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システム売買の銘柄数は最低どれくらい?

システム売買についてです。一般にシステム売買というのは、一定のシステム(大抵はソフト化されていると思うのですが)が、株の銘柄、売買時期などを判定すると思うのです。(あるいは自分でその判定基準を作っている人もいるかもしれませんが) その判定が妥当する場合も、しない場合もありますよね。 そのために分散して、システムがOKを出した銘柄を同時複数行なうと思いますが、大抵は何銘柄くらい分散すれば、良いのでしょうか?多ければリスクは減りますが煩雑だし・・・タイトなシステムだとそんなにOK銘柄がでない のでは?? 具体的にお使いのシステムがあれば教えてください。 ちなみに中源線というやつでは、3銘柄やれば、全体としてプラス値になる・・・と小耳に挟んだのですが、これって相当の好成績なんでしょうか? 、某低位株売買では、五銘柄は分散すべしとありましたが。各ソフトによって違うと思います。貴殿の場合はどれくらい?

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  • pastorius
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回答No.3

まずリスクっていうのはお金が無くなるかもしれない可能性のことなんですけど、いくらまでお金が無くなったら負けにするか(取引をやめるか)ってのは素人だろうと玄人だろうと自分で決めておかないといけないことで、この額を最大損失額といいます。そしてリスク管理っていうのは、最大損失額まで負けないように1回1回の発生損失傾向をコントロールするってことなんです。この概念定義がまず何よりも大事。 矛盾するようだけど、最大損失許容額を決めていないことが、個人投資家がボコボコと負けていく最大の原因だとぼくは思っています。ぼくにいわせれば、これを決めておかないとリスク管理ができません。 株の銘柄の中で分散投資してても市場全体が下がるときには保有している全銘柄が下がったりするわけですから、実は損失の発生傾向は大してコントロールされていなかったりします。 コリレーション(相関性)の排除を意識しようとするなら売りと買いを同時に持つっていう初期のヘッジファンドみたいなことをするといいかもしれないわけですけど、それに合致するような同時に売りと買いを探せるシステムがが都合良く見つかるというものでもない。 ぼくにとって一番簡単なのは、ボリュームでコントロールすることです。1000株か5000株かってことじゃなくて、最大損失許容額がたとえば500万円だとしたら、たとえば1回の損失許容額を25万円までにするといったことです。原始的な基準は発生損益額に置かないといけない。そこから逆算して株数が決まります。 これは結局取引額を小さくしようということだから、証券会社寄りの本だとそういうことは書かない。あれも買えこれも買えって書きたがる傾向があります。あれこれ買わせるためにリスク分散なんて言葉を振り回してるような本もあります。 分散はリスク管理手法のひとつに過ぎません。それが役に立つスタイルもありますし、そうでないスタイルもある。 銘柄を絞るのは、ぼくはすごくいいことだと思いますよ。1銘柄だけなんていうのも、潔くていいと思います。 リクイディティは、流動性です。その通りです。 出来高というより取引高ですね。発行株式数は基本的に関係ありません。ぼくの場合は1日の取引高が安定して3億円以上あるような銘柄を銘柄選択の条件にしています。 要するに、通常の取引状況で成行注文を出したときに、マーケットが自分の注文で動いてしまわなさそうであるかどうかということです。銘柄によっては、数百万円の発注でも2ティックも3ティックも飛んでしまうことがあります。 ボラはわかると思いますが、変動率です。動かないものはどうしようもない。

Sedan
質問者

お礼

再びの書き込みありがとうございます。 >たとえば1回の損失許容額を25万円までにするといったことです。原始的な基準は発生損益額に置かないといけない。 これは私がいま漠然と考えている投資スタイルにも妥当するものです。肝に銘じます。どんなになっても一回の損を決め、そこで手を引くのが必須ですね。 >証券会社寄りの本だとそういうことは書かない。あれも買えこれも買えって書きたがる傾向があります。あれこれ買わせるためにリスク分散なんて言葉を振り回してるような本もあります。 そんなこともあるんですね。本屋でも本が多すぎて、どれが信じられるか迷います。調子のいい評論家やタレント本は無論のことですが、ちゃんとした本(そう見える本)でも、そのスタンスが証券会社寄りってこともあるんですね、きっと。まして、自分にとって合う投資スタイルの本かどうか・・・最後は自分だけが頼りのような気がしてきました。 >銘柄を絞るのは、ぼくはすごくいいことだと思いますよ。1銘柄だけなんていうのも、潔くていいと. >1日の取引高が安定して3億円以上あるような銘柄を銘柄選択の条件にしています。 >ボラはわかると思いますが、変動率です。動かないものはどうしようもない。 pastoriusさんのアドバイス、どれもこれも、参考になります。ベテランなんですね。敬意を感じます。 いま、ソフトバンク、NECの株価推移を見ています。幾つかに絞って、波の動きを見てみようと思っているのです。その過程で、自分にどんな売買があってるか探ってみます。

