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【地域猫】

猫についてまったくわからない者です。地域猫とはできるだけ数を増やさず、その地域で余生を過ごさせると言う事でしょうか。 自治体などで、避妊手術の助成金を出していますが、避妊手術を受けさせ、数をこれ以上増やさず、そのあとはほおっておくのでしょうか。 餌やりの問題がありますが、ほおっておくとゴミ箱をあらされたりしないのでしょうか?猫はどうやって食料を調達しているのでしょうか。 猫との共存を目指して地域猫という言葉が存在するのでしょうか。 私が想像するに、猫が餌を調達できる場所は限られてくると思うのですが。 たとえばゴミ箱あさるか地域の人が餌をやるか、ゴミ箱あさられれば地域の衛生面で良くない、餌をあげる人がいれば反対する人がいる。 この状況で、「共存」は難しいと思うのですが。自治体も、助成金は出すが、避妊させた後はほおっておけ、と言う事でしょうか。 何か非常に曖昧と言うか、グレーな部分があると、ふと思いまして質問させていただきました。 よろしくお願いします。  

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  • knk2006
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回答No.7

こんにちは。No.4です。先日の回答の中で書いた本の名前は、【「地域猫」のすすめ:ノラ猫と上手につきあう方法】でした。著者は、横浜市職員・地域猫発案者 黒澤泰さんです。著者プロフィールによると、01年より西(横浜だと思います。)福祉保健センターで「猫トラブルゼロをめざすまちづくり事業」に取り組んでらっしゃるとありますので、もし何でしたらこの件ではセンターに電話または訪問して黒澤さんご本人とお話をなさってもいいかもしれませんね。 ここからは、僭越ながら、私の意見を書かせて頂きます。 >猫についてまったくわからない者です。地域猫とはできるだけ数を >増やさず、その地域で余生を過ごさせると言う事でしょうか。 本からの抜粋ですが、地域猫とは、「ノラ猫を不妊去勢手術の徹底、エサの管理、フンの清掃、周辺美化など地域のルールに基づいて適切に飼育管理し、ノラ猫の数を今以上に増やさないで一代限りの生をまっとうさせることで周辺住民の認知が得られた猫」とあります。 最後の、「周辺住民の認知が得られた」という部分が一番難しいところなのだと思いますが。 >自治体などで、避妊手術の助成金を出していますが、避妊手術を受 >けさせ、数をこれ以上増やさず、そのあとはほおっておくのでしょう >か。 上の定義に従えば、「そのあとはほおっておく」ということはありません。 >餌やりの問題がありますが、ほおっておくとゴミ箱をあらされたりし >ないのでしょうか?猫はどうやって食料を調達しているのでしょう >か。 ノラ猫で人から餌をもらえていない猫の食料調達は、やはり基本的にはゴミあさりだと思います。やはりそうしなければ生きていかれないのではないでしょうか。変な例で恐縮ですが、例えば人間でも、ホームレスの人がコンビ二のゴミ箱の中から、賞味期限切れで廃棄されたお弁当を拾って食べるということもあります。人間の場合、お弁当だけすっと取って、ゴミ箱の蓋を閉めるということができますから、ゴミ箱を「荒らす」ということにはならないんだと思います。でも猫にはそんな器用なことはできませんから、必然的にゴミ箱が「荒らされた」状態になってしまい、それに憤慨する人が多々出てきてしまうのでしょうね。。 私たちがゴミ箱をあさらないのは、他に食料調達の手段があるからで、上で例に挙げたホームレスの人達も、ゴミ箱をあさらずとも食料が手に入れば、ゴミ箱には手を出さないでしょう。猫もある程度までは同じだと思います。人による餌やりで食料が確保出来れば、ゴミ箱をあさる行為は減ると思います。(ただ、私は最後まで面倒を見る覚悟なしでの、ただの餌やりにはあまり賛成ではありませんが。。) >猫との共存を目指して地域猫という言葉が存在するのでしょうか。 ノラ猫も尊い命ある生き物です。飼い猫ではないから飢えようが虐待されようが関係ないではなく、その猫の命をあらゆるもの(飢え、病気、虐待、保健所送り)から守り、猫生を全うさせてあげたいと切に思います。ただ、猫が守られればそれでいい、というのではなく、やはりそれと同時に、ノラ猫がいる地域住民の人達に迷惑(主に猫の糞尿、それからエサがないことによる人の家のゴミあさり等でしょうか。)をかけないということも必要です。 私は、この二つのこと(猫の命を守り、住民に迷惑をかけない、もしくはその迷惑を最小限に抑える)の実現を目指す考え方が「地域猫」という考え方だと思っています。 補足ですが、猫の命を守るというのは、1)今現在そこにいるノラ猫の命を守ること、2)去勢避妊によって、生を受けた瞬間からノラとして生きることを余儀なくされる猫の数を減らすの2つかと思います。 ノラとして生まれてきてしまった仔猫は、生まれた瞬間から、命を脅かす様々な危険に晒されます。また人間の例で恐縮ですが、人間の赤ちゃんと同じと考えてもらったらいいと思います。生まれた直後の赤ちゃんを外に野ざらしにする人はいませんよね。生まれたばかりの仔猫はほぼ野ざらし状態です。強い雨に打たれることもあれば、直射日光に当ることもあるでしょう。もちろん母猫が多少は安全と思われる場所に運びますが、それも限界があります。病気になっても治療も受けられません。餌もいきなりドライフードなど食べられませんから、母猫からの母乳が非常に重要ですが、母猫の栄養状態が悪い場合、母乳が満足に得られるかどうかも心もとないところです。また、上にも書きましたが虐待もありえます。飼い猫の平均寿命が15~18年と言われているところ、ノラ猫は長くて3~4年です。 このような現実を鑑みると、「できるだけ数を増やさない」というのは、これもまた、地域住民のためだけでなく、不幸な猫をこれ以上増やさないということでもあるのでしょうね。 お母様は本当にきちんと「地域猫」活動に取り組んでいらっしゃると思います。お腹すかせてかわいそうだから、で餌をやりあとはほったらかしでは、ノラ猫問題は解決しないどころか、不幸な人生を辿る仔猫を増やす手助けをしていることになってしまいます。餌やりだけでなく、不妊去勢、また里親探しもしていらっしゃるのは本当に素晴らしいと思います。人は色々ですから、「100%」の理解、認知が得られるということはほぼ不可能だと思います。でもそれで「地域猫」活動をストップしたら、結局は住民も迷惑、猫は不幸でいいところなしだと思います。質問者様もお母様の活動、ぜひ理解、応援差し上げて下されば、と思います。長くなり、読みづらいところもあったかと思います。ここでストップしますね。ありがとうございました。

