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ベトナム戦争について

ベトナム戦争とは、ジャングルでの戦いと聞いています。 つまり太平洋戦争の日本軍と同じような相手であるのに どうしてアメリカは負けたのでしょうか? 負けず嫌いのアメリカが原爆使わなかったのも謎です。 日本には、サイパンでも硫黄島でも勝ったのに…。 ゲリラ戦法なら日本軍もやってましたよね?

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  • s-_-
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回答No.2

ベトナムのような卑怯なゲリラ戦は日本はやっていません。 ベトナムと日本は全く違います。 ジャングルでの戦いという点はベトナムではほとんどありません。日本がジャングルで負けた第一の理由は飢えです。 日本人が直接アメリカと戦ったのは日本ではなく占領した外国でした。ですから先住民と明らかに違う日本人に対しては見た目ではっきりと違いがわかったのです。これも相違点です。 さらに軍服を着て正々堂々と戦った帝国軍に対し、ベトナムでは対ゲリラ戦でした。ゲリラは民間人と同じような格好をしています。 南ベトナムに軍事顧問として派遣されたアメリカ軍は北ベトナムに対し宣戦布告していたわけではなく、フランスがあきらめた所に請われて出兵しました。ここが違います。国対国の戦争ではありませんでした。 同じ国内での対立という構図から民族に違いがなく見た目では判断できませんでした。ですから北に攻めるアメリカは進軍した村々を統治下においていったのですがその村人の中にベトコンと呼ばれる民兵が紛れていました。進軍中に背後から敵のゲリラ兵、見た目ではとても戦闘員ではない一般人を装っている人間に大打撃を受けました。これは国際法違反であるだけでなく敵が誰なのかわからなくなり後に占領した村は全て焼き払うようになったり、原生林に隠れているゲリラ兵を一掃するために空から農薬の枯葉剤を散布して木々を枯らしていきました。味方だと思った人間に後ろから攻撃される、これもアメリカが始めて味わった戦闘でした。 次に原爆の使用は何度も現地の司令官から大統領宛に打診がありましたが日本に落とした原爆の威力を知っているため使用することができず、さらに名目としていたベトナムを悪の共産主義から守るのに甚大な被害を与えては戦後の国家運営に支障をきたすために絶対に使えませんでした。これも違いです。 ずるずると長引く戦争でアメリカ国内で反戦運動が盛んになりました。戦争の大義名分が問われ国民意識として戦争に対して強烈な嫌悪感ができてきました。これも相違点です。 結果として国内世論が政治を動かしベトナムから引き上げることになりました。これも相違点です。 マスコミが発達して政府も情報をコントロールできなくなり真実を国民が知ることになりました。第2次大戦ではコントロールできたことができなくなりました。 以上のことから対日本と対ベトナムでは全く違う形での戦争を強いられたことからアメリカは負けました。 私見ですがサイパンや硫黄島で日本人が準備万端で戦闘できていたなら日本は負けることはなく、太平洋の7割程度は日本の統治支配下になっていたと考えられます。

crimson_tears
質問者

お礼

ガダルカナル島でも「餓島」といわれていたらしいですね。 やっぱり腹が減っては戦はできぬだったということでしょうか。 日本軍は数百で、一万くらいの米軍を追い返したことも何度もあったようですし 互角の条件なら白兵戦ではアメリカは勝ち目がないみたいなことを言っていたとも聞きます。 アメリカもベトナムゲリラの見分けがつかないのでは、日本軍の夜襲より厄介だったでしょうね。 私はてっきり、そういうゲリラも何か軍服を着てると思っていました。 ありがとうございました。

その他の回答 (4)

  • nemosan
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回答No.5

まだ出ていないポイントで…。 ベトナム戦争では報道カメラマンが活躍しました。 現在のように規制が無く、戦地の状況を多くの有名無名のカメラマン達が命と引き換えに伝えたので、アメリカ軍も無理強いが出来ませんでした。 http://www.angel.ne.jp/~nisikori/nam/vwartoha.html

crimson_tears
質問者

お礼

ご紹介ありがとうございます。 すみません、初心者のため何か不備があったかもしれません。 使い方が完全には把握出来てないかもしれないです。 お許しください^^; また後ほど見てみます。

