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知的障害者の弟の事がよく分かりません。

私の弟(28歳)は中度の知的障害者で、小中学校とも普通校に通い今は一般の工場に就職しています。 工場には同じような障害者の方はいなくて、友達もいませんし孤立してる状態です。以前はいじめもありましたが親が会社へ行き現状を伝えたらいじめは今のところなくなりました。仕事が休みの日は気楽に話せる友達もいなくてただ家で音楽聞いたり映画見たりの日々です。 仕事も「やめたい」と言ってたかと思うと「行く」って普通に行ったり、かと思うと休んだり、私が「何がやりたいの?」と聞いても「わからない」「どこか遊びに行きたい?」と聞いても「わからない」と答える事が多くてどうしてあげれば良いのか兄として困ってます。 でも「字が読めるようになりたい」とか「車の免許と取りたい」など言いいますが現実的に可能なのかな?と思ってしまいます。 また少し前、理由なしに母に手を上げたようでなにが原因なのかよく分かりません。 弟もいつか自立して生活していけたらと願うのですが可能でしょうか?そのような情報や相談をしてくれるところはどういうところですか? ホームページでもそのような情報があれば教えて下さい。

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回答No.1

こんにちは。 弟さん思いのお兄さまですね。 さて。 軽度~中度の知的障害の方の場合、一般就労した後、必ずと言ってよいほど、「自分はほかの人とは違う」という劣等感を抱かざるを得ないときがあります。 知的な能力にどうしても差があるがゆえに、人間関係がうまくゆかなくなったりするからなのですが、皮肉なことに、養護学校等でなく普通校で過ごした方に目立つ傾向があります。 ですから、おそらく、弟さんもこのような時期(かなり個人差があります)にさしかかっているのではないか、と想像できます。 これが、もし養護学校で過ごした方だと、進路はばらばらになるにせよ、元クラスメート同士のつながり(親御さんたちのつながりも含みます)がずっと残っていて、お互いに情報交換をしたり、一緒に余暇を過ごしたり、ということも可能です。 ところが、弟さんのような例だとそれもむずかしく、「自分で自分を責めるような状態」や「うつ状態」になってしまうことすらあります。 ただ、見方を変えると、弟さんのような例は、実は「自我の発達過程」そのものだと考えることもできます。 要するに「大人になりたい!」という気持ちのあらわれで、一般の方が思春期や青年期に感じているものと全く同じです。 ある意味で本能的なもので、だからこそ、自分なりに背伸びもしたりします。知的障害はあっても、年齢相応の行動パターンが出てくるわけです。 そう考えてゆくと、お母さまに手をあげたりしたことも納得できると思いませんか? たとえば、一般の方でも思春期に親のことをうっとおしく感じて、「うるせえな、くそばばあ」などと言ったりしたことがありませんか?(笑) 実は、それと全く共通したものがあるのです。ただ、それをうまく表現しきれず、他人から見るとより「暴力的」に映ってしまうのだと思います。 「字が読めるようになりたい」「車の免許が取りたい」と弟さんが言うのも、これまた同様で、実現できる・できないに関係なく、本人の「大人になりたい!」という気持ちのあらわれです。 とはいえ、一番最初に書いたように、本人は「自分には実現できないだろう」ということ(劣等感)を無意識のうちに実感・理解してもいるのです。 ですから、弟さんにとっては、じりじりするような焦燥感やイライラが心の中に隠されていると思います。 お兄さんとしてもお仕事やご自分の生活などがあって、なかなか弟さんのために時間を取れないこととは思いますが、できれば、以上のようなことを踏まえた上で、弟さんとじっくり付き合える時間をいままで以上に取っていただくと良いかと思います。 たとえば、「何がやりたいのかわからない」で終わらせるのではなく、とりあえず一緒に何かやってみる‥‥。あるいは、一緒に遊びに出てもいいでしょう。ドライブするときに車のしくみなどを簡単に教える、というのも、弟さんとの接点を増やすことになるかもしれません。 あえてURLは記しませんが、知的障害児・者関係の親御さんが作られているホームページ、障害児教育関係のホームページを探していただくと、必ず、当ご質問への関連情報が見つかると思います。 たいへん申し訳ない言い方になりますけれども、お兄さんには弟さんの行動を「成長」としてとらえる「プラスの視点」がもっとほしいな、とは思います。 ホームページの検索方法を工夫していただくなどして、ぜひ有益な情報をさがしていただき、できれば、ホームページ制作者の方と個人的に連絡を取るなどして、相談にのっていただくのも1つの方法だと思います。 ほかの方々からもたくさんのヒントが与えられるといいですね。 弟さんに対する思いやりのお気持ちを、どうぞこれからも忘れないでいて下さい。

bananakun
質問者

お礼

長文ありがとうございます。 文を読みながらもっと弟の力になってやらなければと思い、時間はかかると思いますが情報を収集していきます。まずは遊びに連れ出します。 ありがとうございます。

その他の回答 (2)

回答No.3

知的障害といっても色々ですよね。私の長男が心身障害児学級に通っていますが、自閉症・ダウン症・LD・発達地帯・・・等 障害名はさまざまです。私は看護師ですが、看護学校で勉強したときに、その障害によって接し方は違うと習いました。たとえば自閉症の人に「何がやりたいの?」という質問は酷だったりします。 弟さんの障害が何かわかりませんが、適切な接し方があるのではないかと思います。かかっている病院などはありませんか?もし知的障害と認定されているなら、認定した医師経由で家族としての接し方を訊いてくると良いと思います。 また 病院にかかっていなくても、市役所の障害者福祉課や社会福祉協議会(社協)での相談は可能です。自立・また自立後の金銭管理などには後見人制度などもできています。忙しい中、大変だとは思いますが、弟さんが少しでも楽しい生活を送ることができるよう、動いてもらえたらいいな・・・と思います。

bananakun
質問者

お礼

ありがとうございます。 まずはいろいろ情報収集からはじめてみます。 まだ自分は情報不足ですね。

  • suzuko
  • ベストアンサー率38% (1112/2922)
回答No.2

こんにちは。養護学校教員です。 >小中学校とも普通校に通い今は一般の工場に就職しています。 とのことなので、高校卒業はされていないのですよね。でしたら、養護学校にこれから入学されてはいかがですか? 中途障害を受けた方も高校卒業資格がない場合、18歳以上でも在籍しています。同級生も初めはとまどっても3年後には仲間になっていましたよ。 >「字が読めるようになりたい」とか 中度の知的障害者で就労が出来るぐらいの方なら丁寧に長期間、本人に適した方法で学習すれば、可能ではないでしょうか? 意欲が一番の力ですから。 識字学級というのは夜間学校でもありますが、ほとんどが義務教育を受けてない方が対象です。無理矢理お願いすれば、いけないこともないですが、年齢層がかなり高めの人たちばかりの所が多いので#1の方がおっしゃっているような「友人を作る」には不向きかも・・・ いかがでしょうか?

bananakun
質問者

お礼

ありがとうございます。 養護学校に入学することも可能なんですね。 字も長期間でみていけばなんとかなりそうな気がしてきました。

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