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全窒素の測定
think777の回答
分析法による差です。 水中の窒素化合物は、有機体窒素、アンモニウムイオン、亜硝酸イオン、硝酸イオンの状態にあります。 総和法は、このうちの有機体窒素をアンモニアに分解し、亜硝酸・硝酸イオンをアンモニアに還元して、測定します。 紫外吸光光度法は、窒素化合物を硝酸イオンに酸化分解して測定します。 この両法の有機体窒素の分解による差が出たものと思われます。 総和法に比べて、紫外吸光光度法は、サンプル中の有機物が分解されやすく、少量である場合に適用されます。 サンプルに適した分析方法を選ぶことが重要です。 この場合は、総和法が適していたといえます。 もちろん、分析までのサンプルの取扱もまずかったですが、この場合は分析方法の選定による差がもっとも大きいといえるでしょう。
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