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電位と電流について

電池の中で反応が終わりかけている時、当然、電池につながれた電球は暗くなっていきますが、このような反応が終わりかけている時の電池内の電位と電流はどんどん減って行ってるのでしょうか?

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回答No.3

電流、電圧は当然減っていきます。よく使われる鉛蓄電池では、-極Pb,+極PbO2を、H2SO4溶液に浸したものです。-極のPbが溶け出し、電子を+極に提供することで電子の流れを作り出し、電流を流すのですが、その溶けたPbがPbSO4となって-極に付着し、Pbの流出を妨げてしまうため、電子の流れが悪くなり、流れる電流の量が減ります。 アルカリのように充電できない電池では、反応物質が減れば、電圧は当然下がります。

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回答No.4

電池本来の電圧は「起電力」で、電池自身の抵抗値は「内部抵抗」と呼ばれます。 起電力は、電池の極板の組み合わせで決まりますので、電池の使いはじめと、終わりでの変化はありません。 内部抵抗は、極板で溶液から電子を受け渡しする際の濃度やその拡散状態に関係するものと、極板そのものの抵抗値などからなると考えられます。 使用状態によって前者が変化する(抵抗値が大きくなる)のではないでしょうか。 極板自身も化学変化で薄くなったり、表面に皮膜(気泡を含む)が出来たりすると抵抗値が変化すると思われます。 う~ん、自信ないなぁ・・・。

noname#22681
noname#22681
回答No.2

次のような考え方をしてみてはどうでしょう。 電池のプラス極を膨らんだ風船だと考えてみてください。 これに細いビニール管を接続してプシューと空気を抜いている状態が、電池のプラス極とマイナス極を電線でつないでいる状態です。 このとき、「空気の流れる量」を電流、「風船内の圧力と大気の圧力の差」が電池の電圧と考えることができます。 電線の途中に電球をつないだ状態は、ビニール管の途中をかるく絞って空気の流れを少なくした状態といえます。 風船がしぼんでくると、風船内の圧力と大気の圧力の差が少なくなって、流れる空気の量も減ってきます。つまり、電圧と電流がともに低くなってくるということです。 蛇足ではありますが、「電池内の電位」という言葉はあまり正確ではありません。電池内の電位にはマイナス極の電位とプラス極の電位があって、電池の電圧は、プラス極とマイナス極の電位差です。

  • Willyt
  • ベストアンサー率25% (2858/11131)
回答No.1

電池の抵抗は温度変化を無視すれば一定です。ですからオームの法則によると電圧と電流は比例関係にありますから、電圧が下がれば当然電流も下がります。電圧は反応物質が消費されるとだんだん下がります。電位は絶対的な量ですが、電気を取扱うときは二点間の電位の差、つまり電圧を使うのが普通です。

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