回答No.4

ベトナムも一度、北爆が続いたときには米軍の猛攻を支えられなくなりそうになった時期がありました。 ですが、結局は北爆停止と、その後の中ソの援助によって立ち直りました。 また他の方の回答通り、自国で武器製造のインフラを持たなかったので、戦力が低下しなかったのもあります。 日本が敗れたのは、その補給線の維持ができず、武器が全線に運べなかった事で、全線の兵士が必要な装備を調えられなかったのも一因にあります。 また日本軍はゲリラ戦を行った訳ではなく、軍服を着て歩兵中心の戦闘をおこなっていました。 ジャングルで戦うのはゲリラ戦ではありません。 ゲリラ戦とは、敵の補給線や社会基盤にたいしての戦闘によって、前線の戦力を削ぐ事です。 またゲリラは軍服を着ないことも多くあり、ここで軍人による戦闘でない事が明確にわかります。 ですので、先の大戦では、日米英は正規戦闘、中国は共産ゲリラと中国正規軍との戦闘といった分け方が出来ます。 ちなみに終戦後、多くの日本兵が大東亜共栄圏の理念の元、ベトナム、フィリピン、インドネシアなどの現地の軍に残って独立戦争を戦いました。 ベトナム戦争でも、北ベトナムに戦術指導をした日本兵が確認されています。またその使用武器のなかにも38式歩兵銃などの旧日本軍の兵器が初期の頃(対フランス戦)には使用されておりました。

crimson_tears
質問者

お礼

ありがとうございます。日本軍の兵士がそのころも戦っていたというのは とても驚きです。大東亜共栄圏って、簡単には諦めてなかったんですね。 知りませんでした。38式歩兵銃って命中率は良いらしいですね。 島とかと違って、やっぱり艦砲射撃とかもやりにくい環境下だったんですかね? 日本軍はガダルカナルでも硫黄島でもサイパンでも、とにかく艦砲射撃で やられたと言われてますし。アメリカはマイクをジャングルに設置して 予め狙いをつけてたそうです。でもベトナムではそんな用意もできなかった んでしょうね。

  • imp-dsc
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回答No.3

ゲリラ戦法と言ってもまったく異なっています。 まず、聖域の有無ですね。この場合の聖域とは安全な後方地帯であり基準としては険しい山岳地域等の物理的な状況や第三国と言った政治的・外交的な物です。日本はそれが有りませんでしたがベトナムの場合は中国がそれに当たります。中国に爆撃すれば自動的に中国の介入を招き、朝鮮戦争の再現。下手したらソ連の介入さえ考えられました。 対日・対独で成果を挙げた戦略爆撃ですがこれもあまり効果はありませんでした。何故ならベトナムには兵器工場等の戦略価値がある施設や近代的なインフラが無かったからです。アメリカは当時既にテレビ・ラジオ・車・上下水道・家電製品を使った生活になっておりライフスタイルは現在とあまり変わりはありません。一方でベトナムはそれらの一切が無く千年前と変わらない生活と言って良い位です。戦略爆撃の効果とは一般市民を殺傷して戦意を削ぐ事では無く軍需産業を潰して戦力を削ぐ事にあります。 米軍の編成。具体的な数字は失念しましたが標準的な師団での歩兵の割合が低下しています。爆撃は基本的に乱戦状態では友軍に誤爆する事もあり無制限に使える物ではありませんし戦車は基本的に大平原や砂漠等での会戦での敵陣突破に使うのが基本です。歩兵はローラー作戦するには最適な兵種なんですがそれが少なかった事は対ゲリラ戦においては不利な物となりました。 核についてですが広島・長崎の被害状況が知れ渡るにつれて使いづらい物となりました。朝鮮戦争でもマッカーサー元帥が大統領と使う・使わないと問答した挙句に元帥を解任する事になりました。使えばその後の外交的に相当苦境に立つ事が原因です。 余談ですが硫黄島は米軍が最も苦戦した戦場の一つです。戦死者数では日本は約一万九千名。アメリカは約八千名なんですが負傷者を含めると逆転しています。唯一アメリカの損害が日本のそれを上回った戦場であり海兵隊がWW2で受け取った勲章の中で約1/4~1/3を硫黄島で占められている事もあって日本よりもアメリカで関心が持たれているのが現状です。

