓を建てていくというスタイルは、個人墓から家族墓へという歴史的な流れの中の、いわば過渡期のスタイルになります。 そもそも、お墓は故人ひとりに一つ作っていたものです。この方法では、誰かが亡くなるたびにお墓が一つ増えることになります。 そのころのお墓は、一般庶民の場合には石作りではなく、木製の墓柱を建てていました。木製ですから風雨に晒されて腐朽しますが、配偶者や子供、孫など直接の家族が生き残っているうちは立て直したりして維持されていました。しかし、子孫の代が下ると次第に誰のお墓であるか分からなくなり最後には墓柱も消滅してしまうのが普通でした。 時代が下って、庶民にも石作りの墓が立てられる余裕が出てくると、墓柱を石で立てるようになりました。石作りといっても、現在のようなお墓の形ではなく、一尺四方の敷地に立てられるような小さなのものが一般的でした。 それでも、石作りにするとかなり長期間にわたってお墓が残ることになるので、大家族ではお墓の敷地に困る場合も出てきました。そこで、できるだけ墓石の増加を抑える工夫として夫婦墓や、古いお墓の五輪塔への合葬という方便が考え出されました。 現在では、もっとすすんで、ひとつの家の人であればだれでも同じひとつのお墓に入る家族墓(どこでも見られる「●●家の墓」)というスタイルに落ち着きました。 rurinohanaさんがおっしゃるとおり、現代ではお墓がどんどん増えるような祭祀の仕方は、よほど経済的に恵まれていなければ困難な方法です。たとえ今は良くても、何代か先の子孫も今と同じ経済力を持っていられるかどうかの保障は何もありません。 私の寺の境内にも大きなお墓がいくつかありましたが、そのほとんどが、お家が衰えるにしたがって維持が難しくなり、小さく作り変えたり、祭祀を放棄してしまって無縁仏になっています。 現在では、一家で一つのお墓ということすら難しくなって、兄弟姉妹が共同で一つのお墓を作って一緒に入るケースも増えてきています。私の寺では、これを「合家墓」と呼んで、檀家さんから相談のあった時は、そのようにしても良いとお話しています。お兄さんの本家、弟さんの分家、妹さんがお嫁に行ったお家で後継者いないケースなど、とにかく今現在、つながりがあり協力できる家が何軒か集まって一つのお墓を守っていこう、という考え方です。法事は今のところ各家別に行っていますが、将来的にはそれも共同で行うことになるのかも知れません。 民間の霊園であるとすると、墓地2区画分の維持費だけでばかにならない出費になると思います。 今現在、ご実家と交渉の薄いお兄さんの方の姪御さんということであれば、それだけの負担がかかる祭祀を続けていかれる意思がおありになるのかどうかも、不確定といえるのではないでしょうか。そうであるとすれば、せっかく2区画に4、5基の立派なお墓を作っても、遠からず無縁仏になり業者に処分されてしまう恐れが多分にあります。 いろいろ難しい事情もおありのようですが、機会をとらえて現実的な祭祀の方法について、ご実家のご両親やお兄さんと相談されることをお勧めします。

rurinohana
質問者

お礼

ご親切を感謝いたします。 お墓の歴史や経緯を詳しく教えていただき 大変興味深く拝見いたしました。 元々民俗学に興味があり お墓のスタイルや、地域性 葬儀のスタイルなどの文献を読むのが大好きです。 私が懸念する点は、家は衰えていくのに 維持に経費が掛かるスタイルでいいのか!とまさにその点です。 長男だから次男だからではなく、 兄弟みんなで維持するということも、 これから先は一つの形として、 定着してくかもしれませんね。 少子化、結婚しない人生の選択、 子どもを持たない夫婦 そういう社会情勢もありますし。 合祀をするときは 普通の法事と同じように 親戚を呼んで、お寺さんに来てもらいお布施 お食事、御魂移しの儀式などがあるのでしょうか。 将来五輪塔や夫婦墓をなくし、一基の先祖代々の墓にするとなると、いったい概算でどれくらいになるのでしょうか? 何をするにもお金が必要です。 親の介護や、葬儀費用の負担 そのうえ自分たちの老後資金と お金はいくらでもいることになると思われます。 これから墓参りの機会も増えてきますでしょうし その折にでも夫に これから先の心つもりなどを聞こうと思います。

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