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U2のすごさ(?)が分からない
タイトル通り、U2のすごさが分かりません。ボーカルのボノがチャリティに熱心であるということは知っていますが、それだけのような気がしてなりません。長年バンドを続けているというのがすごい、ということも分かります。ですが、私にはU2の何がU2自身を大物にさせているのか、何がどうすごいのかさっぱり分からないのです。 …というのも、多分周りの評価と世間の評価の差が激しいせいだと思うのですが、周りの人でU2の話をしている人、いいよねなどと言っている人を見たことがありません。長くやっている割にロックにあまり詳しくない私でも聞いたことのある曲がほとんどありませんし(ヒットがあればいい、というわけではありませんが)、例えば"We Will Rock You"や"I Was Born To Love You"を聞いてあ、これはクイーンだ、と分かる…というような、U2といえばこれ!という曲もない気がします。 私はバンド系をあまり聞かないので、偏った感覚で物事を捉えているかと思いますが、そういうヒットしてるんだなという感じがないわりにグラミー賞を取っている気がして、グラミー賞ってU2をひいきしてない?と思ってしまいます。特に今年はそう思えました。去年はマライアの方が頑張ったと思うのに、マライアは予想されていたよりもグラミーが取れませんでしたし…。 政治的な歌詞が多いと聞きますが、普段軽いポップを聴いている私が聞いてもきっと理解できないと思いますし、そもそも重たくて聞けないと思います。その歌詞がいいのかなぁ…とも思うのですが、やっぱり何がどうすごくてグラミー賞をたくさん取るバンドにしているのか、さっぱり分かりません。多分ラジオだったと思いますが、長いことやってるくせにU2は演奏が下手だ、という話も耳にします。 …ということで、U2をお聞きになる方に、U2のすごさをお聞きしたいです。よろしくお願いします。 ※U2をけなす気は毛頭ありません。
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質問者が選んだベストアンサー
U2ファンです。 おっしゃる通り、わたしも自分の周りでU2の話をしている人をあまり見たことがありません。 友人の1人にU2ファンがいるんですが、その人と話して盛り上がるくらいです。 グラミー賞受賞はもちろんのこと、ライブ8での活躍や タイム誌で「2005年の顔」にビル・ゲイツ夫妻と一緒にボノ(ヴォーカル)が選ばれていること、 昨年のツアー収益で1位になっていることなど、世界ではこれだけ有名なのに なぜか日本では、あまり話題に上りませんよね。とても不思議です。 そこで質問者さんのおっしゃる > 政治的な歌詞が多いと聞きますが、 > 普段軽いポップを聴いている私が聞いてもきっと理解できないと思いますし、 > そもそも重たくて聞けないと思います。 という部分が目に留まりました。 もしかすると、日本ではそう思う方が多いために、あまり人気がないのかもしれませんね。 確かにそういう重い曲より、軽くてキャッチーな曲の方が聴きやすいというのも頷けます。 まぁそういうわたしも生粋の日本人なんですが(笑)、個人的に思うU2のすごいところは まず行動してることです。特にボノ。 そのときだけ開催されるような、例えばチャリティコンサートなどに参加するアーティストは多いですが ボノはノーベル平和賞にノミネートされるくらいいろんなことをやってきているんです。 最近では各国首相と会談してアフリカ諸国への債務を免除させたり 売上の一部をエイズ治療に役立てるREDというブランドを立ち上げたりしています。 音楽活動との両立は並大抵ではないですよね。とても立派なことだと思います。 そしておそらくこちらが質問者さんの聞きたいところだと思われます、彼らの曲に関してなんですが。 こういう言い方をすると語弊があるかもしれないんですが、安っぽい愛や恋の曲よりも 政治的・社会的な曲の方が、作るのも売れるのも難しいと思うんです。 そのような曲を出すことで、反発する人も出てきます。 ベトナムで軟禁状態にあったアウン・サン・スーチーさんに捧げられた曲があるんですが そのせいで、ベトナムではその曲の入ったアルバムを売るのを禁止されたことがありました。 