crimson_tears
質問者

お礼

ありがとうございます。ベトナムというと未開というような印象だけですが、 やっぱりそうだったんですね。日本でいえば疎開先みたいなものでしょうか。 アメリカ軍の編成って時代とともに変わっていたんですね。太平洋戦争の時は、 とにかく物量というか、上陸用舟艇でこれでもかというくらいの兵隊を 送り続けていたので、その感覚だったんですがわずかの間に科学は急速に 発展したんでしょうね。B29もジェット機の前にはあんまり役に立たなくなった みたいですし…。ゲリラの見分けがつかないというのが精神的に追いつめられる 要因のようですね。日本軍はきちんと軍服と戦闘帽、鉄兜だったから 正々堂々と戦えたでしょうけどやっぱり違うんですね。

  • pixis
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回答No.1

確かにベトコンは強かった。何故かって? 大国がバックアップしてたからです。 日本は誰の手も借りず単独で戦いました。 しかしベトコンは大国の応援・支援を受けていました。 だから強かったのです。 でもアメリカは負けたわけではありません。 あきらめただけです。 負けたとすれば世論に負けたのです。 被害が大きかった(若者が死んでいく)こともあり 国内外の反戦意識が高まり反戦デモや反戦記事など 世界中に広がりアメリカも引かざるを得ない状況でした。 しかし、はたしてそれが正解だったでしょうか? 戦争は確かにいけません。人が死ぬのは喜ばしいことではありませんし決して奨励することなどできません。 あのまま続ければアメリカは負けることはなかった はずです。 引いてしまったためポルポトなどという200万人を虐殺する人間が出てきてしまいました。 またベトナムが共産国となってしまい 発展が30年遅れてしまいました。 世論が必ずしも正しいとは限らないと私は思っています。 日本に原爆使ったのに北ベトナムに使わなかったわけは 日本の時は原爆持っているところはアメリカしかありませんでした。日本に落としても自分の所に落とされる心配はありません。 ところがベトナムの時は他の大国も持っていました。 それらがバックアップしている以上 自分が落とせば、自分所にも落とされる心配もありました。 落とされれば再度落とし返します。するとエスカレートして原爆水爆のおとしっこになりそれこそ地球破滅に繋がりかねない事態になってしまいます。 まずはそれを危惧したわけです。 また日本で原爆を落とし、その被害は民間人に及びました。 本来戦争というのはお互いの武力の奪い合い、つぶし合いであってその国の人を殺すことが目的ではありません。 日本がたまたま無条件降伏したから不問に付されていますが、今イラクでも民間の建物にミサイルが飛んできて 子供が数人死んでも(そりゃ大変なことですが)大問題になります。 民間人にはできるだけ被害が及ばないような戦争という意識が高まってきたのでしょう。原爆落とせば間違いなく民間人が主となって犠牲となります。 世界のアメリカバッシングは止まらなくなるはずです。 それを避けるためにも核は使えなかったのでしょう。 というか使う気はさらさら無かったとおもいます。 いまでもそうですよ。核なんて使う気さらさら無いんですよ。使ったら世界は終わりですからね。 そんなバカじゃないと思いますよ。 核を使う国があるとすれば北朝鮮くらいなもんでしょう やけのやンパチで暴発するかもしれないですもんね。 他の国はモノいうための外交手段にすぎません。 核保有国は相手が使わない限り絶対使わないと思いますよ。だから使われることはないと思います。

crimson_tears
質問者

お礼

大変ご丁寧な回答をありがとうございます。 そのころはもう、いわゆる「核の抑止」ということが働いていた時だったんですね。 大国がバックアップしていた、しかも補給も昔の日本軍とはまったく違うんですね。 勉強になりました。ジャングル戦ということで同じようなものだと思っていました。 でも皮肉というか、太平洋戦争では中国とかは、アメリカの支援を受けてアメリカ製の 高性能兵器で日本軍と戦っていたらしいですが、ベトナム戦争ではもう東西の 核のことでの思惑が強くて、今度はアメリカが大国の支援に悩まされるなんて。戦争はよくないけど、 だからってポルポトとかの虐殺が起こるもとになったんでは本当に何もならないですね。

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