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リース業を行う商社の強み

こんにちは。現在就職活動を行っている学生です。 リース業界に興味があり、その業界に絞って就職活動をしているのですが、最近は、リース業の幅も広がってきており、商社がリース業を行っているところも多々あります。そこで、商社がリースを行う強みとはどういったことでしょうか。「モノ」と「金」を抑えることができるとはよくいいますが、具体的にどういったことなのか分かりません。どなたか詳しいかたがいらっしゃいましたら、また、そういったことについてよく分かる本や、サイトなどをご存知の方がおられましたら教えていただきたく思います。よろしくお願いします。

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  • ajyu7
  • ベストアンサー率55% (142/254)
回答No.1

リース会社は大きく分けて、独立系、銀行系、信販系、商社系、メーカー系があります。日本のリース会社は、銀行と商社が出資して、商社の販売手法の一つとして利用されたところからスタートしています。旧日本リースやオリックスなどがそうです。商社系のリース会社はいまでもそういった業務がメインです。(もちろんその他の業務も行いますが、比率的に、という意味です。)商社が自分の取り扱う商品を販売する際、割賦で販売したり、銀行からお客様に融資してもらって買ってもらうなどしていましたが、アメリカではやっていたリースという手法を導入したのです。 リースは実務的にも全く「金融」です。審査や営業等は基本的に全く銀行等と変わりません。ただ、リースという形態が「物を買うお金」を貸すことに絞られているというところが特徴です。商社も販売の際に、手形の分割払いで受けるなど、金融的な役割を果たしていることも多く、そのためリースを行ったりもしているわけですね。 金融系のリース会社と比較して、商社やメーカー系のリース会社は自分で作ったり、販売しているものをリースにかけるので、事故の際に物件を売却して債権を回収するなどのノウハウは優れています。また、製造原価(商社なら仕入原価)と販売価格の差があるので、特にリース販売するメリットがあります。 また、オペレーティングリースといった中古でリース物件を売却しないといけないリース取組(航空機や船舶、建設機械など)では、商社系やメーカー系は販売ルートや中古物件の査定能力をもっているため、極めて強いです。 その他もろもろありますが、リース業界に行かれるおつもりなら、一度日経文庫の「リースの知識」(宮内義彦著)を読まれることをお勧めします。 今言ったようなリースの長所短所や歴史、実務などもかかれており、業界の人間は一度は目にする書物です。

ryouhei1108jp
質問者

お礼

丁寧なご説明、ありがとうございます。 早速、「リースの知識」を読んでみました。なかなか難しい言葉も多く大変ですが、リース業についてある程度理解できたと感じます。

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