でもU2はそういう曲を作るのをやめないと思います。 反発する人もいるだろうけど、そのような曲を出して聴いてもらうことによって 世の中の人たちがそのことについて考える、果ては行動を起こすかもしれない そのきっかけになることの方が重要だと、彼らは思っていると思うんですね。 その姿勢がすごいことだと思うんです。 メロディうんぬんの話ですと、人それぞれ好みがあるでしょうし 演奏などの技術的なことはわたしはさっぱりわからないので、なんとも言い難いんですが。 そしてわたしも曲を聴いていて「あぁこの曲は血の日曜日事件の・・・」とかいちいち思いませんよ?(笑) でも、U2もそういった曲ばかりではありません。いろいろな曲があります。 一時期はバンドサウンドではなく、打ち込み系のアルバムを出していたこともありますし 原因はわかりませんが、ボノが奥様を怒らせてしまい、謝るために作った曲もありますし(笑)。 わたしがU2を聴くようになったのも、とある曲のメロディがいいなと思ったのがきっかけです。 チャリティ活動や、社会的な曲が多いのは後で知りました (それはわたしにとっては尊敬する部分になりえましたけども)。 なので質問者さんもそう構えずに彼らの曲を聴いてみるといいと思いますが、いかがでしょう。 それで「あ、この曲いいな」と思えるものがあれば、わたしと友達になりませんか?なんちて(笑)。 長文、失礼しました。
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- xxmoonxx
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#3です。お礼の文章、ありがとうございます。 > 有名人のチャリティ=イメージアップのため、みたいな感じに思えて仕方ありません。 わたしも“その時だけ”のアーティストに対しては、そういう印象を受けてしまう感は正直否めません(笑)。 しかしボノは、本当に“ずーっと”やってきているんです。 世界的にこれだけ有名で曲も売れているのに、今さらイメージアップのためだけに そのような活動を継続しているとは考えにくくありませんか? > 「有名人だししょうがないよね」という感じなんじゃないの?と、思えてしまいます。 そう、これです。 彼はは自分の知名度をチャリティ活動に利用しているんです。 会談の相手が「有名人だし・・・」という低めのテンションだったとしても(笑)、 自分が有名であることが相手が会って話してくれるきっかけとなり その結果、債務免除ということになれば万々歳なわけです。 そうすればまた知名度が上がるかもしれない。 曲を聴いてくれる人が増えるかもしれない。 そして自分の言うことに少しでも耳を傾け、賛同してくれる人が現れれば また次の活動がやりやすくなるかもしれない。 というループを彼は狙っているのではないかなぁと思います。 いやまぁわたしはファンなので、贔屓目に見ているのかもしれませんが(笑)。 > あ、私"Beautiful Day"(Daysでしたっけ?)は聞いたことがありますよ。あれはいいなって思いました。 あ、なんですか、いいなって思う曲あるんじゃないですかー!もー!(笑) きっとまだまだいっぱいあると思いますよ。 彼らはベスト2枚出してるんで、よかったら聴いてみてください。 その結果、質問者さんがU2ファンになってくれたら、ボノもわたしも万々歳です(笑)。
お礼
たびたび回答してくださってありがとうございます。 ループですね。それは確かに有名人だからこそ、というところですね。私がやっても全くループにはなりえませんもんね(笑)。 >あ、なんですか、いいなって思う曲あるんじゃないですかー!もー!(笑) きっとまだまだいっぱいあると思いますよ。 彼らはベスト2枚出してるんで、よかったら聴いてみてください。 (笑)ただ、"Beautiful Day"("Days"だったかどうかまだ調べておりません、すみません)もサビ部分が少し分かる、という程度なので…(^_^;)。これを機会にベストから聞いてみようかな、と思います。 ありがとうございました。
- Wu-Wu
- ベストアンサー率27% (29/106)