sonnabakana
質問者

お礼

わざわざ書き込んで下さいましてありがとうございます。 大変良くわかりました。猫たちに対する人間の犯した過ち(捨ててしまう)を少しでも償う(償う事になっているかはわかりませんが)為に、これ以上罪を繰り返さないために「地域猫」という考えがあるのだという事でしょうか。 そして、無論人間社会の中での事であり、色々迷惑して困っていらっしゃる方々もいる。そういう中で、少しづつでも理解を求め活動を続けてゆけばいいんですね。私は極端な性格ゆえ、市や区が推進している事であればもっと口を出せよと、思ってしまった訳であります。非常に子供っぽい発想でありましたm(_ _)m 野良猫の寿命が3~4年というのも初めて知りました。ここ5年たらずで近所の猫が十分の一位に減ったのも、去勢して生まなくなったからなんですね。ただ、マイクロチップが埋め込まれていない猫が最近増えたみたいで母は「多分誰かが置いていった」と言っておりました(推測ですが) やはり、犬でも猫でも無責任な飼い方、繁殖はやめてほしいと思います。 ご紹介くださった方は獣医さんなんですね。多分うちの親知っている確率が高いので、早速聞いてみたいと思います。そして、直接聞けるのであれば聞いてみたいと思います。何よりうちの母とよく話してみたいと思います。 大変参考になりました。お忙しい中、再度ご回答下さいましてありがとうございましたm(_ _)m

その他の回答 (6)

回答No.6

度々失礼します。No.5です。 >野良猫をゼロにするのではなく、トラブルをゼロにする。 これはちょっとわかりにくい書き方になっていましたね。 意味は、保健所での処分や駆除などで、猫をすぐにゼロにするのではなくて トラブルをゼロにする、ということだと思います。 決まった時間に決まった場所でエサをやり、決まった場所で用を足すことで トラブルをゼロにしようという考え方です。 理屈で考えますと、上記の3点で猫を集め避妊・去勢手術をして行けば ゆくゆくはゼロになります。 かえって変な疑問を持たせてしまい申し訳ありませんでした。

sonnabakana
質問者

お礼

再びご回答いただきありがとうございます。 <かえって変な疑問>とんでもございませんm(_ _)m地域猫をご存知の方は当然そういう悲しい事を減らす為というのを前提に書かれていると思うので、ただ私が無知&屁理屈なだけでした。わざわざ申し訳ございませんでした。 正直野良猫と呼ばれる猫は普通にいるものだと思っていたので、もとは人間が捨てた事が原因で増えたとは知りませんでした。これを考えれば、保健所に直行させるのではなく、今ある命を大切にしてゆく最低限当然の事だと思います。 「共生」という言葉も、たくさんの人たちにわかって貰うためやわらかいニュアンスで表したと私は理解します。あーだこーだ言うのはほどほどに、母に協力したいと思います。 色々と教えていただき本当にありがとうございました。  

