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同じ科、同じ属、で染色体数も同じなのに 種が違う例は

同じ科、同じ属、で染色体数も同じなのに 種が違うという例はありますか? (1)その例を挙げていただければ幸いです。 (2)もしあるなら異種にした理由は何でしょうか? 

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.2

キイロショウジョウバエ(Drosophila melanogaster)の近縁種でオナジショウジョウバエ(Drosophila simulans)というものがあります。両者の染色体数はもちろん、染色体の大きさやバンドパターンなどもほぼ相同です。 素人目には外見では区別がほとんどつきません。 雑種ができますが、それぞれの種を父母どちらにするかによって、一方の性の子しか出てきません(オナジショウジョウバエにした親と同じ性の子は生存不可)。また、雑種は不妊です。

8942
質問者

お礼

お返事ありがとうございます。 キイロショウジョウバエとオナジショウジョウバエが染色体数が同じ 何ですね。 バンドパターンは自分で調べてみます。 雑種はできるけど一方の性の個しか出来ないとか不妊とか 面白いですね。 ありがとうございました。

その他の回答 (6)

回答No.7

食虫植物のウツボカズラ属は約100種類あり、そのうち調べられた数種類の染色体数はどれも2n=80で、恐らく100種類全部かほとんどは同じ染色体数であると考えられる。人工交雑種がたくさん作られていて、どの種類の間でも不稔にならない雑種ができるようだが、これらが100種類の別々の種に分類されている理由は形態的に明らかに異なっており、生息範囲や場所が異なっている、あるいは開花時期が異なっており、自然界では雑種ができないか、できたとしてもまれにしかできないためそれぞれの集団が混じらずに生殖的隔離が起きているためである。

8942
質問者

お礼

お返事ありがとうございます。 ウツボカズラはみな2n=80なのですね。で互いに交雑が可能で 不稔にもならいないのですね。 興味深いお話をありがとうございました。

  • subaru361
  • ベストアンサー率19% (55/283)
回答No.6

ごめんなさい。ブタ/イノシシはSus scrofaとし、生物学的には同種という見解があるので、あえて書きます。交雑もします。学問的なことですのでご勘弁ください。 で、本来の質問ですが、科、属、染色体数が同じで種が違うというのはありえます。なぜなら種の定義からして、種の構成要件を上の条件は満たさないからです。 分類も分類群によっていろいろ違うわけですけど、リンネ時代からの伝統的な分類では、外見の違いから種は判定されることとなっております。時代錯誤という無かれ、これはこれで立派に機能している分類手段なのです。その場合、外見で区別ができる差があれば、染色体がどうであれ、別種になります。 まぁ逆の例もありますけどね、種イイズナは北海道と本州で染色体数が違うのでしたっけ。これは、分類の進展によっては別種となりえるのでしょうが。

8942
質問者

お礼

お返事ありがとうございます。 >時代錯誤という無かれ、これはこれで立派に機能している分類手段なのです。その場合、 >外見で区別ができる差があれば、染色体がどうであれ、別種になります。 おお! そうなのですか、目かウロコです。 ありがとうございました。

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.5

#3 です. や~, あえて身近かつややこしい例を出してみたかったので (実際はもっとややこしいらしいですが).... インディカとジャポニカは普通同じ種 (O. sativa) とみなしますね.

8942
質問者

お礼

お返事ありがとうございます。 イディカとジャポニカは同じしゅなんですね。 ありがとうございます。

  • leaflet
  • ベストアンサー率0% (0/10)
回答No.4

具体的な例は知りませんが、一見して同じような固体からなる集団でもそれら同士で子孫が出来ず、なおかつ、それらの集団はそれらの集団として子孫を残して集団を維持できているのならば異なる種ということになると思います。それに染色体数が同じでも同じ遺伝子がはたらいているとも限りません。

8942
質問者

お礼

お返事ありがとうございます。 納得です。ありがとうございました。

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.3

ちなみに野性種と家畜種または栽培種を同種とするか異種とするかは難しい問題だったりします. 植物をもってきちゃうと, 人によって種の分類が違ったりするのでさらに問題がややこしくなります. ということで, 身近かつ複雑な例として Oryza sativa complex から: O. sativa/glaberrima の 2栽培種と rufipogon/barthii/longistaminata/meridionalis/glumaepatula の 5野性種は全て 2n = 24 でかつ相互の F1雑種が減数分裂時に正常な対合を示す近縁ですが, それもで雑種不稔などの生殖的隔離が生じているそうです. なお, 特に 2つの栽培種, O. sativa と O. glaberrima は葉の形で区別ができるとか. ちなみに O. sativa complex は非常にややこしく, ・O. sativa は O. rufipogon の栽培種 ・O. sativa には indica と japonica がある ・O. rufipogon のうち一年生的なものを O. nivara として別種にすることがある ・O. sativa indica は O. nivara の栽培種らしい (つまり, 野性種で既に indica と japonica が区別されている) などといわれています. あえて学名で書いてみましたがイネのこと.

参考URL:
http://www.shigen.nig.ac.jp/rice/oryzabase/localeAction.do
8942
質問者

お礼

お返事ありがとうございます。 イネの事なのですね。インディカ種とジャポニカ種は学名で書けば 同じなのですね。という事は同種なのですね。面白いです。 でもとっても複雑ですね。 ありがとうございました。

  • daidou
  • ベストアンサー率29% (491/1687)
回答No.1

あります イエイヌ・ハイイロオオカミ(タイリクオオカミ)・アメリカオオカミは共に食肉目(ネコ目)イヌ科イヌ属の動物で、染色体数は78(ちょっと不確かですが)です ブタとイノシシも共に偶蹄目(ウシ目)イノシシ科イノシシ目イノシシ属でも染色体数は同じはずです(40だったかな) 野生種が家畜化された場合に、別種として登録されるケースが多いようですね。 (生態・形態的に原種と大きく異なるためでしょうか)

8942
質問者

お礼

お返事ありがとうございます。 イヌとハイイロオオカミとアメリカオオカミは染色体数が同じなのですね。興味深いですね。ありがとうございます。 ブタとイノシシも染色体数が同じなのですね。面白いです。 ありがとうございました。

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