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不思議に思いませんか?
常々、不思議だなぁと思っていることがあります。 それは、AVケーブル。TVとビデオデッキやDVDレコーダーなどとを接続する、あの黄色のピンコード。 だって、あれ1本で綺麗なカラー映像が送られてるんですよ。 音声用の赤白は、単純に音だからと納得できるのですが。 尚、コードは当然、信号用とグランド(アース)の2本でなっている事位は分かってますが・・・ お分かりの方、是非、やさしく分かり易く御教授ください。 質問ついでにもう一つ! 電話線は2本なのにどうして同時通話が出来るのでしょうか?合わせてこちらもお分かりの方、よろしくお願いします。
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ええっと 自分の理解している範囲で何かの参考になるかがんばってみます。 電線が電気を送る場合、電気をつけるため(豆電球をつけるために1.5vの電圧をかける)ところから、電話のようにその強さの強弱で音声情報を伝えたりいろいろできるように進歩してきました。 この、電線を通して電気信号で情報を伝えるということについて、1秒間にもんのすごい距離を行くことができます。この1秒間の間にできるだけ多くの電気の強弱を加減したり、on/offを繰り返すことがよりより高速にできるようになって、それをきちんと細かくルール化して伝えられれば、大量の情報を送ることができます。 赤白のケーブルでは音声の強弱を電気の強弱に変えてそれを音声信号として伝えておりますが、黄色の線は この電圧が0.00何秒入ってきたら、次の絵(画像)の左上からかきはじめるよ、この周波数のここにこれだけの電圧がプラスされていたら、ここをこれだけの強さで光らせて色は赤だよ・・・とかのルールに従った映像信号が流れてきています。日本やアメリカでは1秒で30枚分の情報(1枚につき 今から新しい画像の始まりだよ、明暗の情報、色情報など)が流れます。25枚の国もあります(別のルールを使って動いているということ)。 ただし、ルールが細かい分、きちんとルール通り信号がこないと正確に情報が伝わりません。赤白黄のケーブルを二股にわけて、2つのテレビで見たとすると、音声は問題ないが、映像はへんになることがあります(0.4ボルトきていなければいけないところが0.35ボルトしかきてないというようなことで正確でなくなる)。 「大きい電流がきたら大きな音を出す。小さければ小さい」という直接的な感覚で理解できる音声信号(波形モニターでみたら、強い音がでてると分かる感覚)と、届いた電気信号に含まれる情報を分類して引っ張りだして、画面を構成する。(波形モニターで見て、どんな映像が映っているかなんで分からない)その部分を赤白と黄の違い(赤白に比べて高度な信号処理をしている、短時間で伝わるその情報量の多さ)として見つけ、質問したのではと感じました。 電気信号によるカラー映像の歴史はまだ日は浅いですが、大したものですよね。素直に感動したいです。また、冒頭にもどりますが、電線を伝わり電気信号で情報を伝えることについては、これから先、もっとずうっとたくさんの情報量が伝えられるよう開発が進むと思いますし、デジタル技術も含めて信号処理技術ももっと効率よくなっていくと思います。それに伴い映像ももっと新しい規格が出るたびにどんどんよくなっていくと思われます。 以上 テレビ画像中心に説明を試みました。
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- takshii
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わかりやすくということなので、 見えない電気信号を、目に見える海の波にたとえてお話します。 白黒テレビの頃は明るさを表す輝度信号だけでした。明るいところは波の高さが高くて暗いところは波の沈んだところだとすると大きな模様は波の幅が1mとか2mとか大きくて、細かい模様は10cmとか20cmの細かい波になります。色を表す信号ですが実ははばが1cm程度の細かいさざ波を大きな波の表面に乗せて送っています。ただしこの波は幅の変化は無くて、必ず1cm幅です。色の濃さは波の高さに置き換えて、色相(どんな色にするか)は波が少し左にずれているか右にずれているかというずれ量に置き換えて送ります。こうして大きな波の表面にさざ波が乗っている、というひとつの波で明るさと色を送っています。ひとつの波なので黄色いケーブル一本で送れる訳です。 TVの中ではこの幅1cmのなみとその他の10cm~数mの大きな波を分けて輝度信号と色信号を取り出しています。実際は色信号も2種類あって、そこからRGB信号を計算してブラウン管、LCD、プラズマの3原色を光らせています。 ところで白黒でもすごく細かい模様は幅1cmの波になることもありえますよね。