配偶者との関係が崩壊しても子供は愛せますか？

質問

http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=2216523
で質問をさせていただきました。参考になる意見は聞けたのですが、実際知りたかったことがあまり知ることができなかったのでこちらで再度質問させてもらいます。
私は憎しみあって離婚した父母両方(母は浮気をしていました)から「あいつの子供だから、お前に愛情が無い」と言われたことがあります(前の質問には父親のことしか書いてませんが)。女性は自分でお腹を痛めて産んだから自分の子供を愛せるけど、男性はそれがないから不安になるときがあると言われたことがあります、私は母からも拒絶されてしまいましたが…実際のところはどうなのでしょうか？配偶者が浮気をしても、自分を裏切った相手との子供への愛情は変わりませんか？男性の方は、本当に自分の子供か？と疑ったことはありませんか？
色々な人の意見を聞きたいです。お願いします。

回答No.8

noname#20369

初めまして。
私はkoeeeさんほど、辛い思いはしていませんが、先月両親と絶縁しました。やっと呪縛から逃れられる・・・そう思いました。
幼少の頃から、父母の離婚話があり（父が家庭にお金を入れず、母が働いていました）私は２人兄弟で（私＝姉・弟）肉体的、精神的に虐待を受けていました。
「子供なんか要らなかった。」いつもそう言われて生きてきました。子供の頃から「他の家庭とは違う」と感じていて、家庭での会話はなく、一言でも意見しようものなら、罵倒＆暴力、親の思いどうりにならないと、また暴力、これは父母の両方でした。
早くこの両親から離れたい、その思いしかなかったですね。
我慢の限界で高校卒業時に、私は家を出ました。
幸い弟は肉体的な暴力は免れたけれど、精神的なダメージが大きく、高校卒業と同時に県外に出て、そちらでカウンセリングを兼ねたサークルに入り・・・結婚に希望を見出せず今だ独身です。
親には連絡を取っていません。
私も弟も40代になりましたが、胸の奥底にしまいこんでいるだけで、その事を完全に忘れ去る事は出来ないと思っています。

親から愛情を感じない・・・同じ過ちを繰り返してはいけません。
たとえ何があろうとも、koeeeさんと同じ、そんな思いをお子様にあじあわせてはいけません。

私は今、親を反面教師として、生きることに決め子供に愛情を注いでいます。
でも最初からうまく出来たわけではありません。
両親に優しくされた記憶が無い私にとって、思った以上に子育ては難関で（仕事が忙しいせいもあったが、夫も非協力的だったため）最初の子供は厳しく育てすぎたと思います。悪戯がひどいときは、手が出ることもあり、これが「虐待の連鎖」だと意識しました。
独身時代にも私にとっては辛かった、兄弟3人の死（本当なら５人兄弟）、親友の自殺。
結婚後は最初の子供を、自身が癌になった為、堕胎して治療に入りました。その後、夫の借金、女性問題等、色々あり現在はシングルマザー（２児の母）です。

虐待の連鎖を意識できた時、私はカウンセリングに通い始めました。
今までの辛い気持ち、全てを何とかする為に、勇気を出して行きました。
自分のような思いを子供にさせたくなかったから。
我慢してきた事が原因で、子供を不幸にはしたくなかったから。
人を信じ、人を愛し、人を受け入れられる、そんな子供に育てられる母になれるよう、そんな人になれるように「育自」をする為、カウンセリングにかかり、約５年間通いました。
ただ私の場合は、親に愛情を感じてなかった分、「親友の自殺」で、傷ついた部分が大きかったですね。

本当は今も忘れることは出来ないし、これからも完全に立ち直れるのかどうかはわかりません。（精神的な問題として）

でも、子供が教えてくれました。私が笑っていないと子供の顔から笑顔が消え、無表情になる事。
いくら心で愛していると思い、接していても子供には伝わらない事。
声に出して、体で伝えてあげないといけない事。
自分は無力で思い上がっていた事。
全ては「愛」から始まる事。それには自分の努力が必要な事！

婚約者の方に、「愛している」と・・・これから築かれるご家庭でも「愛している」と、奥様にお子様に、言ってあげてください。
自分から「愛してる」と言えて、初めて、相手からの愛を感じる事ができる・・・子供を育てながら（実際は私が育てられていると感じる）勉強している今日この頃です。

貴方が悲しい時は、いずれ奥様になられる方も、まだ見ぬお子様も、一緒に悲しみを分け合い、貴方を助けてくれます。
貴方が嬉しい時は、何倍にもして家族で共有し、喜んでくれると思います。

貴方は苦しみ傷ついたぶん、人の悲しみを良く知っていらっしゃると思います。
その貴方が、お子様への愛情を、疑ったり、変えたりする筈がないと私は信じています。「愛」は貴方に返ってきます。