大学でロックミュージックヒストリーのクラスをとった時に先生の言っていたことなのですが、U2のすごさはその作曲能力の高さだそうです。 最近の若手のバンドは比較的ノリや覚えやすいメロディーを主体にするバンドが多く、音楽の構成的、理論的な面での「サプライズ」と言ったものがほとんどない単調な曲が多いらしいです。 たとえばロック基本的に、 Intro…4小節 A…8小節 A…8小節 B…8小節 Interlude…4小節 A…8小節 A…8小節 B…8小節 Interlude…4小節 B…8小節 B…8小節 Interlude…4小節 といった構成が多いのですが、U2の場合、 Intro…4小節 A…8小節 A…8小節 B…6小節 Interlude…4小節 A…8小節 A…8小節 B…5小節 Interlude…8小節 C…8小節 C…8小節 D…6小節 Intro…4小節 B…5小節 B…6小節 Interlude…4小節 と言ったように複雑な構成が多く、また楽器の使い方や音の多様さ、コーラス等も他のアーティストの比べて優れているらしいです。 ただ、グラミー賞に関しては、U2はアメリカでは30代後半から~50代の方に絶大な支持を受けていて、グラミー賞の審査員もそのぐらいの年齢の方が多いでしょうから、何らかのひいきはあるかもしれません。 ちなみに演奏は下手だとは思いません。 長い文章で済みません。
お礼
回答ありがとうございます。 作曲能力の高さ、ですか。私はやっぱり覚えやすい曲の方が好きなのですが、これは好みですよね(笑)。理論的には複雑な方がすぐれている、ということなんですね。 >グラミー賞に関しては、U2はアメリカでは30代後半から~50代の方に絶大な支持を受けていて、グラミー賞の審査員もそのぐらいの年齢の方が多いでしょうから、何らかのひいきはあるかもしれません。ちなみに演奏は下手だとは思いません。 審査員の偏りはあるかもしれませんね。純粋に売り上げで決まるアメリカン・ミュージック・アウォードとは別ですし…。演奏が上手、下手は時々耳にするもので述べただけで、楽器の弾けない私にはどうなのかさっぱり分かりません(笑)。 ありがとうございました。
- wim
- ベストアンサー率33% (2/6)
わかりやすく言えば、ローリングストーンズとビートルズの違いではないでしょうか。 ローリングストーンズは誰でも音楽を聴く人ならば、バンド名くらいは知っているし評価も高い。 ストーンズのファンならば、その代表曲をいくつもあげられる。 しかし、ではみんなが聴くかというと一部のロックファンだけですよね。 ビートルズはどうでしょう。 ビートルズはローリングストーンズよりポップなノリの曲も多いですし、ロックファンではなくても親しめる曲が多いと思います。 (クイーンに関しても曲がコマーシャル、ドラマ、スポーツなど、あちこちで使われていて、そういう意味ではやはりロックファン以外にも受け、親しみやすいのでしょう。) U2は、どちらかというとローリングストーンズのようにストレートで重いロックな曲が多くて、ロックファン以外の方には親しみにくい部分はあるかもしれません。 (しかしU2が「大物」と呼ばれる前まだ今ほど有名ではなかった頃、むしろ玄人受けするバンドと呼ばれていた時代もあったようなので、演奏が下手という事はないと思いますよ。) U2の凄さかどうかはわかりませんが、自分はアイリッシュ系のバンド独特の陰鬱さを感じさせながらスケールが大きく、何かを訴えかけてくるようなメッセージ性の強いところが好きです。 U2といえばこれという曲はココに書ききれないぐらいありますが、ロックファンでない方にはバラードのほうがいいかも。 (oneとかwith or without youとか) 前にネットで調べた事がありますが,シングルもアルバムも相当売れているはずです。(特にアルバム)
お礼
回答ありがとうございます。 ストーンズとビートルズの違い、ですか…。私は本当にロックをあまり聞かないのですが、ストーンズの代表曲、2曲くらいは挙げられますよ。でもそうですね、ロックファンにも親しみやすいかそうでないか、ということなのかもしれませんね。 ありがとうございました。
- borneo_ran
- ベストアンサー率28% (19/67)
