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CODを正確に測定できません。

濃度不明の高濃度サンプルを測定する場合、大まかに見当をつけて希釈して1回目の測定を行い、その結果から正確な見当をつけて希釈して2回目の測定を行っていますが、今、測定しているサンプルでは、2回目の測定において、シュウ酸ナトリウムをいれて、60℃に保つと、赤い色のままとなってしまいました。 シュウ酸ナトリウムを入れた時点で赤いままというのは、過マンガン酸カリウムが残っているということですが、どのような場合にこのような現象が生じるのでしょうか? どなたか、経験のあるかた、ご教授ください。

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  • ishibiki
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回答No.1

逆滴定なので、加熱前に加えた過マンガン酸カリウムの余剰分をシュウ酸ナトリウムが全量還元し、さらに過量となることが前提となります。 よって、色が残っているということは、酸化・還元反応においてシュウ酸ナトリウム<過マンガン酸カリウムという状態を意味します。 一般的には、サンプル中に酸化物質が多く含まれているため、シュウ酸ナトリウムがそれらに「食われて」しまい、過マンガン酸カリウムを十分還元できなかったと判断します。 サンプルを段階的に希釈する→酸化物質の濃度は低下→妨害が小さくなる→希釈前換算の測定値が極端に大きくなるのが特徴です。 サンプルのpHは、極端な酸性になっていませんでしたか?硝酸(アンモニア・亜硝酸が酸化したもの)は酸化性物質のひとつです。

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