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接線剛性とは、応力-歪曲線上の接線の傾きのことを指します. 応力-歪曲線が直線(σ=kε)であれば接線剛性は一定(k)となります. よって、せん断剛性とは違う、と思います.
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- k_riv
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#1さんの仰有るとおり,接線剛性というのは,応力ーひずみ関係曲線上の任意の点の接線=任意の点の曲線の傾きの事です。 よって,応力ーひずみ関係曲線が,曲げ応力とひずみの関係を表してるとすれば曲げ剛性であり,せん断力とひずみの関係を表しているとすればせん断剛性です。 つまり,剛性というのは,任意の応力ーひずみ関係の比例定数であり,接線剛性というのは,その比例定数を決めるための一つの方法です。 例えば, 接線剛性=>応力ーひずみ関係を方程式で示し,その方程式の「任意の点」の接線の方程式を用いれば,その傾きが,その点における接線剛性です。 応力ーひずみ関係が非線形の場合,任意の点の応力やひずみを直接求めることが出来ないので,原点から順番に荷重又は変位を増加させながら,任意の点以前の既知の点の接線剛性を用いて,逐次求める増分解析という方法があります。 例えば, 割線剛性=>原点と応力ひずみ曲線上の任意の点を直線で結んだ直線を用いる。 弾性範囲であっても,実際の応力ーひずみ関係が,直線に近いけれど,直線でない材料が多々あります。そんなとき,例えば,原点と降伏時の応力ーひずみ点とを直線で結び,その直線(=傾きはどの点でも同じ)を剛性とみなす方法が割線剛性です。つまり,弾性範囲というのは,応力ーひずみ関係を直線とみなせる範囲の事で,実際には,割線剛性でも,接線剛性でも,誤差が許容値内であれば構わないのです。その用途や条件に応じて,都合の良い方を使います。 以上,蛇足が多いですが,参考にしてください。
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