No.1の方の回答通りだと思いますが そもそもグラミー賞って売り上げがいいから受賞って訳じゃないですよね。細かいジャンルで見てみると一般の人の耳に届かない曲も受賞してますよね。 (アカデミーだって売れた俳優さんじゃなく渋いお年寄りの俳優さんが助演賞取ったりするし) わたしも「え!」って思う曲とか受賞する時もあるけどあくまでも大衆音楽としてのクオリティや芸術性などを問われてる気がします。アメリカンミュージックアウォードやMTVミュージックアウォードのほうがヒットしたヘヴィプレイされたって事でもらったりしてるので権威のあるグラミーの基準がまったくつまらないって言うなら他の賞レースのほうを楽しんではいかがですか? わたしなんかはメジャーな洋楽も聞くんだけど ジャズや民族音楽(ワールドミュージック)マイナーなフォークなどもCD買ったりするのでけっこう自分が買った作品が受賞っていうのも多かったりしますよ。だからって評価は変わらないし そういう作品て売れないから。
お礼
回答ありがとうございます。 >グラミー賞って売り上げがいいから受賞って訳じゃないですよね。細かいジャンルで見てみると一般の人の耳に届かない曲も受賞してますよね。(アカデミーだって売れた俳優さんじゃなく渋いお年寄りの俳優さんが助演賞取ったりするし) うーん、それはやっぱりある程度のリスナーがいるから、ではないかと思うんですよね、質問者さんがお聞きになっているように。全く聞く人がいなければそもそもノミネートもされないと思いますし。U2もそうなのだと思うのですが…やっぱり私はU2にあまり興味がないからそう思えるのかもしれません。 ちなみに、グラミーの基準がつまらない、とは全く言っていませんよ。ただ今年はあれ?と思ったもので。ありがとうございました。
- yambejp
- ベストアンサー率51% (3827/7415)
ショーレースは常に政治的な判断がつきまといます。 グラミー賞もアカデミー賞も社会情勢に受賞傾向は 左右されます。 逆に完璧で普遍的に評価されるモノは存在しません。 もし質問者さんがわからなければ、それでよい のではないでしょうか? そもそもネイティブな評価対象でもないですから いくら説明をされても本質を理解できることは ないと思います
お礼
回答ありがとうございます。 おっしゃることは確かにそうなのですが、「こういうところがすごいのね、ふーん」くらいで理解できれば、ということで質問させていただきました。
お礼
回答ありがとうございます。 ボノは確かに私の中でもチャリティ、というイメージが強いです(あとサングラス・笑)。ノーベル賞候補に上がったりもしていてすごいですよね。でも…ファンの方にこんなことを申し上げるのもどうかと思うのですが…有名人のチャリティ=イメージアップのため、みたいな感じに思えて仕方ありません。チャリティ曲を出したり(ちなみに、私は9.11テロの後に出された"What's Going On"のCDを持っています)、エイズのことに力を入れていたり…確かにすごいのですが、それだけでここまで来ているような感じが否めませんし、各国の首相と会談して…というのも、変な例えですけど、テレビのロケで観光地に行った芸能人が、サービスで現地のお店の人に食べ物をもらうのと同じ感じというか、「有名人だししょうがないよね」という感じなんじゃないの?と、思えてしまいます。毒舌ですみません…。やっぱり世界と日本での知名度の差が激しいせいでしょうか。 >こういう言い方をすると語弊があるかもしれないんですが、安っぽい愛や恋の曲よりも 政治的・社会的な曲の方が、作るのも売れるのも難しいと思うんです。 そのような曲を出すことで、反発する人も出てきます。 >でもU2はそういう曲を作るのをやめないと思います。 反発する人もいるだろうけど、そのような曲を出して聴いてもらうことによって 世の中の人たちがそのことについて考える、果ては行動を起こすかもしれない そのきっかけになることの方が重要だと、彼らは思っていると思うんですね。 その姿勢がすごいことだと思うんです。 なるほど、そういうことなのですねー。私はどうしても「歌詞に共感できるかどうか」ということを優先してしまいがちで、政治的・社会的な歌は敬遠する傾向にあります。それもU2のすごさが分からない理由なのかもしれません。年齢的にはもう大人ですが、中身はまだまだ子供ですし…(笑)。 あ、私"Beautiful Day"(Daysでしたっけ?)は聞いたことがありますよ。あれはいいなって思いました。 ファンの方から回答をいただけてうれしかったです(怒られるかと思っていました・笑)。ありがとうございました。