回答No.5

簡単に言うと、公園や団地など行動範囲を決めた上で、 避妊・去勢手術をし、決まった時間にエサをあげます。 トイレの場所も決めるので民家の庭などでする可能性は少なくなります。 場所や住民の協力、費用などを考えると実施までは かなり大変だと思いますが、野良猫対策としては 一番有効ではないかと思います。 詳細は参考URLをご覧ください^^ ちなみにですが、私が野良猫の手術をしている病院では 『地域猫のすすめ』という本を薦めています。

参考URL:
http://www.na.rim.or.jp/~terumi/neko/message/chiikineko.html
sonnabakana
質問者

お礼

ご回答いただきありがとうございます。 参考URLありがとうございます。野良猫をゼロにするのではなく、トラブルをゼロにする。言っている事はわかるのですが、野良猫をゼロにするのではなくと言ってますが、ゼロにする事がトラブルをなくす方法、ゆくゆくはゼロにしたいですと言う事だと思うのですが。これは愛猫家に配慮した言い方という事でしょうか。 私が屁理屈なゆえに共生という言葉に、ただ漠然と、疑問を抱いてしまいます。共生ではあるのですが。やはり地域住民がちゃんと理解し、協力していく事が大切ということですね。一番重要なのは、猫を放し飼いにしない、捨てない事だと思います。 皆様のアドバイスをいただき、疑問が解けてきました。 大変参考になりました。ありがとうございましたm(_ _)m

  • knk2006
  • ベストアンサー率60% (3/5)
回答No.4

地域猫活動は、横浜市西区が行政として最初にそういうコンセプトをかかげ、地域の人達の活動支援を始めたと記憶しています。担当職員の方が「地域猫とは」とかいった題名で本も出されています。その本を購入し読みましたが、その中に地域猫の定義もありました。今仕事場で手元に本がありませんので、明日にでもまた書き込みますね。

sonnabakana
質問者

お礼

ご回答いただきありがとうございます。 西区が最初なんですか、山下公園などでよく見かけたきがしました。 大きな公園がたくさんありますね。近くの役所にいくと地域猫のパンフレットが置いてあるそうですが、地域猫という運動が目指しているところはみな同じなんですかね。 私は生まれが東京で、野良猫は普通に見かけていましたが、はっきりいってある意味野生動物なのかと思っていました。 今回みなさまにアドバイスしていただき、少しずつではありますが、地域猫の本質が見えてきました。 >明日にでもまた書き込みますね 大変感謝いたします。ご回答いただきありがとうございましたm(_ _)m

回答No.3

私も猫については、全く分からないです。が、猫の避妊去勢活動を、援助を受けないで、自腹でやっていらっしゃる方がいます。 一人は、捕獲を依頼されたら、捕まえに行き、そして手術が済んだら、元の場所へ。 もう一人は、餌付けを決まった時間に行い、そして定時の時間になる様に癖をつけられます。そして完全にその習慣がついたら、捕獲手術。 勿論、掃除は徹底されますよ。他の方の言う通り、できるだけ徹底されています。しかし、トイレという事になると、そこまでは、無理。餌付けしている所では。先日、その方に頼まれて私、ペットショップに行き、自身が経営されているお店に住み着いている猫達のおトイレを、購入して参りました。 今は未だ設置されていませんが、もう少ししたら、されると思います。やはり、あちこちでされると駄目ですから。そして、避妊去勢後は、最後迄面倒を見る。 それは、何処の外猫捕獲ボランティアさんも同じ筈です。尚中には、餌付けから、捕獲から何から何迄自分でやられている方もいますね。そうやって自然淘汰をさせていく。つまり生ませない、増やさない。そこで生涯を送らせる。それが地域猫。 餌を与えなければ、猫は寄り付かない、というのは、ある意味当たっているでしょうが、そうなると、私も紹介のURLを見てきましたが、やはり私が思っている通りの事を書かれていましたよ。猫の生活テリトリーというのがあるから。当然ゴミ箱アサリ、又家の中に侵入して、食べ物を盗んでいきます。生きて行く為に。 そしてそのままだったら子を残す。 結果どうなるか?ですよね。 そしてその傍らで、飼い猫は、できるだけ室内飼いをする事でしょうか。推奨されている様に。地域猫、野良猫、野犬と言われる元は、飼い犬、飼い猫が身勝手な理由で遺棄されたり、放し飼いにされる事によって、増える訳ですから、徹底して、飼い主達には、避妊去勢手術を推奨、或いはコントロール制限を着手させる、と言う事でしょうね。勿論放し飼い厳禁。