その他の回答 (2)

  • pastorius
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回答No.2

システムトレードとは、一定の「売買ルール」で取引する方法です。 ソフトウェア化されている必要はありません。投資家レベルではいちいちソフト化などしていない方が多いかもしれません。個人的にはロジックが不明なシステムを使うなど怖くてできません。 銘柄数についてですが、システムによってはこの銘柄だけにしか使わないというものもあります。225先物だけのシステムなんていうのもあります。 リスク分散の目的は発生損益のボラティリティを抑えることにあります。1000万円運用する場合に1日で50万円もボラがある取引をすると、3回分ぐらい負けが先行した時点から取引サイズが不安定になります。 発生損益額を大きくしないためには、銘柄分散だけでなく、取引額を調整したり、取引期間を短くする方法もあります。 1銘柄を1000万円買うと、1日~3日程度で50万円ぐらいの損益が発生する可能性がありますが、200万円ならそんなに簡単には25%も動きません。また、1000万円買っても1時間以内に決済するのなら50万円も損益が発生する可能性は小さいです。10銘柄を寄りから引けまで持つことと、1銘柄を寄りから引けまでに10回取引することは、発生差損益のボラティリティを減少させるために同様の効果を持つ場合があるということです。 ぼくの場合、個別銘柄のシステムトレードでは銘柄分散をしていますが、必ずしもそれが絶対条件というわけではありません。具体的なことは説明できませんが、3銘柄から最大7銘柄ぐらいに分散しています。 中源線には詳しくありませんのでわかりません。どんなシステムでも利益が出るのは前提ですが(利益が出ないものなんか使わない)、成績の評価は、収益率やシャープレシオなどを見なければできません。シャープレシオの概念だけでも勉強なさるといいと思います。 低位銘柄は、単体のボラティリティが大きいか、複数銘柄のどれかが急騰するのを待つかといったストラテジーになりそうですね。単一銘柄のシステムを構築しようとする場合は、その銘柄自体が一定のボラティリティーとリクイディティを持っていることが前提になると思います。

Sedan
質問者

お礼

丁寧な回答ありがとうございます。 たしかに、おっしゃる通り、分散するだけでなく、 取引時間を短くし回数を増やす方法もあるわけですね。 初心者なのでまだ用語が分りません、すいません、 これから勉強します。私は できるなら単一銘柄、多くても2、3銘柄のうねり取り、リズム取りを考えています。あまり銘柄を増やすと、きっと目移りしたり、混乱したりすると思ったからです。ですが、システム売買では、リスク回避のために分散投資が必要との文章を本でよみ、どうなんだろう?と思ったのです。おっしゃるとおり、分散するだけでなく、他のリスク回避の方法を勉強します。 ところで >単一銘柄のシステムを構築しようとする場合は、その銘柄自体が一定のボラティリティーとリクイディティを持っていることが前提になると思います。 これはどういう意味でしょうか?リクイディティって流動性みたいなもの??出来高が一定以上、発行株数が多い?なんてことでしょうか。いまから辞書を引いてみますね(笑)。 ありがとうございました。

noname#132112
noname#132112
回答No.1

耳学問なので参考までに システム売買の場合は、そのシステムの勝率が何%なのかが重要で、それによって打つ手も違ってくるかと思います。 銘柄を分散する方法もあるのでしょうが、私の知っている方法は、ONのタイミングを調節する方法と建て玉を調節する方法です。 ラリー・ウィリアムズの本には勝率40%のシステムでも勝つ方法があります。 まず、システムが3回連続で間違うのを待つ。 4回目にONする。 勝てば枚数を一枚減らし、負ければ枚数を一枚増やす。 以後その繰り返し。 ただこの本にも書かれてますが勝率60%のシステムが連続13回だったかな?間違うこともあった、と・・・それがシステム売買だという事です。 結局、確率の問題でしょうから、自分でシミュしてみるしかないのかな。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532131316/qid=1149728852/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/503-6017773-8439143

Sedan
質問者

お礼

確かに、そうですよね。勝率何%のシステムが連続負け数何回に達したら買うなんて、考えもしませんでしたが、これは面白いですね。参考文献読んで見ますね。ありがとうございました。

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