そうすると色がないのに色が付くクロスカラーという現象が現れます。13インチの安いTVなどでは細かい縞模様のネクタイやシャツに赤や青の色が現れるのはこのためです。 逆に折り紙のふちのように色が急に変化するところには白黒のぶつぶつが流れて見えることがあります、これがドット妨害です。 最近のTVではこんな症状は見えません。それは歯のピッチが1cmの櫛のようなもので細かい波だけを選り分ける仕組みが内蔵されているからです。これを櫛形フィルター、英語でコムフィルターといいます。カタログ等で見たことありませんか? 話し出すときりがありませんが、今日はこの辺で(^_^)/~~ 電話については専門外です、すいません、m(_ _)m
お礼
御回答ありがとうございました。 特に、波による具体例がとても分かり易かったです。 カラー映像が一本のケーブルで送る事が出来るのはそういう理屈からだったのですね。 あわせて、白黒TVでのクロスカラーという現象の理由も分かりました。
- snoopy-ELMO
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TVアンテナは、信号用とグランド(アース)の2本のみです。 それで、映像と、音声を受信しています。 ★電気的に周波数が違うから…とのこと。 カラーインターホン…(アイホン・松下その他)のように、 「2芯線」で「カラー映像・音声」も伝送しています。 TV等の接続に「黄・赤・白」と、分けているのは、 ノイズ(干渉)の影響を、極力避けるのが目的ではないでしょうか? ●ノイズ(干渉)…これを極力避けるために、 「黄」→→「S端子」→→「コンポジット・D端子」 になりました。 http://www.satellite.co.jp/picture-t.html 以上
お礼
御回答ありがとうございました。 参考になりました。
- eye3
- ベストアンサー率36% (149/408)
なるべく分かりやすくということなので。 ステレオ音声をモノラルテレビで見ても問題ありませんよね? 右と左を合わせて、出しているわけです。 映像も色と光を合わせて出しているのです。 簡単に言えば、0と1でパソコンは何でもできますよね?そんな時代だから、映像を見るぐらい一本のコードで出来ます。 綺麗な映像というのは間違いです。 彩度も色も明るさもごちゃごちゃで、滲んだような感じに見えます。 試しにS端子(分からないかな~)などで見てください。黄色いケーブルより綺麗に見えるはずです。 その上に、D端子やHDMIなどもあります。 例えばPCのモニター接続は、RGBかDVI端子で分けて送っているから、文字も滲まずに綺麗です。
お礼
御回答ありがとうございました。
- zap35
- ベストアンサー率44% (1383/3079)
ビデオ信号は二次元の画面を縦方向に525本の走査線で描画します。これを1秒間に30回繰り返します。(実際に画像信号がのるのは480本) カラー画像はR、G、Bの三原色に分離されますから走査線1本分を描画するのに、3本の信号を送ります。 詳しくは下記URLを参照してみて下さい。
お礼
御回答ありがとうございました。 URL、参考になりました。
- saru_1234
- ベストアンサー率33% (452/1341)
ビデオ信号 日本では NTSC という方式で, 参照URL にあるような実に複雑な形の信号を 使うことで, およそヨコ 600xヨコ 525 画素の画像を, 1秒間あたり30フレームという速度で 動画として画面に映す能力があります. 実際に画像として使うエリアはもう少し狭いです. まぁ全部が1つの信号にまとめているため, あまり細かい画像信号は使えないとか 弱点はあります. 電話はこちらの送り側とあちらの送り側ではちょっと異なる加工をしてから 混ぜてます.受けた側はそれぞれ違う戻し方をすることで 自分の声が混ざらずに相手の声を聞くことができます. もうちょっとすごいのは、信号の他に電話局から48Vの 電源も供給してくるということです.
お礼
御回答ありがとうございました。 特に、電話の方がとても参考になりました。
- kun
- ベストアンサー率10% (24/226)
テレビのアンテナ線って同軸ケーブルでコネクタはピンコネクタですよね。これと同じようなものです。(厳密には違いますが) 電話は自分の声と相手の声を重ねて受話器(スピーカー)に出力するので同時通話ができます。 初期の携帯電話は自分の声が受話器へ出なかったので大声で話す人がいっぱいいました。
お礼
御回答ありがとうございました。 参考になりました。
お礼
御回答、ありがとうございました。 まさに、赤白と黄色の違い=音声信号に比べ、高度な信号処理をしているらしいのだが、しかもそれがたった一本のケーブルで!?・・そこのところの不思議さに質問の端を発しているのでした。 とても分かり易かったです。