sonnabakana
質問者

お礼

以前にもお世話になりました。今回もご回答いただきありがとうございます。 元々野生の猫が存在すると言う事ではなく、捨てたり、放し飼いにされた猫たちが繁殖していった結果、野良猫が増え、その野良猫たちをなんとかしようというのが地域猫ということでしょうか。 最終的に飼い猫だけにする事を目標にしている、保健所に直行ではなく、今いる猫たちの代で終わらせる、その為に地域猫活動を増やしてゆくという事でしょうか。であるならば、猫たちとの「共生」という言葉はあまりにもきれいごとの様に聞こえてしまうのです。 ただ、元々野生の猫はいない、もとは飼い猫、捨てられた猫たちによって増えていったの猫たちを減らしてゆく運動と考えれば、何故自治体は去勢費用は出すが、餌場は確保しないのかわかる気がします。 母たちも随分前から地域にいる猫たちを確保、獣医さんと協力して去勢、都内の保護団体に預けたり里親探しをしたり、見つからなければ地域で管理するという事をしています。かなりの割合で減ったらしいですが、それでも反対する人はいるみたいでそれを静観している私は猫たちとの共生ではなく、ある意味その方たちとどう共生してゆくかのほうが難しいのではと思うのであります。 であれば、自治体が介入してこの代で終わる努力をしている事をはっきりと伝えれば、要するに住民の話し合いでも納得しない人には区からはっきり伝えれば良いのでは、「共生」をうたい文句にするのであればそういう話し合いになぜ介入しないのかと思った次第であります。ただ今回皆様のアドバイスをいただき地域猫という言葉の意味する所が少し分かったような気がします。私の考えは極端すぎるがゆえ、母とはあまり話した事はありません。 ただやはり地域によって地域猫の考えが違うのもわかります。子供たちやお年寄りが身近にいる猫たちと触れ合い、癒され、命の大切さを知る場としても必要な気がします。ただ、この様な活動をしている地域にわざわざ捨てにくる人がいると母が言っておりました。ある意味いたちごっこなのかもしれません。本当の意味で共生することはできないかも知れませんが、これを機に、母に協力してゆこうと思います。 はちゃめちゃな文章で申し訳ございません。ご回答いただきありがとうございましたm(_ _)m

  • NMMO2006
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回答No.2

こんにちは。 地域猫とは、名前に“地域”と入っているように、その地域と猫との共存を目指したものです。行政が行なっているのは、その一部(避妊去勢)の助成です。 地域猫活動についてですが、猫については『数を増やさず、その地域で余生を過ごさせる』でいいと思います。そのために避妊去勢を行ないます。 地域の部分については、猫が余生を過ごすのに理解を得られるよう、避妊去勢だけして放置ではなく、たとえば猫トイレを設置したり、猫嫌いの人も納得できるようにしていかなくてはなりません。ここまでして、地域猫です。 行政が先頭を切って行なう、ということはないので、誰かが立ち上がらないと地域猫は進まないでしょうね。 とてもわかりやすいHPがあるので、見てみてください。

参考URL:
http://suminekokai.hp.infoseek.co.jp/
sonnabakana
質問者

お礼

ご回答いただきありがとうございます。 じょじょに【地域猫】とは何、という事がわかってきました。ただやはり、両極にいるもの同士、心のそこから分かり合える日が来るのは難しいですね。 うちの母は近所の友達たちと、猫を捕まえては近所の獣医に連れて行き、避妊手術を受けさせています。そしてみんなで餌場、トイレ場を設置、管理をしています。 ただ、ここまでしても、反対する人は反対します。ここまでしたからお墨付きをもらえるという訳でもなく、曖昧だなと、母の行動、反対する方たちを見ていて思うのであります。 >猫嫌いの人も納得できるようにしていかなくてはなりません これがどうも完璧にいってない様に思います。私はどちらの味方でもないです。ただ、母が一生懸命保護している姿や話を聞いていると、何もしないで反対ばかりしている人はどうかとは思います。 だからこそ、自治体がそういった餌やり場などの設置行動をなぜ起こさないのかと、疑問に思った次第です。地域住民同士の問題なんですね、一番難しい所には首を突っ込まないという事でしょうか。 たまに母とこの事で大喧嘩します。反対している人がいるのに何故餌をあなたがやらなければいけないのかと。やることはちゃんとして、そしてあげているのだからいいじゃないかと、悲しげにいいます。 わるい事言っちゃったかなと思いつつも、曖昧な気持ちでいた所、今回の疑問が沸いてきた次第であります。 これを機にちゃんと地域猫について考えてみたいと思います。 とても参考になるURL、そしてアドバイスをいただきありがとうございましたm(_ _)m

回答No.1

私の知っている限りでは、地域猫の扱い方は地域によって千差万別だと思います。 たとえば事実の話で、国内のある島でどんどん増える猫にとても困ったところが有りました。その島の方たちは対策として、市民グループをつくり自ら募金に励み、島中をひっくりかえしてメスを探し、時間を掛けてほぼ全頭避妊手術をしました。 今生存している猫に関しては、これもまた募金をつのって、また、地方自治体もその功績に期待して経費を出し、毎日野良猫たちにエサをあげています。 今では数頭しかいないそうです。 それから、野良猫へ餌をあげる行為ですが・・・ 獣医の間では「野良猫にエサをあげるということは無責任」とよく言われています。 それは、一度餌をもらった野良猫は毎日餌を食べに来るからです。 そして三日もすれば仲間もあつまり、そのなかで子猫が産まれ、生まれた子達は蛙やネズミを狩ることが出来なくなり、またその猫が子猫を産んで・・・ 餌をあげる人がいる事により猫がどんどん増え、困った人間はいずれあげなくなり、狩りを知らない野良猫はいずれ餌をもとめてゴミをあさるようになり、ごみだけでは栄養不足で餓死する・・・ 一匹の野良猫に安易に餌をあげるということは、その縄張り内の仲間や子孫数100頭、近隣住民にまで責任を取るべきということなんです。 野良猫は野生です。 野生の野良猫は、たとえば動物園で飼育しているライオンの寿命が長く、サバンナのライオンの方が寿命が短いのと同じで、家庭で飼育するより早く亡くなります。 人がご飯をあげればもっと長生きするのに、それは可愛そうなんでしょうか?長生きした野良猫は、ちゃんと冬を越せるでしょうか? 先ほどの島は野良猫を減らす事に成功しましたが、それは島だからという利点を生かしているからだと思います。 それは海があるからよそから猫がこないと言う事でも有りますし、増えたと言ってもその島が小さいお陰で本島に比べれば数が圧倒的に少ないからでもあります。 sonnabakanaさんがおっしゃるように、地方自治体は避妊するけどご飯あげないことに疑問をお持ちになって知ろうとするのはすごくいいことだと思います。 グレーな部分は解決しましたでしょうか? 私は固くしかひょうげんできないのですが、結局のところ避妊だけしてその後の生活を干渉しない地方自治体は、専門家と相談したうえでのそれなりの理由がありますよ~っとゆうことでした。 あ、中には考え無しのところもあるかもしれませんが・・でも法律上専門家に相談してからじゃないと決められないことだったとおもいますよ~。 出来るだけ多くの方がsonnnabakanaさんの質問をよみ、その質問に共感して同じような疑問をもってくださる事を祈ります。 参考になりましたでしょうか(・・;)

sonnabakana
質問者

お礼

ご回答いただき感謝いたします。 確かに地域により扱い方は全然違うかも知れませんね。以前テレビで地域猫についての番組をチラッと見た事あるんですが、確か東京の下町商店街にいる猫ちゃんたちに、みんなで餌をあげている、一見微笑ましい映像でした。 ただこれって反対する人たちもたくさんいるのでは、なのにこんなに堂々と餌を与えている、しかもテレビで、地域猫だから?という疑問が浮かびました。 やはり共存ではないですね。建前上綺麗ごとを並べて、あたかも双方の意見を聞いていますという素振りを見せているだけの様な気がします。人がご飯をあげればもっと長生きする、という考えで餌をあげる事には私は反対です。 ただ、生き物との共存を望むと言う事で地域猫というのが存在しているのであれば、少なくとも私の住んでいる地域(神奈川)にいる野生の猫たちが自然に食べ物にありつける環境にはない。すなわち人間側で地域ごとに餌場を設け、トラブルを少しでも少なくするという考えもなくてはいけないのではと、ふと疑問に感じました。 保健所に直行では反発が起きる、金もかかる、地域のみんなで仲良くやってくれ、反対する人たちとも上手くやってくれ、ということでしょうかね。ちょっと言いすぎでしょうか(^ ^;) 本当は、生き物みんなで上手く生きていければいいんですけど。大変参考になりました。ありがとうございましたm(_ _)m

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